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マレーシアの大学に留学するメリット・デメリット10選|おすすめ大学も紹介

更新日2025.01.16

マレーシアの大学に留学するメリット・デメリット10選|おすすめ大学も紹介

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スマ留編集部

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「マレーシアの大学への留学を考えているけど、なかなか決めきれない」と考えていますか?

マレーシアは、大学のレベルが高いのにもかかわらず学費が安く、海外の大学進学を考えている人にとって魅力的です。一方、気候や宗教など日本人にとっては馴染みにくい点もあり、留学するか悩む方も少なくないでしょう。そこで、この記事では、下記の内容について解説します。

  • マレーシアの大学に留学するメリット・デメリット
  • 留学するための要件
  • おすすめの大学

ぜひ最後までご覧ください。

マレーシアの大学に留学するメリット5選

まず、マレーシアの大学に留学するメリットを5つご紹介します。

留学費用が安価

マレーシアの大学の年間学費は約10,000〜20,000リンギット(約30〜60万円)が一般的です。
アメリカ(約300〜600万円)やイギリス(約200〜500万円)などの先進国と比較するととても安いです。ちなみに、日本の大学の年間学費は国公立で約50~60万円、私立大学で約100万円です。

また生活費は、東京の生活指数が85.6に対してクアラルンプールは39.2と半分以下(*)であり、 留学にかかる全体の費用を抑えることができます。
*Cost of Living Index by City 2022

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世界ランキング上位の大学が多い

マレーシアには、QS世界大学ランキング上位の大学が多く、100位以内にはマラヤ大学がランクインしています。そのほかにもマレーシア国民大学(138位)やマレーシア理科大学(146位)などが上位に属しています。

また、モナシュ大学マレーシア校、ノッティンガム大学マレーシア校などのように、イギリスやオーストラリアの大学と提携し、分校(トランスナショナル教育)として運営されている大学も多くあります。
さらに一部の大学では、マレーシアでの学習と提携国での学習を組み合わせることで、海外の大学の学位も取得することができます。
例えば、1年間マレーシアで学び、残りをイギリスやオーストラリアなどの現地大学で学ぶ「2+1プログラム」などがあります。

英語力の向上と活用の機会

マレーシアの大学では、ほとんどすべての授業が英語で行われるため、 実践を通して英語力を向上させることができます。

また、EF英語能力指数(EF EPI)2024年版でマレーシアは世界26位であり、アジアでは3位と非英語圏の中でもトップクラスの英語力を誇ります。
英語の他にも、マレー語や中国語が共存しているため、英語以外の言語の学習のきっかけになる可能性もあります。

地理的な利便性・旅行の楽しさ

国内外の観光を楽しめる点もマレーシアの魅力です。国内では世界遺産に登録されているジョージタウンやマラッカ、ランカウイ島の美しいビーチ、そしてクアラルンプールの都市の魅力を楽しむことができます。

また、マレーシアはASEAN地域の中心に位置するため、周辺国(タイ、シンガポール、インドネシアなど)へのアクセスが容易であり、国外の旅行も気軽に楽しむことができます。格安航空会社(LCC)を利用すれば、片道1万円以下で近隣諸国を旅行することができます。

安全で暮らしやすい

マレーシアは、比較的治安が良い国とされており、日本の外務省のデータでも主要都市部には危険情報が出ていません。
世界平和指数(Global Peace Index)2024年版では、マレーシアは10位とアジアでも高い順位となっています。

また、医療レベルも高度であり、質の高い病院や診療所が多くあります。日本が安全な分、海外に行くときに治安が壁になってしまいがちですが、 マレーシアは安心して留学できます。

マレーシアの大学に留学するデメリット5選

次に、マレーシアの大学に留学するデメリットについて解説します。

気候の適応が難しい

マレーシアは熱帯気候であり、一年中高温多湿であることが特徴です。平均気温は25~32℃であり、湿度が80%以上になることも珍しくありません。このような気候に慣れていない留学生にとって、体調を崩したり、不快感を覚える要因になる可能性があります。特に、日本の四季に慣れ親しんだ人々には、季節感のない環境に適応するのが難しい場合があるかもしれません。

また、屋外活動が制限される場合もあるため、気候について事前に調べておくようにしましょう。

宗教的・文化的な制約

マレーシアはイスラム教が国教であり、社会や法律にはイスラムの価値観が強く影響を及ぼしています。そのため、イスラム教徒でない留学生にとってはアルコールの摂取、服装、公共の振る舞いなど、特定の文化的な制約を感じる場合があります。

しかし、外国人や非イスラム教徒に対しては柔軟な対応を取っているため、日常生活の制約はさほど厳しくないでしょう。それでもマレーシアにいる以上文化の違いを感じる場面があるかもしれませんが、日本ではできない貴重な体験だと思う心持ちでいれば大丈夫です。

