フィリピンは、日本から比較的近い国で、観光地として有名です。さらに物価が安く、留学費用も安く抑えることができるため、近年では留学先としても人気が急上昇してきています。この記事では、フィリピン留学でおすすめな下記の語学学校について実際の体験談とともに紹介します。
さらに、フィリピン留学の魅力や語学学校の選び方も解説。
フィリピンの語学学校選びに迷っている方は是非ご覧ください。
またフィリピンの語学学校については、フィリピンの語学学校一覧をご確認ください。
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数多くあるフィリピンの語学学校から5校をピックアップしました。みなさんの学校選びの参考として、学校の方針やコース内容と照らし合わせながらご覧ください。どの学校も非常に熱心で、みなさんの要望にしっかり応えてくれそうです。
学校規模 | 中規模 |
日本人スタッフ | 〇 |
資本 | 韓国資本 |
日本人比率 | 約10〜15% |
主な学生の国籍 | 台湾、韓国、ベトナム、中国、日本 |
アクティビティ | 週末には、離島ツアーやアイランドホッピングなどのツアーが定期的に開催されています。また、学校独自でボランティア活動や地域清掃などの活動も行っているので、自由に参加することができます。 |
コース一覧 | <Spartaキャンパス> ・Sparta Course ・Premier Sparta Course ・TOEIC Course Lv1~4 ・TOEIC Premier Course Lv1~4 ・Business English Course ・IELTS Basic Course ・IELTS Guarantee Course ・IELTS No Guarantee Course |
SpartaキャンパスとBANILAD(Semi Sparta)キャンパスがあり、自分に合った環境に身を置くことができます。
また、豊富なコースがあるうえに、English only policy(滞在中英語以外の言語の使用を禁止)のルールや毎日の単語テストがあり、短期間に集中して英語力を伸ばしたい方におすすめの学校です。
ショッピングモールへは車でアクセスすることが可能です。
学校規模 | 大規模 |
日本人スタッフ | 〇 |
資本 | 韓国資本 |
日本人比率 | 25~35% |
主な学生の国籍 | 韓国、日本、中国、アラブ、ベトナム |
アクティビティ | ボランティア活動・小学校でのアウトリーチプログラム・シティツアー・アイランドホッピング等 |
コース一覧 | ・SPEED ESL ・Intensive ESL ・IELTSコース ・JUNIOR ESL |
20年の歴史を誇る老舗語学学校が、2023年に新たにオープンした最新キャンパスです。
マクタン島の中心部に位置し、落ち着いた雰囲気のリゾート地で、快適に過ごしながら英語を学びたい方におすすめです。
TOEICやIELTS、ビジネス英語など、目的に合わせた多彩なカリキュラムが用意されており、自分にぴったりのコースで効率的に英語力を伸ばすことができます。
学校規模 | 中規模 |
日本人スタッフ | 〇 |
資本 | 韓国資本 |
日本人比率 | 約50~80% |
主な学生の国籍 | 日本、台湾、モンゴル、アラブ、ベトナム |
アクティビティ | シュノーケリングやアイランドホッピング、シティーツアーへの参加が可能 |
コース一覧 | ・スタンダードプラン ・ビジネスプラン |
約2,200人の講師全員が、英語指導の国際資格「TESOL」を取得しているため、プロによるマンツーマンレッスンを受けることができます。
また、留学後もオンライン英会話で同じ講師を指名して学習を続けられるので、継続的な英語力の向上が期待できます。
短期間で効果的に英語力が伸びるとされる「カランメソッド」を導入しているのも大きな魅力です。
セブ島でも特に治安が良いとされるITパークに位置し、ショッピングモールへのアクセスも抜群。勉強はもちろん、プライベートの時間も充実させたい方におすすめの語学学校です。
学校規模 | 大規模 |
日本人スタッフ | 〇 |
資本 | 日本資本 |
日本人比率 | 50% |
主な学生の国籍 | 日本、韓国、台湾、アラブ、タイ、ロシア |
アクティビティ | アイランドホッピングやセブ市内のツアーなど |
コース一覧 | ・Power Speaking ・Intensive Power Speaking Course ・ビジネス英語コース |
