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小学生の頃に英会話教室に通い始めたことがきっかけで、高校生の時も英語部に入部するくらい英語が好きになりました。初めて海外に行ったのは高校の修学旅行で訪れたオーストラリアです。今まで自分が学んできた英語が実際に現地で通じることの嬉しさを肌で感じました。大学生になったら必ず長期で留学したいという目標を胸に英語学科に入学し、応募枠は少ないけれど挑戦してみようと学部の交換留学試験に挑戦。結果、学科2名の枠に合格し、アメリカへの長期留学の切符を手にすることが出来ました。
学部試験ではオーストラリア、イギリス、アメリカから選べたのですが、やはり本場アメリカで挑戦したいという思いと、アメリカ英語の綺麗な発音を身につけたいという思いからアメリカを選択しました。
私は交換留学生だったので、アメリカのオハイオ州の田舎にある大学で、現地の大学生同様の授業を受講しました。住まいも学校から徒歩で行ける大学の寮に滞在したので、現地の学生の生活を身近に感じられたことが大きな魅力でした。学校終わりには地域の小学校などに出向いて日本語を教えたり、老人ホームでボランティア活動をしたりと貴重な体験をすることが出来たことも大きな収穫です。
地域によって多様な文化や観光地なども異なり、州ごとによっての魅力がたくさんあるところです。私はアメリカに合計2年間住んでいたのですが、1度目は大学生の交換留学生としてオハイオ州の田舎に留学をし、2度目はフロリダ州オーランドのディズニーワールドで働いていました。
オハイオ州は本当に田舎で、空港から3時間も離れた場所だったので、アジア人も非常に少なくローカルな雰囲気でした。一方で、フロリダ州は同じ東海岸でも全く異なります。特にオーランドは”テーマパークの宝庫”です。ディズニー以外にもユニバーサルスタジオ等の遊園地があったりと、バカンスな雰囲気に溢れている都会です。州によってこんなにも魅力が異なるんだなと感じました。オーランドに住む人は田舎だって言ってたんですけど、私からしたら空港まで20分で何でもあるこの場所はオアシスだ!って感じでした。(笑)
一番好きなのはニューヨークです。 8回程訪れているんですが、何度行っても新しい発見があります。初めて行った時はちょうどホリデーシーズンでした。クリスマスマーケットやイルミネーションで街がキラキラしていて、その時に見たブロードウェイミュージカルは鳥肌ものでした。そのままあの有名なタイムズスクエアで年越しをしました。極寒の中、12時間立ちっぱなしでただ時を待つんですけど、大物アーティストが歌の披露にかけつけてくれたり、周りの電光掲示板も輝いていて全然苦じゃなかったです。年越しの瞬間に世界中の人とカウントダウンをして見た景色は一生物です。
ニューヨークは刺激的な街ですが、ちょっと足を伸ばすとローカルで、ファッションやカフェの街があったりなど様々な顔を見せてくれます。行く度にパワーをもらえるお気に入りの場所です。
元々、小学生の頃から英会話を習っていたこともあるのですが、しっかりと話せるようになったのはやっぱりアメリカに行って全ての環境を英語に置き換えたときからですね。日本で英語の勉強ももちろん出来るけれど、やっぱり人間は環境に大きな影響を受けるので、英語環境に身をおくことって大切なんだと感じました。1年目よりも2年目の方がもちろん会話力は上がりました。私の個人的な意見としては2年くらいは必要だったかなと感じます。そして使わなくなってくるとそれなりに英語力も落ちるので、意識的に継続することが大切だと思います。
留学前は会話よりどちらかといえばリスニング力や、試験で鍛えた文法やリーディングなどの日本人特有の分野が強かったかなと感じます。英語レベルで言えばTOEICは730点くらいでした。
英語力はリスニング力と会話力が格段に上がったと感じます。私はアメリカで働く経験も出来たので、より実践的な会話力や日常会話の習得も出来たなと思いました。ただ、2年滞在していたからペラペラか?といえばそうでは無いです。やはり純日本人がネイティブ並みに話せるようになるのは相当な努力も必要ではあるので、留学をすれば英語が話せるようになるかと言えば断言は出来ないかなとも思います。どんな環境でどんな目標を持って現地で生活をするかで変わってくると思うので、これから留学を控えている方にはなかなか長期で留学に行く事も難しい方も多いと思いますが、長ければ長いほど良いのではなく、行ける期間でどんな取り組み方をするのかが鍵だと思います。
自分よりも英語力があると感じる人と常に一緒にいることだと思います。留学となると世界中から留学生が集まってくるので、どうしても自分と同じくらいの英語レベルの友達を作って安心することが多いかなと感じます。実際に私がそうでした。自分よりも英語をペラペラと話す人とは怖くて話せないと思い、日本人やアジア人の人と関わる事が最初は大半でした。それが習慣化されてしまうと、ネイティブと話すときにより緊張したり、普段自分が話している英語のスピードより格段に速いと感じてしまうんです。なので、なるべく自分よりも英語力が高い留学生やネイティブの人と一緒に過ごし、その人が話す言い回しを真似したり、その人と同じくらいのスピードで話したり、そうしているうちに自分の英語力徐々に追いついてくると思います。気づいた頃にはあれ?私、話せてる!って必ず感じることができますよ!
新しい自分を見つけました。 日本にいるときは、周りに家族や友人などもいて居心地の良い場所で暮らしているので、生活に不便を感じることはありませんでした。しかし、海外へ行けば周りは自分を知らない人ばかりで、文化が全く異なります。居心地の良い場所を抜けて新しい環境に立ったとき、必然的に自分自身も変わりました。私って海外のこんなところが好きなんだなぁ、私って意外と環境に適応出来るんだなぁと自分が今まで気づくことの出来なかった強みや弱みと向き合うことができ、成長に繋がります。
ディズニーワールドで働いていたときに、マジカルモーメントにたくさん出会えたことが印象的です。
例えば、同性愛者の人がプロポーズをしたお祝いに私たち日本人で「幸せなら手を叩こう」を歌ったり、ハネムーンで来た新婚カップルに折り紙で作った指輪を渡したら喜んでもらえたり、水上花火のエンターテイメントに感動し涙しているゲストを真横で見守ったり…ゲストの幸せの時間の一部を毎日作れたことが一番の思い出です。
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。