インフラの課題

主要都市であるクアラルンプールやジョホールバルではインフラが整備されていますが、地方の大学では公共交通機関の不足や、学内のインターネット環境が不十分な場合があります。

地方での生活を選ぶ場合、交通手段が限られるため、車やバイクを所有しないと移動が不便となってしまいます。さらに都市部でもインフラに課題があります。雨季には豪雨による洪水が頻発するため、日常生活や通学に支障をきたすことがあります。

軽犯罪などが多い

2023年のNumbeoの安全指数では、クアラルンプールは世界で212位(東京は22位)となっています。マレーシアは比較的安全な国ですが、スリや詐欺、女性への嫌がらせといった軽犯罪が都市部で起こりやすいです。
特に留学生は、地元の慣習や注意点を十分に理解していないため、犯罪の標的になる可能性が高いので注意しましょう。

マレーシアの大学に留学する際の要件

ここではマレーシアの大学に留学するために必要な要件について解説します。

英語能力の要件

英語が第一言語でない学生は、以下のようなテストスコアが必要になります。

  • IELTS: 一般的にはバンド4.0~6.0以上。
  • TOEFL: ペーパー形式で450点以上、またはインターネット形式で41点以上。
  • MUET(マレーシアの大学特有の英語テスト): 国内の大学でよく使われ、バンド3以上が推奨。

その他の要件

留学するためには、 マレーシア学生ビザ(EMGS)を取得する必要があります。ビザ申請時には健康診断書や経済証明が求められます。マレーシアの学生ビザについては『マレーシア留学で準備すべきこと!ビザやおすすめの場所も紹介』で詳しく解説しています。

また一部の大学では、直接入学が難しい場合、予備課程(Foundation)を履修することで正規課程に進学することも検討することができます。

マレーシアの大学でおすすめの大学と留学プログラム

マレーシアでおすすめの大学と留学プログラムをそれぞれご紹介します。マレーシアの大学進学を検討している方は参考にしてみてください。

Universiti Teknologi Malaysia (UTM)

工学と技術分野で国内トップの大学とされ、マレー半島南部ジョホールバルの広大なキャンパスに10学部が設置されている大学です。研究活動が活発で、産業界との強いつながりがあります。

また、日本語教育にも力を入れており、日本語を話せる学生も多いため日本企業からの人気も高いです。

プログラム例:工学、情報学、建築学

Universiti Putra Malaysia (UPM)

特に、農業科学で高い評価を受けています。QS世界大学ランキングでも上位にランクインしており、前身が農業大学だったこともありキャンパス内には研究所や広範な施設が整っています。

プログラム例:農学、食品科学、バイオテクノロジー

Universiti Sains Malaysia (USM)

科学技術と健康科学で評価が高く、国内唯一の「Accelerated Programme for Excellence (APEX)」指定大学になっており、持続可能な教育と研究を重視している先進的な大学です。

メインキャンパス・工学キャンパス・医療キャンパスの3つのキャンパスを持ち、学生向けの設備が充実しています。

プログラム例:薬理学、化学、英文学

Taylor’s University

多様な学習オプションや教育法から、マレーシア国内の私立大学の中でトップレベルの評価を受ける大学です。英語を主言語とする教育環境が整っており、留学生に人気のあるプログラムを提供しています。

また、 世界中の提携大学との交換留学プログラムも実施しているため、英語圏の国の大学で勉強できる機会もあります。

プログラム例:ホスピタリティ、経営学、建築学

Universiti Teknologi PETRONAS (UTP)

マレーシア国営企業Petronas社が設立した大学で、特に工学や技術、エネルギー分野で高い評価を受けています。産業界との強力な連携を持ち、実践的な学習と研究の機会が豊富です。

プログラム例:電気電子工学、情報技術

まとめ

この記事では、マレーシアの大学に留学するメリット・デメリットからマレーシアのおすすめの大学までご紹介してきました。マレーシアは、 世界でもトップクラスの大学が多く、学費も他の先進国に比べ大幅に抑えて留学することができます。

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マレーシア留学ついて

ロングステイ人気No.1のマレーシア。主に3つの民族が混在する多民族国家ですが、 互いに尊重する国民性、東南アジアの中でも経済的にも豊かであることから治安も穏やかです。 多民族文化らしく、外食でも様々な国の料理をリーズナブルに味わうことができるのも魅力の一つ。 東南アジアの中心に位置するため、多くの国からのアクセスが良好で、様々な国から留学生や移民が集まっています。 そのような土地柄のため、共通言語としての英語の能力はトップレベルで語学留学にも最適な環境。 リーズナブルかつ住みやすい環境で、国際的な感覚を養うことができます。

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