海外留学エージェント「スマ留」を運営する株式会社リアブロード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:神田 慎)は、立命館アジア太平洋大学(APU)のプログラム立案コンテストで優勝した大学生チームの企画をもとに、サステナブルな海外留学プログラムの販売を開始しました。本プログラムでは、収穫時に約70%が廃棄されるカカオの現状を学ぶため、参加者はフィリピン・ボホール島のカカオ農家を訪問。英語を学びながら、現地での体験を通じて持続可能な農業のあり方や、フードロスの課題への理解を深めます。
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昨年11月、立命館アジア太平洋大学(APU)で開催された「中高生留学プログラム立案コンテスト」にて、同大学の学生チームが企画・監修した「廃棄カカオ豆の再利用を学ぶ実践型留学プログラム」が社会貢献性と実現性の両面で高評価を獲得し、優勝。「食品廃棄を改善する糸口を見つけるとともに、学生への学びの一環になれば」との想いのもと実現に至りました。
カカオの果実は、一般的にチョコレートの原料となる「種子(カカオ豆)」のみが使われ、果皮やパルプ、ジュースといった残りの部分は、これまで多くが廃棄されてきました。こうした“もったいない”に目を向け、フィリピン・ボホール島では、カカオの廃棄部分を活用する取り組みが広がりつつあります。本プログラムでは、現地の取り組みから学びを得ると同時に、参加者自身が新たな活用アイデアを考え、発表する機会を用意。英語力の向上は勿論のこと、現地の課題に向き合いながら、探求心と創造力を育むことを目指します。
販売に先立ち、学生たちは実際にカカオ農家を訪れ、栽培や加工の工程を視察しました。さらに、台風による倒木や猛暑による病害など、農家が抱える環境問題についても直接話を聞き、現地のリアルを肌で実感。こうした現地での気づきが、フードロスや環境課題に配慮した新たな留学プログラムの形へと繋がっていきました。
オンラインミーティングでは、学生が主体となって意見を出し合い、社員と共に企画を深めていきました。視察で得た気づきをもとに「何をどう伝えるか?」を真剣に議論。単に社員から教わるだけでなく、自分たちの視点や想いを言葉にし、社員との対話を通じて企画にリアリティを加えていきました。
▼当社商品企画チームに所属する社員とのオンライン企画ミーティング
高校時代の留学をきっかけに「今度は自分が届ける側になりたい」と思い、この企画に参加しました。理想と現実のギャップに直面し、思い描いた内容がターゲットやスケジュールに合わないなど、苦労も多くありましたが、実際に留学プログラムを提供する企業のご担当者様から多くの助言を頂けたことで、内容の改良を重ねることができました。大学生の立場としては、こうした実践的なフィードバックを得られる機会は非常に貴重であり、将来を考える上でも大きな学びとなりました。チームで話し合い、改善を重ねる中で少しずつ形になっていく過程では、相手のニーズを考え、伝え方を工夫する視点を学べたと感じています。
またこのプログラムは、特に「挑戦したいけれど不安」という人にこそ参加してほしいと考えています。不安があっても、飛び込んでみることでしか得られない学びがあります。ぜひ実際に参加していただき、中学生・高校生の皆さんの可能性を広げるきっかけになれば嬉しいです。
留学先:フィリピン(セブ)
留学日程:①8月10日(日)~8月16日(土) ②8月17日(日)~8月23日(土)
語学学校:QQEnglish Beach Front Campus
応募条件:中学生・高校生
申し込み締め切り:2025年5月29日(木)まで
募集人数:各日程20名
※応募状況により、募集締切日や推行予定が変動する可能性があります。
大変好評をいただいており、既に半数が埋まっております。満席間近のため、ご関心がある場合はお早めにお問い合わせください。
▼プログラム詳細・お申込みはこちら
https://lp.smaryu.com/junior