歴史ある中世の建物や、地中海らしい群青の海が広がる美しい島国マルタ。過ごしやすい気候と治安に恵まれたマルタは近年、学生や女性を中心に旅行先や留学先として高い人気を誇っています。
そんなマルタでは、これまでいくつもの映画が撮影されています。今回は、世界的人気作品を中心にマルタの雰囲気を感じられる映画を3つピックアップしました!
古代ギリシャの英雄、アキレスに扮する歴史大作。1人の美女を巡って起こった“トロイ戦争”を、壮大なスケールで描くスペクタクル・ロマン映画です。主演のブラッド・ピットなど豪華スターの共演にも注目です。
トロイ国(トルコ)とスパルタ国(ギリシャ)の2国間に平穏が訪れそうになっていた中、トロイの王子とスパルタの王妃の恋により史上最大の戦いが勃発してしまいます。禁断の愛が引き起こした史上最大の戦闘シーンは圧巻です!
トロイ戦争の舞台となった遺跡はトルコにありますが、映画の撮影はマルタで行われました。首都バレッタに程近いリカゾーリ要塞にてトロイの宮殿のセットが組まれました。リカゾーリ要塞はもともと、17世紀後半にマルタの港の入り口”グランド・ハーバー”を守るために造られた要塞です。聖エルモ砦の対岸、グランドハーバー入口の南東側から突き出た岬に築かれています。マルタの歴史を感じることができる場所です。
トロイで出征する主人公が母と別れるシーンは、ゴゾ島とマルタ本島の中間に位置するコミノ島のブルーラグーンで撮影されました。船が浮かんで見える程綺麗なブルーラグーンの海水は、世界トップレベルの透明度を誇っています。
ダン・ブラウンの同名小説を『アポロ13』などを手がけたロン・ハワード監督が映画化した超大作ミステリーです。トム・ハンクス演じるラングドン教授が古典芸術に隠された暗号を読み解き、巨大な陰謀に挑んでいきます。2006年に1作目が公開されてから、全3シリーズにわたって世界中で大ヒットしました。
トムハンクス演じる大学教授が講演先のパリで事件に巻き込まれることから始まる謎解きミステリーです。事件解決のため、難解な謎解きに挑んでいきます。最後に明かされる答えには歴史をも覆す驚愕の真実が…!ミステリー好きにはたまらない名作です。
この映画は様々なロケ地で撮影が行われましたがマルタもその1つで、首都バレッタの近くにある聖エルモ砦で撮影されました。聖エルモ砦は、聖ヨハネ騎士団がオスマントルコの侵攻に備えて建設した砦で、1565年に起こった大包囲戦の際には戦いの要となりました。約1ヶ月間続いた攻撃から最終的には墜落してしまいますが、結果的に騎士団を勝利へと導きました。
人気アニメ『POPEYE』が実写化された作品です。港町スウィートヘヴンを舞台に、町の人々のために活躍するポパイの姿を描いています。ロビン・ウィリアムスら出演者が見事にキャラになりきっている姿は必見です!
港町スウィートヘブンにやってきた1人の船乗りポパイと、悪徳保安官ブルートとの対決を描いた物語です。悪徳保安官ブルートは誘拐した子供の”未来を予見する能力”を使い、宝を奪いに行こうと悪事を働いていました。そんなブルートの悪事を知ったポパイは彼を止めようと戦います。
なし
※2020年5月現在
アニメPOPEYEの実写版で制作されたこの映画は、マルタのメーリッハにあるPOPEYE VILLEGEで撮影されました。もともとは映画のために作られたセットですが、現在はテーマパークとして残されています。レトロでかわいい家々やポパイに登場するキャラクターに扮したキャスト達はまるで絵本から飛び出したような光景で、子供から大人まで楽しむことができます。また、ポパイビレッジに面している海もとても綺麗で、夏は泳ぐこともできます!
マルタの雰囲気を感じられる映画3選はいかがでしたか?数多くの世界遺産や遺跡が残っているマルタ島は、古代・中世をモチーフにした作品の舞台になることが多いです。
マルタが舞台の映画を観て、留学中にロケ地巡りをするのもオススメです。ぜひこの機会にチェックしてみてください!
まだ知る人が少ないマルタ島にあるマルタ共和国は、シチリアの南、北アフリカのとの間に位置する「地中海のヘソ」ともいわれる小さな島国。 その立地でありながら公用語の一つが英語であることは珍しく、マルタ島留学は英語留学の穴場スポットです。 マルタ島はイタリアの南に位置し、ヨーロッパ各地へのアクセスが良好なことも魅力の一つ。 異文化交流、重層的な歴史、紺碧の地中海、年間通して温暖な気候、海の幸をふんだんに使った地中海料理、 マリンリゾートののんびりとした時間、良好な治安など語りつくせないほどの魅力がつまったとっておきの島、それがマルタ島です。