「留学はとにかく費用が高い」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。そこで、費用が安くて比較的日本から近いうえ、短期で語学力アップが期待できると人気のセブ島短期留学はいかがでしょうか。
人気の理由はもちろん費用だけでなく、充実した学習環境にあります。今回はフィリピンのセブ島への短期留学の魅力と、人気の理由に迫ります。
合わせて、セブ島留学の概要についてはこちらでまとめておりますので、セブ島への留学をお考えの方はぜひこちらの記事もご覧ください。
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留学を考えるうえでひとつの悩みの種となるのは、やはりその費用ですよね。どうしても留学=高額というイメージが先行し、その時点で立ち止まってしまう方もいることでしょう。
しかし、セブ島留学は欧米などの英語圏に留学する場合と比べて、全体的な費用がとても少なく済むのです。
セブ島短期留学では、一般的な学費・滞在費・生活費などが1ヶ月およそ15-20万円程度になるといわれています。これは欧米諸国への留学と比べ、約半分程度の費用となります。
欧米諸国では日本よりも物価が高い国も多くありますが、フィリピンの物価は日本のおよそ3分の1となっています。このため、滞在中のあらゆる出費が安く抑えられるのです。渡航費に関してもLCCなど安い航空券を購入すれば、全体的な費用をさらに安く抑えることができるでしょう。
学費なども安いからといって、教育の質が悪いわけではありません。セブ島留学が人気の理由は、充実したマンツーマンレッスンにもあります。
セブ島では受講生のレベルや習熟度にあわせて、1日6コマから8コマほどのマンツーマンレッスンがおこなわれる学校が多くなっています。希望であればグループレッスンの時間をマンツーマンレッスンに変えられることも多く、内容の見逃しや聞き逃しがありません。
それだけ多くのマンツーマンを受けられる体制は、日本の語学学校ではなかなか受けられるものではないでしょう。周りに遠慮せず、わからないことをその都度質問できるマンツーマンならではの環境は、しっかりと英語を学びたい方には非常にありがたいですよね。
物価の安さや教育環境などから留学先として人気のセブ島ですが、やはり留学生が多く訪れるだけあって、それを受け入れる語学学校の数も多いものです。ここでは、その中から厳選しておすすめの語学学校をご紹介いたします。
日本で学習塾を経営する企業を母体とするこの学校では、日本人留学生の性格や能力にあわせたプログラムを提供しています。
単語やフレーズの覚え方を指導したり、授業の合間に内容の理解度を確認する復習時間を設置したりなど、カリキュラムの中には様々な工夫がされています。また、放課後の教室は自習スペースとして開放されているため、集中できる環境を使いながら、自分のペースで学習をすすめることができるでしょう。
ファーストイングリッシュでは、留学費用に平日1日3回の食事が含まれているのも魅力のひとつです。献立に関しては留学生の人気メニュー投票が実施され、品質維持・向上のために学生の意見が反映されるのが非常にユニークな点です。
学校はセブの中心から少し離れたところに位置するため、セブ島の環境を楽しみつつ落ち着いた環境でじっくり勉強に集中できることでしょう。キッズスペースや子供用の食事メニューなど、今人気が高まっている親子留学のサポート体制も整っています。
セブ市内に位置するホテル一体型の人気校で、英会話はもちろん、TOEICやIELTSなど各種テストの対策に力を注ぐ学校として注目を集めています。
TOEIC900点以上のスコアを有する専任カウンセラーからアドバイスを受けることができ、3か月のTOEICコース受講生のスコアが平均235点アップという実績もあります。語学力の向上とテストの点数アップの両方を求めている人は一考の価値がありそうです。
ゼンイングリッシュの学生には、セブ短期留学を経て地元の大学や大学院、欧米の学校に進学する人もいるそうです。まずはセブで基礎的な語学力をつけ、それから専門分野の勉強に入るのも、ひとつの有効な方法かもしれません。
学校の近くにはショッピングモールやレストラン、Wi-Fi利用が可能なカフェがいくつもあり、快適な留学生活をおくるには非常によい条件の場所といえるでしょう。
レストランやカフェなどが入る商業施設・シティタイムスクエア内に位置する宿泊施設併設の語学学校です。施設隣にショッピングモールがあるため、日常の買い物や食事が便利なところにあります。子供から大人まで幅広い受け入れ体制が整っており、短期・長期問わずどの世代の方でも留学が可能です。
