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オーストラリアへの留学はメリットがたくさんあります。この記事ではオーストラリアへの留学を考えている人に、オーストラリア留学のメリットやデメリットを紹介します。記事の内容をしっかりと押さえて、オーストラリア留学を成功させてみましょう。
オーストラリアの留学先として、いくつかの特徴があります。まずはその特徴を押さえておきましょう。
オーストラリアへの語学留学だと主に3つの学校の種類があります。それぞれの特徴を表でまとめてみました。
学校 | 詳細 |
私立語学学校 | いろいろなコースと期間、カリキュラムを用意しており、一番自由度が高い語学留学ができます。 |
大学付属の語学学校 | 主に大学に進学を目指す人が利用する学校で、大学の所属する学生と同じように施設の利用ができる。 |
TAFE(専門学校)付属の語学学校 | オーストラリア州立の語学学校。選んだカリキュラムから様々な選択肢が用意されており、語学留学で英語をさらに習得したい人は別段階に進むことも可能。 |
オーストラリアは留学する人の英語レベルに合わせて、様々な選択肢から選べます。
またワーキングホリデー制度によって最長3年間働きながら留学することが可能です。
オーストラリアのワーキングホリデー制度とは、18歳から31歳まで、仕事をしながら留学ができるように4ヶ月の語学留学を保証しています。尚且つ同一の経営者の元で1年間に半年以上従事して働くことができる制度です。
ワーキングホリデーは通常1年ですが、特定の職種への従事をするとワーキングホリデーは最長3年まで延長することができます。その特定の職種とは以下の通りです。
1年ごとにこれらの職種を半年以上従事する必要があります。肉体労働になることが多いですが、3年間英語漬けの生活を送れて、しかも生活費の心配が少なく留学ができます。
[H4]自然が豊かで観光スポットが多い
オーストラリアは自然の宝庫です。オーストラリアと言っても日本の約18倍の国土があり、6つの州と数ヶ所の特別地域があります。
それぞれの州で自然が豊かです。
エアーズロックは大自然が織りなす、年月をかけてできた一枚岩で、雄大な大自然を感じることができるスポットです。
オペラハウスはシドニーのシンボルにもなっている世界遺産で、独特な形をした屋根が特徴の建造物です。
グレートバリアリーフは、大きなサンゴ礁の集まりで、日本が全て入るくらいの大きさがあり、シュノーケリングの聖地です。
このように大自然や歴史的な建造物の観光もオーストラリア留学の楽しみの1つですね。
[H4]治安が良く生活しやすい
オーストラリアは領土問題などがなく、銃規制もあるので、治安が良い国です。
また他民族に対して寛容で、他民族文化を実践している国です。
住んでいる人も明るく陽気な人柄の良い人が多く生活しています。
元々が世界からの移民でできた国で、独自の多文化主義政策を実施しているため多くの留学生が学びやすい環境が整っています。
オーストラリアでは独自の教育システムを設けており、資格取得をサポートする制度があります。教育水準が高いことに加えて、資格取得へは外国人に対しても手厚いサポートがあります。
主な教育サポート制度 | 簡単な概要 |
ESOS(留学生のための教育サポート法) | 教育プロバイダの登録過程及び出願過程における学生に対する義務を定めた法律 |
ASQA(オーストラリア技能質保証機関) | 教育のコースや訓練プロバイダを規制し、指導する機関 |
TEQSA(オーストラリア高等教育質基準機構) | オーストラリアの高等教育の規制と監視、補償を行う機構 |
オーストラリアはこれらのサポート制度によって世界でも有数の教育レベルを誇っています。またこれらの教育の質から世界各国から留学生が集まって来ており、国際交流が自然とできる留学を行えます。
オーストラリアへの留学には主に4つのメリットがあります。その詳細などを解説します。
オーストラリアは欧米の留学に比べると留学費用が安く済みます。
留学期間 | オーストラリア | アメリカ | イギリス |
1週間 | 137,000円 | 177,000円 | 166,000円 |
2週間 | 196,000円 | 224,000円 | 190,000円 |
4週間 | 294,000円 | 319,000円 | 299,000円 |
12週間 | 574,000円 | 673,000円 | 619,000円 |
