フィリピンのセブ島は実は子連れ旅行にぴったり!子供の数も多く、寛大な心とおもてなしの心を持つ人の多いフィリピンは子連れ旅行の良い思い出になるに間違いありません!
セブ島に詳しいライターが、子連れにぴったりの5つの理由と共に、この記事では子連れにおすすめの満足プランの例もご紹介します。
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「フィリピンってなんだか危ないイメージ」「本当に子連れでおすすめなの?」と思う人も多いと思います。まず最初になぜ、フィリピンのセブ島が子連れ旅行におすすめなのか、5つの理由についてお話しします。
日本からセブ島のフライトは4時間半〜5時間です。東京の成田からですと5時間、名古屋や大阪ですと4時間半ほどで到着します。
長時間のフライトは大人にとっても辛いですが、お子さんはもっと辛いはず。なかなか海外へ行こうにも行けませんよね。ハワイやタイは7時間〜8時間、ベトナムでも8時間、ですが、セブ島であれば「台湾(4時間)+1時間」あれば着くのでお子さんへの負担が少ないんです。
時差も1時間なので時差ボケの心配もありませんし、生活リズムが変わってしまう心配もありません。
子供大国であるフィリピンは出生率が高く、フィリピンにいると小さい子供が多いのが実感できます。そのため、フィリピン人はみな子供が大好き!
飛行機内でも客室乗務員は子供の接し方に慣れていますし、気をつかってくれます。周りのフィリピン人も子供に対してはとても寛容で、子供が多少騒いでいても泣いていても、動き回っていても怒ったりしません。
*もちろん限度はあります。
レストランで走り回っても問題なし!日本では肩身の狭い思いをする親御さんが多いと思いますが、フィリピンではそういったことを気にすることがなくなるんです。
ホテルでも、参加するオプショナルツアーでも常にスタッフがお子さんの面倒を見てくれるので安心です。お子さんものびのびとした環境で良い体験ができるはずです。
物価が安いフィリピンのセブ島は、食事代はもちろん、ホテル代やオプショナルツアー代も総じて安いです。ハワイやグアムへ旅行するよりも遥かに安い金額で旅行ができます。
航空券も現在はLCCが就航しているので、安く抑えることが可能です。
セブ島では小さいお子さんでも安心して遊べるアクティビティが多いです。子供大国フィリピンだからこそ、子供向けのアクティビティ、子供向けの施設がとても充実しています。
例えばリゾートホテルではシュノーケルを楽しんだり、プールで遊んだりできます。プールも子供向けの水深の浅いエリアやウォータースライダーなど施設も充実しています。
アイランドホッピングは小さいお子さんも参加可能で、ジンベイザメウォッチングは一緒に泳ぐこともできますし、船上から眺めることもできます。
ショッピングモールには必ずといっていいほど子供向けの施設があるので、セブ島は子連れにおすすめです!
*遊び終わったらお手拭きや、子ども用のアルコール除菌で手を拭くことも忘れずに。
最後にセブ島をおすすめする理由として、アジアでも英語が通じる国だからです。フィリピンでは母国語は別にありますが、フィリピンという国柄、共通言語として英語が第二言語として使われています(島国のため、フィリピン国内でも母国語が異なるため)。
小学校から英語を使って授業をするので、ほとんどのフィリピン人は英語を理解できますし、話すことができます。字幕なしでテレビ・映画が見れるほど英語が得意な国なのです。
英語が通じるのであれば、多少の意思疎通も問題ありませんし、トラブルが起こっても英語で対処できます。英語が通じるということはかなりの安心材料のうちの一つです。
それではメインである子連れ旅行のおすすめプランをご紹介します!今回は中3日の4泊5日プランとなっています。中3日あれば十分に遊べるので是非、参考にしてください。
まずは到着日です。午後に到着するか、夕方〜深夜に到着するか、利用する便によって異なりますが、 基本的には翌朝のツアーに向けてゆっくり休むのがベストです。
もし午後に到着する便を利用する場合は、ホテルにチェックインしてプールで遊んだり、近くにスーパーで飲料やお菓子を買ったりしてのんびり過ごしましょう。
2日目におすすめなのが、ジンベイザメウォッチングです。ジンベイザメはオスロブというエリアにおり、マクタン・セブ市内から車で3〜4時間ほどかかりますが、それでもおすすめできるアクティビティです。
子連れ旅行の場合は専用車がおすすめです。大型のバンを利用するので貸切ですと広々と使え、ストレスもありません。
レンタカーDEセブのジンベイザメツアーの場合は、ジンベイザメシュノーケルの他にツマログ滝、シマラ教会の3カ所欲張りツアーに参加できます。 オプションで専用車にもできるので、子連れにおすすめです!