この学校はセミスパルタ制を採用しています。セミスパルタとは、滞在中のほとんどの時間を拘束されるスパルタ制と比べて自由度が高く、午前・午後の授業以外は自由に外出ができる方式です。
注目はリーディング・発音・ディスカッション・プレゼンなど、たくさんの英語を発するパワースピーキングという、英会話力を伸ばしたい方のためのコースです。春休みや夏休みの時期には小学生から高校生の学生による語学キャンプが開催され、短期留学をおこなう学生たちにも人気があります。
セブ島短期留学において必要なビザは、比較的簡単に取得することができます。30日までの滞在ならビザ申請は必要なく、申請費用も無料です。ただ、下記の手続きが必要なので、その申請は必ずおこなってください。
セブ島短期留学の場合、30日以内の滞在は申請要らずの観光ビザで入国が認められます。観光ビザとはその名の通り、観光目的の外国人に発給されるビザです。したがって、観光以外の目的で入国する場合はそれぞれの目的に沿うビザが求められ、フィリピンで合法的に滞在、留学するためには、SSPという許可証の手続きが必要です。
SSPとは特別就学許可証で、留学期間を問わず取得しなければなりません。一度の取得で半年間有効で、以降の滞在は最申請が必要です。また、SSPは学校ごとに申請するため、学校を変える場合も再申請が必要です。
SSPは期間を問わずにすべての留学生が取得を義務付けられるため、たとえ2、3日の個人レッスンであっても必要です。不法滞在の対象となるため、必ず申請をおこなってください。一般的には留学する学校が学生の代行申請をおこないます。事前申請をしていなくても、セブに到着してからでも申請は可能です。
まれにSSPの申請をせず留学生を違法に受け入れる学校もあるそうです。学校を選ぶときはその学校が留学生を正規に受け入れる体制ができているか、国の認可を受けているかを確認するといいでしょう。
日本は世界的にも治安がよいとされるがゆえに、海外で生活するうえで多少の不安や危険を感じてしまうかもしれません。ここでは、人気リゾート地・セブ島の短期留学を安全かつ快適に過ごすため、いくつか事前に知っておくべきこと、そして留学をより効果的にするためのポイントをお伝えします。
セブに限ったことではありませんが、男女問わず夜間の単独行動は避けましょう。やむを得ずの夜間外出は徒歩を避け、タクシーを利用するようにしてください。
日中は明るく通いなれた道だとしても、常に安全が保障されるものではありません。充実した留学生活を最後まで続けるため、どうかくれぐれもお気を付けください。
また、セブ島の中でも比較的治安がよいといわれるのが、ITパークとよばれる経済特区です。ここは日系を含む外資系大企業のビルが立ち並ぶ一大ビジネス街です。
ここはカフェやレストランなど24時間営業の店舗があるため夜でも明るく、街も清潔に保たれている比較的安全な地域とされています。セブ島短期留学では、この地域を留学先に選ぶのもよいでしょう。
①明確な目的
留学を経て自分が何を得たいのか、渡航前に再度目的を明確にしましょう。目的無しでは計画が立てづらく、計画無しでは目的を見失ってしまうこともあります。
②確固たる意志
実際の留学生活は、必ずしも思い描いた通りに進むとは限りません。そこで諦めるのではなく、目的に一歩でも近づこうとする強い意志があれば、多少の困難も乗り越えられるでしょう。語学力アップのために決めた貴重な留学経験です。確固たる意志で、実りある滞在にしてください。
③体調管理
滞在中に体調を崩してしまっては、せっかくの留学生活が台無しになってしまいます。毎日の食事をはじめ、睡眠時間や気温の変化など、あらゆる面で体調管理を心がけましょう。留学中も健康であること、ありつづけることが一番です。
今注目のセブ島短期留学は、その費用の安さと現地の受け入れ体制などによって人気であることがわかりました。これまで多かった欧米諸国への留学は、費用の高さがハードルになっていることも多くありました。
しかし、費用が安くて日本から近く、短期で留学可能なセブ島なら、より現実的に、しかも近い将来に留学が実現できるかもしれませんね。セブ島で、はじめの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
またこちらの記事では、短期留学のメリットや短期留学におすすめな国などについてまとめていますので、短期留学にご興味のあるの方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
Q&AまとめQ&A
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。