10年以上の歴史を持つ充実度No.1の日系最大規模語学学校です。
アジア以外の地域の学生も集まっているため、国際色豊かな環境に身を置くことが出来ます。
キャンパスは2022年にリニューアルされたため、比較的綺麗な施設で過ごしたい方におすすめです。
市内中心地に位置し、ショッピングモールやレストラン街へのアクセスが良いため、週末のリフレッシュも可能です。
学校規模 | 小規模 |
日本人スタッフ | 〇 |
資本 | 日本資本 |
日本人比率 | 約90% |
主な学生の国籍 | 日本、台湾 |
アクティビティ | 「Speak like a Pro」英語力を競うアクテビティなど |
コース一覧 | ・ライトコース ・レギュラーコース ・強化コース ・選択科目 |
CEGAは日本人が直接マネジメントしている語学学校で、日本人向けに最適化されたカリキュラム・生活サポートが整っています。
また他の語学学校と比較して、学生定員50名と小規模の学校のため、手厚いサポートを受けることができます。
CEGAの生徒の多くは20代後半〜40代の社会人が中心で、社会人留学におすすめの語学学校です。
徒歩圏内にカフェ、レストラン、薬局などがあり、海外生活初心者でも安心の環境です。
ここでは、フィリピン留学が選ばれている理由と、他国にはない語学学校の特徴について詳しく解説します。
大きな魅力は、費用の安さです。例えば3ヶ月の語学留学にかかる総費用を比較すると、フィリピンでは おおよそ50〜80万円程度で収まるのに対し、アメリカやイギリスなどの欧米諸国では150〜250万円ほどが一般的です。この差は、学費だけでなく滞在費や生活費も含めた合計金額に現れており、 同じ期間で100万円以上の差が出るケースもあります。
フィリピン留学が支持される理由の一つに、授業のスタイルがあります。多くの語学学校では 1日6〜8時間のマンツーマンレッスンが基本となっており、自分の英語レベルや目的に合わせて柔軟に指導が受けられます。欧米のようにグループ制で「聞いているだけ」になってしまうことがなく、短期間で講師との対話を通じて実践的な英語力を身につけられるのが大きな強みです。
渡航前の手続きのしやすさもポイントです。欧米では学生ビザの申請に多くの書類や時間が必要になりますが、 フィリピンの場合、30日以内の滞在であればビザの取得は不要で、それ以上でも現地で延長手続きが可能です。 ビザ取得のハードルが非常に低いこの気軽さが、初めての留学や短期集中型の語学留学を検討している人にとって大きな安心材料になっています。
フィリピンは語学学校の運営スタイルにも特徴があります。なかには「 スパルタ校」と呼ばれる学校もあり、授業だけでなく自習や単語テストまでスケジュールに組み込まれており、門限や母国語禁止のルールが設定されていることもあります。厳しい環境ではありますが、その分、短期間で大きな成果を求める人には最適であり、「とにかく本気で英語力を上げたい」というニーズにしっかり応えてくれます。
フィリピンの語学学校をどうやって選んだらいいのか、たくさんの学校から一校に絞り込むのはなかなか大変です。英語とひとことで言っても会話からテスト対策まで様々なプログラムがあります。そこで、自身の留学の動機を振り返ってみましょう。この章では学校選びのポイントについてお話します。自分の希望に沿った学校を見つける参考にしてください。
語学学校を選ぶ際、最も重要なのは 「自分に合ったコースを選べているかどうか」です。語学留学は“英語を学ぶ手段”であって、“目的”ではありません。だからこそ、自分の現在の英語力と留学の目的(たとえば「就職でTOEICスコアを上げたい」「海外大学に進学したい」「仕事で英語を使いたい」など)を明確にし、それに合ったコースを選ぶ必要があります。
英語初心者の場合、まずは英語の「音」と「型」に慣れることが大切です。そのため、日常会話を中心に基礎文法・語彙をしっかり習得できる「 一般英語コース」が最適です。特にフィリピン留学では、マンツーマンでスピーキングやリスニングを重点的に鍛えられるため、英語に対する苦手意識の克服にもつながります。
中級者になると、自分の課題が明確になってくるため、 目的別のコースが有効です。TOEICやIELTSのスコアアップを目指す場合は、問題演習とスキル別対策をバランスよく組み合わせた試験対策コースが適しています。特にIELTSはアカデミックな内容も含まれるため、大学進学やワーホリを見据える人にとっては必要不可欠な準備となります。
