英語を学ぶための留学先といったら、多くの方はまず、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの欧米諸国が思い浮かぶかもしれません。しかし、近年ではアジアの国々も英語を学ぶ留学先として注目を集めています。そのなかでも、特に人気が高いのがフィリピンです。
南国リゾートのイメージが強いフィリピンですが、留学先としての環境はどうなのでしょうか。この記事では、フィリピン留学のおすすめポイントや人気の語学学校などをご紹介していきます。
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この章では、フィリピン留学のおすすめポイントの1つである、観光についてご紹介していきます。フィリピンは南国リゾートとしておなじみの観光地ですが、そのなかでも人気のスポットをピックアップしました。
フィリピンのなかでも、特に人気の高い観光スポットです。そんなセブ島で人気のアクティビティは、ジンベイザメウォッチです。また、ジンベイザメを見るだけでなく、一緒に泳いだり、エサをあげたりして楽しむこともできます。
フィリピンの首都で、歴史が長い街です。スペインがフィリピンを統治していた時代の重要な拠点であったため、今でもマニラには当時のスペイン風の建築物が残っています。なかでも有名なのが、マニラ大聖堂のステンドグラスです。フィリピンの歴史を色濃く感じられるのが、マニラの魅力でしょう。
セブ島から、フェリーで2時間ほどの距離にある島です。ボホール島の魅力は、ありのままの自然です。世界遺産であるチョコレートヒルズを始めとして、透き通った海やロボック川、天然記念物であるフィリピンメガネザルの自然保護区などさまざまな自然を楽しめます。フィリピンのキレイな自然を体感したいのなら、ぜひ一度ボホール島を訪れてみてください。
フィリピン留学がおすすめの理由は、物価の安さや観光スポットの多さだけではありません。フィリピン留学は、英語を勉強する場所としても適した環境なのです。
東南アジアの国であるフィリピンで、本当に英語がしっかり学べるのかと疑問に感じる方もなかにはいらっしゃるかもしれません。しかし、フィリピンの英語教育は100年以上の歴史があり、長い期間積み重ねてきたノウハウを活かして効果的な勉強法を確立しています。
フィリピンの英語教育の大きな特徴は、マンツーマン指導がメインとなっている点です。マンツーマン指導のメリットは、生徒ひとりひとりが的確な指導を受けられ、特にスピーキングやリスニング力が向上しやすい点です。そのため、英会話のレベルアップを目指す方は、フィリピン留学は英語を学ぶ環境に適しているといえます。
さらに、フィリピン人の英語力の高さは、学校や日常だけではなく、ビジネスにも表れています。英語力の高い人材が多いため、フィリピンにはアメリカやイギリスの企業から事業をうけおっている会社も多いようです。
このようにフィリピンは東南アジアの国にもかかわらず、英語を学べる環境が整っており、質の高い英語を学べる留学先だといえます。
フィリピンには語学学校はたくさんあり、どこにいけばいいか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、フィリピン留学でおすすめの語学学校と、語学学校を選ぶ際に重視していただきたいポイントをお教えします。
AHGS は、2015年にセブ島に開校した比較的新しい学校です。この学校の特徴は、TOEICのスコアアップや、ITスキルの取得などを目指すさまざまな種類のコースを提供している点です。また、授業料の安さもアピールポイントとしていて、留学費用を抑えたい方におすすめの学校です。
セブ島のITパーク地域にあるこの学校は、環境の良さが大きな魅力です。ITパークは開発が進んでいるオフィス街で、セブ島のなかでも特に治安がいい地域だといわれています。そして、パソコン付きの自習室や、明るく清潔感のある食堂など、学校内の環境も整えられているのが魅力的です。