24週間 | 824,000円 | 987,000円 | 838,300円 |
(参照:スマ留スタンダート留学の費用)
オーストラリア留学は費用が比較的安いために人気が高いです。
学生ビザで語学留学する場合でもアルバイトができるので、生活費を稼ぎながら留学をすることができます。学生ビザで就労できる人気の仕事は以下のようなものです。
平均的な給料は時給10豪ドル(およそ800円)程度です。飲食業なら加えてチップが収入になります。
英語力に自信があるなら仕事は無数にあり、本格的に稼ぎながら語学留学をすることもできます。
ワーキングホリデー制度を利用した場合には、同一の雇い主に半年以上雇われて働くことが条件です。
日本とオーストラリアの時差は1時間以内です。そのため時差ボケをすることはまずありません。
特に短期留学の場合には、初日到着後すぐに動けることは、大事なポイントです。
オーストラリアへは飛行機を直行便にすると約10時間で着くことができます。そのまま滞在先へ行き、夕食を取って休むと、生活のリズムは変わることが無いです。したがって生活にすんなり馴染める留学生が多いです。このメリットは帰国時にも同じことが言えます。
オーストラリアの各都市は比較的温暖な気候で、過ごしやすいです。例を挙げるとシドニーの気温は以下の通りです。
季節 | 気温(1日の平均気温の目安) |
秋 | 14.6~22.2℃ |
冬 | 8.8~17.0℃ |
春 | 11.0~23.0℃ |
夏 | 18.6~25.8℃ |
冬も比較的暖かく、夏は涼しいと過ごしやすい気候です。また湿度が低く、日本のようにジメジメしている季節が少ないのも特徴です。都市によって異なりますが、オーストラリアは日本よりははるかに過ごしやすい気候です。
オーストラリアは南半球にあるので、夏にクリスマスイベントがあります。サンタさんがサーフィンをしている姿を目にするなど独自の文化・風習があるのも留学の楽しみの1つです。
オーストラリアでは政府によって留学生を保護する制度が設けられています。
先ほど紹介したESOS法によって留学生の権利が守られていて、契約に基づき返金制度もあります。
また留学をする教育機関はCRICOSに登録しないといけません。
CRICOSとは、留学教育機関としての条件を満たしているとオーストラリア政府から認められている証です。CRICOSの証明書がある教育機関なら安心して留学生活を送れます。
オーストラリアへの留学はメリットだけではありません。主に4つのデメリットがあるので、デメリットとその対策方法を知っておきましょう。
オーストラリアは人気の語学留学先で、日本人からも多くの留学生が行きます。
したがってどの都市の学校を選んでも日本人と出会わないことはないでしょう。
日本人留学生が多いと日本語でついついコミュニケーションを取ってしまい、英語が身につかない可能性があります。
対策方法としては、日本人とはなるべく一緒にいないようにしておき、連絡先だけを交換し、簡単な情報交換や帰国後に連絡するようにしてみることがおすすめです。
あらかじめ日本人留学生が多い語学学校なら、ホームステイを選択することがおすすめです。
生きた英語でのコミュニケーションを意識して増やし、英語習得を早めてみましょう。
オーストラリアをはじめとして南半球の方がオゾン層の破壊が進んでいます。現に南極ではオゾン層が完全に無い、オゾンホールが出来ています。
加えてオーストラリアは雨が少なく、日照時間が長いです。
このためオーストラリアの紫外線は日本の5倍から10倍だと言われています。
紫外線による日焼けやシミには注意しないといけません。
有効な対策は日焼け止めです。
オーストラリアでも売られていますが、日本人にはややベタベタすると不評です。
日本のSPF50PA+++の日焼け止めをある程度持っていくと良いでしょう。
ただし自分で使う量のみ持ち込み可能で商用と判断された場合には、オーストラリアの税関で引っかかるので注意しましょう。
日焼け止めが足らなくなったら現地のオーガニック系の日焼け止めがおすすめです。
オーストラリアはシドニーオリンピック開催後から物価が高騰しており、日本と同じ製品を買っても2割ほど高いです。
生活費には日用品や食費など、やや高めに見積もっておくことが大事です。
主な価格はこの表をご覧ください。
製品 | オーストラリアの価格(1豪ドル=80円換算) | 日本の価格 |
インスタントコーヒー(300g) | 1290円 | 780円 |
コーラ | 240円 | 150円 |
ハンバーガー(マクドナルド) | 480円 | 390円 |
