英語圏に来れば英語はしゃべれるようになるのだから、語学学校には行かなくてもいいのではないだろうか?
1年間もカナダに滞在するのだから、帰国間近に受ければTOEICの高得点の取得も何一つ難しい事はないのではないだろうか?
このように考える生徒さんは意外にも多いです。でも実際の話で、 個人で英語環境を作るのに失敗したために、1年間滞在しても英語が喋れるようにならなかったという人はたくさんいます。
また1年間もカナダに滞在して受けたTOEICが500点もなかったなど、皆さんが想像するよりも英語学習はよっぽど難しいようです。
今回はそんな皆さんに重要な事をお伝えしたいと思います。それは英語を伸ばす上でとても重要な事です。それはずばりアクティビティの利用です。
アクティビティと言えば、BBQやカラオケなどのイベントから語学学校で知り合った友達との旅行など数えればきりがないです。英語を伸ばす上でのコツでもある、この アクティビティで得られるたくさんのメリットを再検証して解説したいと思います。
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語学学校の旅行やBBQなどのイベントで、自分自身を無理やり英語を話さなくてはいけない英語環境に引き込むことが可能です。このような環境にいれば英語は自然と伸びます。
またこのようなアクティビティを通じて、異性の恋人をGETしたり親友と呼べる友達をみつける生徒さんもよく見かけますが、これは英語上級者に向けての大きな第一歩です(このような状況は英語学習者から言わせてもらえれば、宝物が見つかったと言えるに等しいです)。
異性の間でも友達の間でも、異文化をお互いに理解するには英語を使うしか方法はないです。ですので英語をさらに勉強する必要があります。そのため英語の勉強がさらに身に入るようになります。
留学中の英語の上達=英語を使った頻度と言っても過言ではないのです。ほとんどのケースで英語を使う必要がある行事、それがカナダ留学中のアクティビティなんですね。
イベントやアクティビティなどに参加することは、何もあなたの英語のためだけではありません。あなたのメンタル面でもプラスに働きます。夏の間や冬の間に、部屋の中に一人で閉じこもっているままではストレスを溜めてしまいます。
アクティビティには、そのようなストレスを軽減するような作用もあります。アクティビティをうまく活用してストレスを減らしてください。
ちなみに日本人だけしかいないような環境でも(英語を話せないような環境)、アクティビティの参加はすべきです。何度も書きますが、ストレスをためすぎると最終的に海外にはいたくないと考えるようになります。
そのなると留学を成功させることはできません。英語を勉強する気にもならないからです。
また一人でも(友達と行ければなお更いいですが)、 自分が好きな場所や興味がある場所などに行ってみることをおすすめします。アクティビティはストレス減らしながら、自分の好きな事を英語で勉強できるイベントの一環でもあるのです。
英語を勉強することは異文化を学ぶことに等しいです。英語という言語は文化を土台に作られています。例えば北米ではI am loving itというフレーズが近年は市民権を得てきています。
マックのCMで使われたり、歌で使われたり様々です。しかし皆さんご存じの通り、このフレーズは文法的に間違いなのです。にもかかわらず一般的に社会に浸透しているのですから、文化が英語を作っている言えるのです。
さらにlong time no see(I have not seen you for a long time)という英語のフレーズもよく聞くフレーズですが、実はアメリカに移民した中国系の人々が作った言葉なのです。
それが今ではアメリカだけに限らずカナダやイギリスでも一般に使われているのです。異文化コミュニケーションがいかに大切かわかっていただけたと思います。
これから海外留学するみなさんには英語を勉強するというよりも、 異文化コミュニケーションを通じて英語圏の文化を勉強していただきたいのです。結果的に英語の上達につながるのです。
そしてそのようなチャンスに恵まれるのがアクティビティなのです。実際に生きた英語を耳で聞いて勉強してください。
人間は色々な経験をすると精神的に大人になれます。これは何も英語の力だけを考えて言っているのではありません。アクティビティを通していろいろな経験をすることで、あなたの忍耐力があがったり考え方が柔軟になったりします。
例えば、語学学校で会うだろう他の国の生徒たちと親交を通して考え方が柔軟になっていきます。南米の学生は約束の時間にしょっちゅう遅れる事が多い反面、東アジアの生徒は約束の時間前には来る生徒が多いです。
しかしこれは南米の生徒が時間に遅れるから悪いのではなく、南米の文化がそのように時間にルーズな考え方があり、物事の考え方が日本や東アジアの国とは異なるのです。
ですのでそのような事実を知れば、怒るというより他の文化について一回深く考えさせられます。そして次回の約束の時は、30分ほど遅れて待ち合わせの時間に行けばよかったりします。
相手の文化を知って相手の文化に合わせることができるようになる、これはあなたが色々な経験をして成長している証拠なのです。
グローバル感覚(国際感覚)を養うと言う言葉をよく聞きますが、実際にはどのような事をいうのでしょうか?
辞書によると
“国外のさまざまな文化や 価値観を知り、自国内に限った観点ではなく国際的な観点からものを考えることのできる感覚。自国の常識に囚われず、より広い価値観や考え方で物事を捉えるセンス。”
とあります。日本に帰国して英語を使うということはこのグローバル感覚が重要になります。
つまりあなたがカナダで勉強する外国人の文化を理解して、自国の常識で判断すのではなく、国際的な観点から物事を考えられる事。たとえばビジネスの相手が中国人なら、相手のメンツを大事にすることは非常に需要ですし、カナダ人ならあなたの意見を率直に話すことが、ビジネスを円滑に進めていく上での国際感覚と言えないでしょうか?
そのような 他国の常識を勉強するのは、アクティビティなどで友達を作ってしまえば簡単にその国の考え方などがわかることが多いです。アクティビティがあなたの未来のためにもいかに重要かということですね。
英語力は 英語を使わないととても早く低下していきます。ですので帰国しても英語を使える環境づくりが必要なんです。
留学生のほとんどの方に共通している事ですが、留学期間は長くて一年程度です。そしてその留学が終わった後は、英語を使い続ける予定はありますか?実際にたくさんの人が英語力は留学中がピークで、それが終わったあとは緩やかに英語力が下がり続けるということが一般的なんです。
それを抑える方法は、基本的に英語を使い続ける事しか方法はありません。ですのでカナダ留学中にできるだけ多くの生徒と親交を深めましょう。
そしてフェイスブックなどのアカウントを聞いて友達申請です。日本に帰っても英語を常に使えるようにしましょう。つまりこれはWin―Winの関係であるということが言えますね。ですのでどんどん増やしていきましょう!
海外に留学した時にできる友達は、何年経ってもいい友達でいることのほうが多いです。LINEやスカイプなどの通信技術が飛躍的に向上した今では、SMSを通じてお互いの事をさらに知ることが可能です。さらに海外旅行の際に観光の案内をしてくれたり、かなり心強い味方になってくれます。
さらにあなたがカナダに留学した時にできた友達が、日本に来るなんてこともよくあることです。実際の話で、Facebookで語学学校の旧友が日本旅行で再会なんてことが起こっています。
日本の文化を英語で伝えるなんてカッコよくないですか?そんなことが実際にアクティビティを通してできた友達とできるのですから、アクティビティを活用して友達を作らない手はないですよね?
何故アクティビティが大事なのかということで書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
外国人の友達を作るということが、 あなたの英語を伸ばすという意味だけではなく、内面的にも経験を積んであなたのメンタル面も成長できることが分かっていただけたと思います。