ハワイといえば、キレイなビーチや日本にはないレストランやお店などがあり、多くの日本人にとってあこがれのリゾート地ではないでしょうか。そんなハワイに留学して生活を楽しみながら、英語力の向上や自身のキャリアアップができたらうれしいですよね。
そんな希望を叶えるために、この記事ではハワイ留学をする社会人に必要な情報をまとめてみました。会社をやめてまでハワイ留学をするなら、事前にハワイ留学の注意点や留学情報を知っておくことをおすすめします。ここで紹介するハワイ留学のポイントを参考に、ハワイへの社会人留学をイメージしてみてはいかがでしょうか。
合わせて、ハワイ留学の概要についてはこちらの記事でまとめておりますので、ハワイへの渡航をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。
まず、ハワイ留学で社会人が心構えしておかなくてはならないことをお伝えします。それは、社会人が留学するということは、現在勤めている会社を退職するか、休職するということです。
社会人留学では基本的に退職するケースが多いのですが、企業によっては休職扱いとさせてもらえるところもあります。ただし、休職が許可される条件は企業によって異なり、なかには病気療養や介護といった身体面・家庭状況の理由しか認められないこともあるようです。
退職や休職をするとそれ以降は収入が無い状態となります。さらに退職した場合は、帰国後に就職活動をしても思うような仕事に就けないケースがあります。また、休職扱いでも、これまでのポジションや仕事に戻れるとは限りません。社会人の留学には、こういった経済面や将来のリスクがあることを理解しておかなければならないのです。
社会人留学のリスクを覚悟したうえで留学を決心したら、留学を成功させるためにしっかり目的や目標を定めましょう。
例えば語学留学をする方は、「英語力をアップしたい」という目標に具体性をもたせなくてはなりません。「TOEICスコア700点」や「ビジネス英語を勉強して英語を使う職場で働きたい」というように、数値化できる目標や留学をどうキャリアにつなげるかを考えるようにしてみてください。
社会人留学の概要についてはこちらの記事でまとめておりますので、社会人になってからの海外渡航をお考えの方はぜひこちらもご覧ください。
この章では、ハワイ留学をする社会人が必要な準備をご紹介していきます。社会人留学ではさまざまな手続きが必要となり、ときには想像していたよりも時間がかかってしまうことがあります。そのため、期日やタイミングに注意しながら余裕をもって準備を進めることをおすすめします。
・会社退職、休職の準備
会社の退職や休職をするにあたって、決心がついたらなるべく早く上司に相談しましょう。そして業務の引き継ぎ計画を考えます。仕事内容によって引き継ぎに必要な期間は違ってきますが、3か月程度は必要となるでしょう。
退職届は、最低でも退職の1か月前には提出するべきだといわれることが多いようです。そこで注意しなくてはならないのが、「有給休暇の消化」です。例えば20日有給休暇が残っていて残さず使いたい場合には、退職日の2か月以上前には退職届を出していなくてはならないことになります。
・入学手続き
入学手続きはまず入学申し込みから始めます。学校によって受け付け時期に違いはありますが、だいたいコース開始の4か月から半年前から申し込みが始まるそうです。つまり、半年前にはどの国のどの学校に留学するかを決定していなくてはなりません。
入学申し込みの審査が通ったら、だいたい入学の3か月ほど前に入学手続きをおこないます。入学手続きは学校によって違いますが、学費の支払いや必要書類の送付などがあります。
・ビザ取得
長期の留学では学生ビザが必要となるでしょう。学生ビザの取得にかかる期間や手間は国によって異なります。2か月で取得できることもあれば、長くて4か月かかることもあるそうです。
・航空券購入
留学出発日が決まったら、なるべく早く航空券を買いましょう。なぜなら、連休前後や年末年始では座席が確保できないこともあるからです。また、航空券は早めに買うことで価格が少し低くなる可能性があります。
・英語力をつけておく
留学前の英語力が高い方もそうでない方も、出発前までになるべく英語力を高めておくようにしましょう。それは、入国審査や滞在先への移動など、現地到着後すぐに英語コミュニケーションが必須となるからです。
