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僕は大学時代、経営学部ということもあり全く留学に縁のなかった人間です。そんな中で就職活動が近づき、将来自分が何をしたいのか自問しましたが、その時の自分は特にやりたいことがなかったんです。ただ、「誰かのために働きたい」。それだけでした。そこで、自分探しに海外へ行こう!と決心しました。きっかけはこれだけです。英語力も0でした。ただ、自分とは何なのかを見つけたかったんです。そして、自分を厳しい環境に身を置くべく、日本人の少ないアイルランドに渡航することを決めました。両親は当初留学を反対していましたが、自分で貯めたお金で行くという条件のもとなんとか承諾を得て、未知の世界に飛び立ちました。
日本人の少ない厳しい環境に行きたいというのが主な理由ではありますが、単純にイギリスに近いところに行きたかったということもあります。イングランドのサッカーが好きなので、いつでも通えるアイルランドを選択しました。 自己成長することができ、なおかつ趣味も楽しむことができる最高な環境でした。
しっかりと英語を学ぶことができます。僕は、留学に行くからには着実に英語を身につけて帰ってきたいという目標があったので、長期留学を選択しました。また、学校に長期間通うことによって、より多くの国の人と交流することができるのも魅力です。友人関係はもちろんのこと、先生とのコミュニケーションもたくさんとれるので、色々と周りにサポートしていただきながら、楽しく学校に通うことができました。
アイルランドは、魅力が盛りだくさんの国です!まず1つ目は、とても人情味の溢れる国であること。すごくフレンドリーな国民性で、困ったらすぐに助けてくれます。2つ目は、日本人が少ないので、英語をしっかりと学びたい人には最適です!必然的に英語を話す環境なので、海外の友人も多くできます。他の国と違ってこれが一番大きなメリットかと思います。3つ目は、ヨーロッパ内を網羅している格安航空会社RyanAirを使ってヨーロッパ中を旅行することができるところ。イタリアまで3時間、フランスまで2時間ほどで週末でも気軽に行くことができます。料金もうまく行けば往復数千円!ヨーロッパ好きには最高の環境です。
アイルランド・ダブリンの南部の街、ミルタウン近くのWilde&Greenというカフェです。ここのピザトーストと紅茶が定番で本当に美味しいです。ホームステイ先から近く、時間があるときはここで勉強していました。 ここで知り合ったおじいさんに、よくアイルランドの歴史について話してもらっていたのが、とてもいい思い出です。店員さんや常連の人が話しかけてくれたり、英語も教えてくれました!帰国の前日に寄った際は、いつものメニューをサービスしてもらい、また来てねと言われたときは泣きそうになりました…。
渡航から約2ヶ月くらい経ってからです。最初は何を言われても英語を理解できなかったのですが、この頃あたりから自分からコミュニケーションも取れるようになり、日々が充実していきました!毎日予習復習し、先生が使っていた言い回しなどを日常に取り入れていくと、どんどん語彙力も上がっていきました。自分の伝えたいことも言葉として口から出てきていたので、英語が身についてきていると感じました。
英語はかなり苦手だったので、簡単な挨拶でがきる程度のレベルでした。正直なところ留学前もあまり英語の勉強をしていなかったので、全く話せない状態でした。
日常会話は差し支えない程度の英語力になりました。質問をされても、すぐ答えたり、自分から質問することができるようになったり。もう英語を話すことに関しては、全く抵抗がないレベルです。その影響もあり、ヨーロッパ旅行も一人で回りました。英語はどこに行っても通じるので、今まで抱いていた「言葉が通じないかも‥」という恐怖感は消え去りました!
まずは、失敗も恐れず人と話すことです。ホストファミリーでもいいですし、友達でもいいと思います。僕は人見知りを治したいという課題があったので、スターバックスなどに行き、相席した人と話すということを実践していました。最初は怖気づいていましたが、話しかけた人たちはとても親切に接してくれました。現地の方は、しっかりとコミュニケーションを取りたいという人に対して絶対に無視しません。むしろ熱心に聞いてくれるので、とにかく話すことが一番です!
世界中の人と友達になれることです。印象に残ってるのは、留学中にハウスメイトだったアルゼンチン人の友達と一緒にイタリア旅行に行ったこと。初めて海外の友達と行く旅行でしたが、本当に楽しかったです。昼は観光地を訪れたり、夜は部屋でワインを一緒に飲んだり‥滞在中に元クラスメイトのイタリア人の子と落ち合って、おすすめのレストランに連れていってもらったりもしました。そこのパスタは絶品で、絶対に地元の人しか知らない場所です。その後もなにかあれば連絡を取り合うくらい今でもかけがえのない友人で、そんな方々との出会いが留学の大きな魅力です。
楽しい思い出ももちろん沢山ありますが、印象的な出来事は留学最終日にスマホを壊してしまったことです‥。航空券やホテルの情報もすべてスマホに入っていたので、かなり焦りました。日本に帰ってから復元を試みましたが、データはすべて初期化されてしまい、留学中に撮った写真や友達とのメッセージもほとんど消えてしまいました。しかし、留学というものを「記録」に残すことはできませんでしたが、「記憶」という意味では今でも鮮明に残っています。何事も備えが重要で気を抜いてはいけないということを学んだと同時に、写真や映像が残らなくても、大切な思い出はずっと心に生き続けることを体感した出来事でした!
アイルランドは、緑豊かな大自然やヨーロッパの古くからの文化であるケルトのカルチャーを感じることができる国です。 人口の40%が25歳未満の若者と、とてもフレッシュでエキサイティングな国でもあります。 ヨーロッパに位置するが、物価は他ヨーロッパ国に比べて安いです。 また、休日を使って近隣ヨーロッパの国々へ気軽に旅行ができるところも魅力です。 教育に対してもヨーロッパトップレベルの水準で、大学進学希望者数も多いです。