Palette Schoolは、マニラ近郊にある国際NGO施設内にある語学学校です。英語の学習だけでなく、フィリピンでのボランティア活動を通して現地の人々とコミュニケーションできることが、この学校の特徴です。
フィリピンには多くの語学学校がありますが、どの学校にいけばいいか迷ってしまった場合には、学校の教育方針に注目してみましょう。
フィリピン留学で英語力を大きく向上させたい方は、「イングリッシュオンリーポリシー」を採用している学校を選んでみてはいかがでしょうか。イングリッシュオンリーポリシーとは、学校や寮で英語しか話してはいけないというルールです。
フィリピンには、日本人の留学生が多い学校も少なくありません。日本人が多い環境では、つい日本語を話してしまうかもしれません。しかし、このイングリッシュオンリーポリシーがあることで、より英語に集中できる環境に身をおけるでしょう。
また、フィリピンの語学学校のなかには「スパルタ教育」方針をかかげている学校もあります。スパルタ教育では、授業を真面目に受けているか、積極的に発言をしているかなどが重視されます。そのため、学習意欲の高い生徒が集まる傾向があるのです。真面目な雰囲気で、しっかり英語を勉強したい方にはおすすめの環境でしょう。
フィリピン留学のおすすめポイントとして、英語教育レベルの高さや、観光の楽しみなどがあげられます。しかし、フィリピン留学ならではの注意点もあります。フィリピン留学を楽しむためにも、ここでご紹介する内容に注意してください。
フィリピン留学を計画する際に、まず気をつけなければならないのが治安です。世界中から観光客が訪れてリピーターも多いフィリピンですが、日本に比べると全体的に治安が悪い傾向があります。
地域によってはスリや暴行事件が多いこともあるため、フィリピンで語学学校や滞在先を決める際には必ず周囲の治安情報を確認しましょう。そして自分の身を守るためにも、人通りの少ない場所にはなるべく近づかないようにして、夜間は極力一人だけで外出しないことをおすすめします。
フィリピンの留学先を決める際には、家賃や物価にも注目してみてください。一般的に、フィリピンは費用の安い留学先というイメージがあります。しかし、なかには家賃や物価が高い地域もあり、予想より留学費用が高くなってしまうケースもあるようです。
あまりに留学費用が高くなってしまうと思うようにお金を使えなくなり、フィリピンを十分に楽しめなくなってしまうおそれがあります。一般的に、主要な観光地や大きな都市では家賃や物価が高くなる傾向にあるため、留学費用が予算内にしっかり収まるように注意しましょう。
留学中は、衛生面にも気をつける必要があります。フィリピンでは、日本のように水道水の水は飲めません。水道水をそのまま飲むと体調を崩してしまうおそれがあるため、お店で水を買って飲むようにしましょう。また、現地の飲食店では水道水でつくった氷を使っているお店が多いため、ドリンクを注文する際には氷なしにしてもらうのがいいかもしれません。
また、フィリピンには屋台が多く、お手軽に外食できるのも楽しみの1つです。しかし、なかには食材の管理をしっかりしていない店もあり、おなかを壊してしまう人もいるそうです。屋台で食事をする際には、清潔感に注目してお店を選んでください。食あたりなどで体調不良になってしまったときに備えて、薬をあらかじめ用意しておくと安心です。
フィリピンには、ジンベイザメと一緒に泳げるセブ島や、スペイン統治時代の面影が残るマニラ、大自然を体感できるボホール島などのさまざまな観光スポットがあります。観光の楽しみも魅力的ですが、英語教育レベルの高さもフィリピン留学のおすすめポイントです。
フィリピンの語学学校のほとんどが採用しているマンツーマン指導は、効果的な教育方法として評価されています。語学学校を選ぶ際には、マンツーマン指導やイングリッシュオンリーポリシー、スパルタ教育など自分にあった教育方針の学校をみつけましょう。
また、フィリピン留学を計画する際には、現地の治安や物価を確認することも大切です。留学中には、水道水や飲食店の衛生管理など、日本ではあまり意識しないことも注意が必要です。
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。