社会人が勉強のために時間を確保するのは大変かもしれませんが、通勤時間や昼休憩など、小さい時間を利用してみてはいかがでしょうか。
留学にはいろいろな種類がありますが、ハワイ留学をする社会人におすすめの留学スタイルがいくつかあるので順番にみてきましょう。
1つめのおすすめ留学スタイルは、気軽さが特徴の「短期留学」です。短期留学ではたいてい語学学校に通い、英語を集中的に勉強します。語学学校の短期留学にかかる費用の目安として、3か月間で100万程度だといわれています。この金額は滞在費や生活費が含まれていますが、学校の立地や滞在先の選択によっては費用を抑えることもできます。
ほかのハワイ留学のスタイルとして、「大学留学」があります。大学留学は長期留学となるため費用が高くなりますが、海外の大学の学位が取得できます。また、現地就職という進路を目指す際にも強いアピールポイントとなるでしょう。
大学留学の費用の相場には大きな幅があり、1年間で150万程度から700万程度となることもあるようです。その理由は、大学の学費は州立か私立かで大きな違いがあるからです。学費を抑えるには、州立大学を選ぶことをおすすめします。
ここでご紹介した短期留学や大学留学とは違った留学として、「海外インターンシップ」というスタイルがあります。ハワイを含むアメリカでは日本人のワーホリ制度がありませんが、その変わりにJ1ビザという長期滞在ビザで海外インターンシップをする方も多くいます。
J1ビザの海外インターンシップでは、最長18か月までハワイに滞在することができます。インターンシップ制度によって参加費が必要だったり給料が出たりしますが、英語力の向上だけでなく海外での職務経験を得られるのが大きな魅力です。
人気の留学先としてハワイ以外にもさまざまな国や地域がありますが、ハワイ留学が社会人におすすめの理由がいくつかあります。そのなかで大きな理由は、ハワイが日本人にとって比較的なじみがある場所だということです。
ハワイに観光に訪れる日本人は多く、現地には日本料理店や日系企業が多くみられます。ハワイでは、留学中に日本の食事が恋しくなったら日本料理店で日本食を食べ、ほっとできるでしょう。また、日本人によるサポートが必要な際にも、保険会社や観光案内所など日本人スタッフがいる会社や店舗がハワイにはいくつかあります。
また、ハワイは治安がいい場所だということもハワイ留学のメリットです。観光地として世界中から多くの人が訪れ、リピーターも多いのがその証しでしょう。
さらに、ハワイは留学先として人気が高いため、語学学校の数が多いのもおすすめポイントの1つです。幅広い選択肢から、自分にあった語学学校を選ぶことができます。学校ごとに特色や売りにしているポイントがあるので、ぜひハワイのいろいろな語学学校を比べて検討してみてはいかがでしょうか。
ハワイ留学をする社会人の方は、社会人留学ならではの心構えをする必要があります。それは、会社を退職・休職することによる収入面や将来性のリスクなどです。また、留学に向けての準備が多いのが社会人留学の特徴です。
入学に関する手続きだけでなく、会社の業務引き継ぎや退職・休職手続きなど、社会人留学では各方面で計画性をもって準備をすすめることが大切です。
留学を計画する際に重要なことは、留学の目的をはっきりさせることです。留学にはいくつか種類があり、語学留学としての短期留学や学位取得を目指す大学留学などがあります。ほかにも、外国での職務経験がつめる点が魅力の海外インターンシップもあります。それぞれの留学費用には、学校や滞在場所で大きな差があります。
ハワイ留学の特徴として、日本人にとってなじみがある点や治安の良さがあげられます。語学学校の数が多く、州立の大学もあるハワイを社会人留学の場所としてみてはいかがでしょうか。
今回は、社会人からのハワイ留学のメリットや費用などについてご紹介致しました。
その中でもネックとな流留学費用を賄う方法の一つに奨学金を利用することが挙げられます。
こちらの記事で、社会人向けの奨学金を紹介していますので、留学をお考えの方や留学費用にお悩みの方は、ぜひこちらもご覧ください。
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。