0〜3歳以下のお子様の場合はシュノーケル及び船に乗船ができません。親と一緒に陸上待機となります。 4〜5歳以下のお子様の場合はシュノーケルに参加できません。親と一緒に船の上で観察となります。お子様のオスロブジンベイザメシュノーケル及び乗船は、ツアー会社によって多少年齢制限が異なります。基本シュノーケルは5歳以上となっているところが多いです。
3日目は2パターン。
1つ目は滞在しているホテルでのんびりプールやビーチ遊び、キッズ施設での遊びです。特に5スタークラスのリゾートホテルに宿泊している場合は、子連れ旅行の場合はのんびりホテルで過ごすのがおすすめです。
リゾートホテルに宿泊していない場合でも、デイユースでリゾートホテルの施設とランチビュッフェを利用することができます。
特にお子さんが2歳以下と小さい場合はプール遊びメインがおすすめです。
2つ目は少し遠出してパパキッズという施設で1日遊ぶというプランです。パパキッズはマクタン島・セブ市内から車で1時間ほどの場所にある大型施設です。ジップラインや乗馬、釣りの他、海上アスレチックが楽しめます。
お子さんが6歳以上でアクティブに動き回りたい年頃の場合は、このようにアトラクションが豊富にあるパパキッズがおすすめです。
ジップラインは基本的に年齢制限・身長制限はありませんが、親御さんの判断となります。海上アスレチックは中学生以上が好ましいです。子供向けのアスレチックもあるのでそちらでしたら小学生以上であれば大丈夫です。
3日目は、前日に朝早くからジンベイザメツアーに出掛けており疲れていると思うので、状況に応じてのんびりするか、アクティビティに出掛けるか決めましょう。
4日目はセブ島観光で最もおすすめしたいアクティビティ、アイランドホッピングです。アイランドホッピングは小さいお子さんから参加できます。マクタン島にある港から船に乗り、2〜3の離島を巡りながらシュノーケルをしたりBBQをしたり、島に上陸して遊んだりするアクティビティです。
子連れの場合は乗合よりも貸切の方がおすすめです。島の滞在時間の調整も自由なので、周りに気を使う必要もありません。お子さんの気が変わり、帰りたい!もっといたい!というリクエストにも臨機応変に対応できます。
貸切プラン、家族連れであれば「ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング」のツアー会社を利用するのがおすすめです。家族4人、貸切と送迎を付けると10,696ペソ(22,000円ほど)です。それに入島料がかかりますが、格安で信頼できる会社なので安心です。
アイランドホッピングは遅くても16時ぐらいには終わるので、ホテルに戻ってシャワーを浴びてショッピングモールでお土産購入、夕飯という流れがおすすめです。
帰国日は利用する便にもよりますが、大抵の場合早朝〜午前中のフライトが多いと思うので、帰国日は基本なにもできないと思ってください。ゆっくり休んでホテルで朝食を取り、空港へ向かいましょう!
セブ島は冒頭でもお話しした通り、フィリピン人はみな子供が大好きです。ツアーのアテンドをしてくれるスタッフの方もすすんで子供の面倒や遊び相手をしてくれるので安心できます。
セブ島にはセブ市内・リゾートエリアのマクタン島含め、かなりの数のホテルがあります。ここでは特に子連れ旅行におすすめのホテルがあるのでご紹介します。
1番おすすめなのが、マクタン島のリゾートエリアにある「シャングリラリゾート」です。ホテルの敷地も広く、プールやキッズ施設も充実しています。レストランも数も多く、外へ出なくても1日中遊べるリゾートホテルです。
特におすすめなのがビーチです。シャングリラのビーチは海洋保護区になっているため、魚の数も多く、透明度も抜群です!きちんと整備されており、ライフセーバーもいるので子連れでも安心です。
接客も施設も申し分ないリゾートホテルです。一泊平均35,000円です。
子連れ旅行でも、小学生以上のお子さんの場合はJパークリゾートもおすすめです。Jパークではプール施設が充実しており、ウォータースライダーの設備もあります。
立地もよく、周りにはスーパーやレストラン、マッサージ施設やお土産屋も多いので出歩くのにも便利です。
リゾートホテルでもう一つおすすめなのが、プランテーションベイです。立地は少し悪く、周りには何もないのですが、その分ホテルの中で1日遊べるようになっています。
公式サイトより引用
プランテーションベイの特徴は海水を取り入れたラグーンです。海水だけではなくプールもありますし、カヤックやパドルボートのレンタルもあります。
最後におすすめするのが東横インです。東横インはリゾートエリアであるマクタン島側ではなく、セブ市内側にあります。そのため、海などのアクティビティに行くには遠いのがデメリットですが、施設はもちろん、ショッピングモール直結で色々と便利なホテルです。
プールは併設されている「ウォータースカイパーク」を無料で利用することができます。客室は日本の東横インとほぼ同じ、日本人スタッフもいるので言葉の面でも安心です。
朝食は付けるべき?