りんご | 320円 | 500円 |
Tシャツ | 1500円 | 900円 |
オーストラリアでは日本より高いものもあれば安いものもあります。
高いものは外食と嗜好品、衣類、日用品などです。
安いものは野菜や肉などです。
そのためオーストラリアでは自炊をすることがおすすめです。市場などではさらに安くなっているので、市場を上手に活用しましょう。また飲料などは大型スーパーでまとめ買いがお得です。
電化製品はオーストラリアの方が高いです。そのため必要な電化製品は持ち込むようにするのがベストです。シェアハウスなどでは電化製品が揃っているので、身の回りに使う電気カミソリや美容家電などは持ち込むと良いです。
オーストラリアはイギリス訛りの英語をさらに訛りを加えた独特の発音をしています。
アメリカの英語では「r」を舌を巻いて発音します。オーストラリアの英語では舌を巻かずに省略して発音します。
アメリカの英語では「a」を「エ、エイ」と発音します。オーストラリアの英語では「ア、アイ」と発音します。todayをオーストラリアでは「トゥダイ」と発音します。
短縮形にすることを感じるのは日常の会話のやり取りです。代表的なものでは「thank you」を「Ta」と発音する人がいます。
したがって日常の会話で鍛えようと思うと、なかなか本来の英語を身につけることは難しい点もあります。しかし多くの語学学校では正確な発音で授業を行うので、語学学校でのやり取りや、シェアハウスならルームメイトとのやり取りで正確な英語を鍛えると良いでしょう。
英語を全く分からずに授業に臨むのは、理解力が上がりません。せめて何が分からないのかを尋ねられるくらいまで、事前にリスニング力やスピーキング力を鍛えておくことがおすすめです。留学エージェントの講習を活用したり、日本版の英会話習得プログラム等で予習をしたりしておき留学に備えましょう。
オーストラリアの留学をより楽しく充実したものにするために気を付けることを解説します。
留学エージェントを利用して上手に留学を成功させている人が増えています。
良い留学エージェントの条件としては
です。
スマ留では国と留学期間を入力するだけで、ある程度の料金が分かります。さらに24時間365日のサポート体制で現地での不安に応えてくれます。なおかつ、英語学習の事前勉強プログラムから、留学後の英語学習サポートプログラムまで充実しています。
スマ留を上手に活用して留学を成功に導いてみましょう。
オーストラリア留学で効率よく語学力を身に付けたいを思っている人は、できるだけ日本人の少ない都市を選ぶと良いです。
そこでアデレードをおすすめします。
理由は
またスーパーなども充実しています。
アデレードにある代表的なスーパーは
これらのスーパーは比較的日本のスーパーと変わらない価格であるため、自炊をすれば食費はかなり節約できます。
このように生活環境が整っているアデレードは、オーストラリア留学の穴場です。
オーストラリアの紫外線は日本の5倍から10倍だと言われています。
そのためいろいろな紫外線対策を並行して行うことが大事です。
日焼け止めですが、オーストラリアで売られている日焼け止めはSPF20~30のものが主流です。オーストラリア人は、こまめに日焼け止めを塗り直すことで紫外線から身を守ります。SPF20~30の日焼け止めなら、約2時間を目安に塗り直すことが必要です。
合わせて日焼け止めのサプリを併用することがおすすめです。日焼け止めサプリは効果が出るまでに2~3日かかりますので、オーストラリアに行く2日前には飲み始める必要があります。
その他に紫外線予防グッズとして、つばの大きな帽子や長袖のカーディガン、サングラスなどを用意すると良いです。
オーストラリア留学は、海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできます。 気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリアは、多文化・多民族国家であるゆえ、外から来た人も馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 他の国に比べて留学生に対する制度が充実していて、国を挙げて手厚くサポートする体制が出来上がっているため、不安が多い海外生活も安心して送ることができるでしょう。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもオーストラリア留学の大きなメリットです。