ビジネス英語コースは、職場で英語を使う前提の上級者向けです。電話対応、メール作成、プレゼン、交渉など、実践的な英語表現を学ぶことが中心になります。業界別の専門用語や表現も取り扱うため、特定の職種に特化したスキルアップにも有効です。
寮が校舎と同じ敷地内にあるかどうかは、生活の快適さに直結します。移動の手間がなく、自習スペースやジム、食堂、Wi-Fi環境などが整っていれば、生活と学習のバランスも取りやすくなります。部屋のタイプによって料金に差があるため、予算や希望に応じて、1人部屋か相部屋かも検討のポイントです。
英語環境にしっかり浸かりたいという理由で「日本人が少ない学校」を選ぶ人もいますが、実際には30〜50%程度の比率がバランスがよく、英語も日本語も適度に使える環境が学習継続においては効果的とされています。逆に、日本人比率が高すぎると日本語に頼ってしまいがちになり、少なすぎると文化や生活面で孤立する可能性もあります。
空港からのアクセスや、周辺にショッピングモール、レストラン、娯楽施設があるかどうかは、留学中の生活満足度を大きく左右します。週末や放課後の過ごし方まで視野に入れながら、自分にとって居心地の良い環境かどうかをチェックしましょう。
「留学は留学すると決めたときからすでにはじまっています!」なんていわれたらちょっと気が重いですが、一理ありそうです。例えば、現地で日々マンツーマンレッスンを受けるなら、留学前に基本的な文法のおさらいをはじめてみてはいかがでしょう。
もちろんフィリピンの語学学校でも受講生の要望に応じて基礎文法を学ぶことは可能ですが、事前の準備で現地講師との英会話練習がより身につきそうです。
日常英会話は中学英語をわかっていれば十分できるともいわれています。これを機に、不規則変化する動詞や不定詞の3用法など、基本的な文法を見返してみることをおすすめします。
フィリピン留学は費用対効果が高く、短期間でも英語力が飛躍的に伸ばせると人気の選択肢ですが、その一方で「思っていたのと違った」と後悔する声もゼロではありません。そこでここでは、実際の留学生からよく寄せられる質問と、それに対する具体的なアドバイスを紹介します。
日本資本の学校は、食事やサポート体制が日本人向けに最適化されており、初めての海外生活でも安心して過ごせる一方で、緊張感や異文化体験が少ないという面も。一方で、韓国資本の学校はスパルタ式の厳しいルールを採用しているところも多く、より高い集中力を求める方にとっては魅力的です。どちらが良いかは、あなたの学習スタイルと性格次第。校風や卒業生の体験談をじっくり読み比べることをおすすめします。
現地生活に関しては、「英語力が伸びている実感が持てない…」という相談も少なくありません。特に中だるみが起きやすい2週目~3週目には、自分の進歩が見えづらくなる時期が訪れます。そんな時は、同じ講師の授業を受け続けるのではなく、思い切って担当を変えてみたり、グループ授業を取り入れて他の留学生と比較することで刺激を得るのも有効です。また、毎日の小さな目標設定(「今日は5文新しい表現を使う」など)で達成感を積み上げていくことも、モチベーション維持に繋がります。
留学終了後の「英語力の維持」は多くの人が悩むポイントです。帰国後、何もしなければ英語力は確実に落ちていきます。そこで、オンライン英会話の継続や、英語学習コミュニティへの参加が効果的です。さらに、TOEICのスコア提出で転職や昇進に活かせる企業も増えており、留学経験をキャリアに結びつける動きも重要です。また、英語力が中級以上まで到達した方には、ワーキングホリデーや大学院進学など、次のステージにチャレンジするチャンスも広がっています。
日本から近い英語留学の留学先として今注目を集めるフィリピン。授業料をはじめ全体的な費用が安くて学校や講師のレベルも高いといわれています。
フィリピンの語学学校は積極的にマンツーマンレッスンを行い、1日6~8 コマのマンツーマンレッスンも珍しくありません。日本でそれだけ多くのマンツーマンレッスンを連続して受けることが難しいので、とても魅力的です。
学校によって週末だけや1週間の超短期留学から長期ステイまで様々なコースがあるので、最適なプログラムを選びましょう。
今回はフィリピンの語学学校の特徴や人気な理由についてご紹介しました。
スマ留では、フィリピン留学の「最低価格保証」を行っております。
費用を抑えつつ自分にあった語学学校選びをプロのカウンセラーにサポートして貰いたい方は、お気軽にご相談ください。
Q&AまとめQ&A
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。