最後に、朝食は付けた方がいいのか、付けないで外で食べた方がいいのかという質問がよくあります。
朝食を付けるか付けないかで悩んでいる人は、付けた方がいいです。特にリゾートホテルに滞在の場合は、基本的にリゾートホテルで朝食を食べることになります。周りには朝早くから営業しているレストランがほとんどないためです。
東横インはもともと朝食が無料でついてきますが、セブ市内のホテルであればある程度朝食が食べられるレストランもあります。ただし、それでもできるだけホテルで食べるのがおすすめです。セブ島にはハワイやグアムのようなオシャレな朝食を食べられるレストランはあまりないからです。
ここではセブ島でジンベイザメウォッチングやアイランドホッピングに参加する際に、子連れであると便利な持ち物を紹介します。
まずは浮き輪や砂遊びグッズです。プールや海に入る機会が多いので、これは必需品です。浮き輪の貸し出しもあるところはありますが、持っていった方がいいでしょう。小さいお子さんの場合は、足をスポット入れるタイプの浮き輪がおすすめです。
アイランドホッピングでは砂浜もあるので、バケツやスコップなどがあるとより楽しめると思います。
レジャーシートも持っていくと便利です。アイランドホッピングではコテージを利用して休憩所として使えますが、お子さんはレジャーシートを敷いて利用した方がいいですね。
波打ち際で遊ぶ際にも使えるので、1枚は持っていきましょう!
セブ島の紫外線はとても強いので、日焼け止め+日焼け止め用のラッシュガードを着せるのがおすすめです。できれば長袖タイプを使いましょう。クラゲなどの外敵からも身を守れるのでおすすめです。
アイランドホッピング中は石鹸で手を洗ったり、食事前に手を洗うことができないので、ウェットテッシュを持っていくのがおすすめです。日本から持ってきてもいいですし、セブ島の薬局でも安く売っています。
ウェットテッシュと合わせてアルコールジェル・スプレーも是非持っていきましょう!セブ島は衛生面ではそこまで気にしなくて平気ですが、子連れの場合は食前はできるだけウェットテッシュやジェルで手を洗うことをおすすめします。特にキッズランドを利用される方は念のため、使用前や使用後は必ず除菌しておきましょう。
セブ島でもモール内のドラッグストアや、スーパー、ホテルにある売店で購入できますので、忘れた場合はこういった場所を利用されてみてください。
ここでは子連れ満足プランとして、3日間楽しめる充実した内容の具体的な費用についてご紹介します。
金額例としては、4泊5日、中3日間のプラン、大人2名、子供2名で算出しています。子供の年齢によって値段は多少前後します。
2日目 | ジンベイザメウォッチングツアー 貸切の場合22,900ペソ(3歳以下であれば無料) |
3日目 | リゾートでプール遊び 0円(宿泊リゾートの場合)、Jパークでデイユース利用 12,000ペソ(4歳以下は無料、12歳まで2,000ペソ、大人4,000ペソ)
パパキッズ エントランス60ペソ、遊び放題平日999ペソ |
4日目 | アイランドホッピング 4名7,196ペソ(2歳以下は無料)+貸切1,000ペソ+送迎2,500ペソ+各入島料 |
だいたいの値段はこのような感じです。
ジンベイザメ&アイランドホッピングで35,000ペソ前後です(77,000円)。3日目をパパキッズにする場合は、遊び放題999ペソまたはエントランスを支払い、乗りたいアトラクションのみ払うこともできます。のんびりプール遊びだとお金がかからないのも嬉しいですね。
お子さんが小学生や中学生でアクティブに動く年齢であればパパキッズでもいいかもしれません。5歳以下でまだそんなに動けないのであればプール遊びがおすすめです。
家族4人、航空券やホテル代除いて10〜15万ほどあれば十分の楽しめます!
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。