マレーシアは物価の安い国として、旅行や留学の地として人気が高まっています。日本ではなかなかいけない高級レストランなども、マレーシアならいくことができるかもしれません。
ただし、なかには日本で買うよりも価格が高いものもあります。なにが安くて、なにが高いのかを知っておけば、マレーシアを訪れる際に役に立つはずです。
そこで今回は、マレーシアの物価についてくわしく解説します。旅行や留学などマレーシアに滞在する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
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マレーシアの物価は、日本の物価のおよそ3分の1です。マレーシアの通貨はリンギットであり、1リンギットは25~35円くらいになります。
アジアの観光地の中でも物価が安い国とされるマレーシアですが、2015年4月から6パーセントの消費税が課税されました。また、時期によって為替相場は変動するので、マレーシアに訪れる前に調べておきましょう。
近年日本のスーパーマーケットがマレーシアに進出しているため、現地で日本の食材などを購入することができます。
また現地のお店でも、日本から輸入した食品を取り扱っていることがあります。
マレーシアは物価が安い国ですが、輸入品は関税の影響で日本の価格よりも高くなってしまいます。
日本の食品などをマレーシアで購入すると高くなってしまうので、持っていけるものは極力持っていくようにしましょう。
他にもレタスなどの高原野菜や鮭などの白身魚といった食材は、外国からマレーシアに輸入されている食品なので、価格が高くなります。
マレーシアで生産された食材は安いので、南国の果物や香辛料を気軽に味わうことができます。
マレーシアは多民族国家なので、食文化にもその影響があらわれています。
レストラン、屋台で、色々な国の料理が食べられるのはとても魅力的です。
料理の値段は、お店によって様々なので、美味しい料理が安く食べられるかもしれません。
マレーシアは物価が安いため、高級店での外食などは日本よりも気軽にいくことができます。
ただし、お店によってはチップを求められるケースがあるので、それを踏まえて予算を決めましょう。
次に、日用品おけるマレーシアの物価をみていきましょう。
先ほども説明したように、マレーシアには日本のスーパーマーケットがあります。
日本の洗剤や化粧品などを購入できるため、生活に関して困ることは少なく、安心して過ごすことができると思います。
ただし、それらの商品は関税の影響を受けるため、日本で買うよりも価格は高くなります。日本のシャンプーやボディソープなどは、日本の1.5~2倍程度の価格になるので、ある程度の日用品は、持参するとよいでしょう。
マレーシアの物価で忘れてはいけないものが交通機関です。
マレーシアでの主な交通機関は、日本と同じく電車やバス、タクシーになります。
ただし、日本と比べると電車の運賃は高めです。Touch’n GOと呼ばれる、マレーシアで購入できるICカードを利用すれば、お得に交通機関を利用できます。
現地に到着したら購入しておくとよいでしょう。
交通費を安く済ませたいのであれば、バスやタクシーを使うとよいでしょう。
タクシーには、一般タクシーと高級タクシーがあります。
一般タクシーは赤と白のボディで、高級タクシーは青を基調としたボディが特徴です。
値段は2倍程度違うので、安く済ませるなら一般タクシーを利用しましょう。
しかし、外国人旅行客に対してのぼったくりや、強盗事件なども起きているので、心配な場合は高級タクシーを利用するとよいでしょう。
またブキビンタン駅周辺では、16~19時ごろは車が渋滞します。
ピークアワーと呼ばれるこの時間帯は、タクシーの運転手も駅に近づきたがらないので、別の交通機関を使いましょう。
マレーシアはイスラム教の国であり、イスラム教徒の飲酒は禁止されています。
ただし、多くの宗経、民族も一緒に暮らしているので、マレーシア国内でのお酒の販売は認められています。
マレーシアは物価が安いですが、世界的にみても酒税は高い国です。
お酒を飲む方だと、どうしても費用がかさんでしまいます。
とくに輸入品のお酒は値段が高くなるので、日本産のお酒などは、日本での価格の1.5~2倍程度にもなります。
もし、マレーシアでお酒を楽しみたいのであれば、現地のお酒を飲むことをおすすめします。また、マレーシアに入国する際に、1リットル以内のお酒であれば持ち込むことができます。安く済ませるために、ウィスキーなどを持参するのもよいでしょう。
マレーシアは基本的に日本より物価が安いため、生活に困ることは少ないでしょう。
また、日本のスーパーマーケットが進出していることもあり、日本の食材や日用品などを現地で購入することができます。
しかし、そのような輸入商品は値段も高くなります。
ある程度の日用品は、日本から持っていくことをおすすめします。
また、イスラム教の国であるマレーシアでは、お酒に高い税金かかることにも注意が必要です。
日本のお酒の場合は2倍程度の値段になることも多いです。
お酒代を安く済ませるためにも、1リットル以内のお酒であれば、入国の際に持ち込めることを覚えておきましょう。
マレーシアの物価を把握しておくことで、マレーシアでの生活をよりよいものにできるでしょう。
もしマレーシアを訪れる機会があれば、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ロングステイ人気No.1のマレーシア。主に3つの民族が混在する多民族国家ですが、 互いに尊重する国民性、東南アジアの中でも経済的にも豊かであることから治安も穏やかです。 多民族文化らしく、外食でも様々な国の料理をリーズナブルに味わうことができるのも魅力の一つ。 東南アジアの中心に位置するため、多くの国からのアクセスが良好で、様々な国から留学生や移民が集まっています。 そのような土地柄のため、共通言語としての英語の能力はトップレベルで語学留学にも最適な環境。 リーズナブルかつ住みやすい環境で、国際的な感覚を養うことができます。