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マニラの治安は地域によって違う!マニラ留学に適した安全な地域とは?

更新日2021.02.24

マニラの治安は地域によって違う!マニラ留学に適した安全な地域とは?

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スマ留編集部

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フィリピンへ留学や渡航の予定があるとき、「マニラは治安が悪そう」と候補から外そうとしていませんか?たしかにマニラは大都会で人口が多いため、犯罪が頻発するところがあります。しかし、マニラのなかでも比較的安全な地域があるのです。今回はマニラで発生している犯罪の事例と対策法、そしてマニラで治安のよい地域をご紹介していきます。

1.地域によっても差がある!?マニラの治安について

マニラはフィリピンの首都です。一般的にマニラというのはマニラ首都圏を指すことが多く、正式には「メトロマニラ」といいます。メトロマニラはマニラ市のほかにケソン市、マカティ市、タギッグ市、パサイ市など17の市町村からなります。

メトロマニラのなかで、とくにマニラ市は治安が悪い地域です。マニラは観光地であるほか、歓楽街もあるので観光客を狙った犯罪が後を絶ちません。

しかし同じメトロマニラのなかでもマカティ市はマニラ市に比べてかなり治安がよいです。マカティ市は高層ビルが立ち並んでおりオフィス街が多いです。外国からのビジネスマンも多く日本人もいます。警備も厚く比較的安心です。

またマカティ市の隣にあるタギッグ市には、フォート・ボニファシオという地域があります。ここはマニラでも一番といっていいほど治安がよいです。日本人も多く住んでいます。

フォート・ボニファシオとは、もともと米軍基地の跡地でした。そこに計画的につくられた最新の都市がBonifacio Global City(ボニファシオ・グローバル・シティー)、略してBGCです。

このBGCは先進国の都市かと見まがうほどに発展しています。立ち並ぶ高層ビル群、おしゃれな街並み、いくつもの大型ショッピングモールなどは特徴的です。経済成長目覚ましいフィリピンの最先端の街といっても過言ではありません。

このBGCも外国人ビジネスマンや富裕層が多いためか、警備が厳重です。街中いたるところに警備員が立っています。

地域によっても差がある!?マニラの治安について

2.日本語で話す人には注意!マニラで発生している犯罪について

マニラの治安の悪さは地域・エリアによって違いますが、どの地域でも以下のような犯罪が起こっているので注意が必要です。

・スリ

狭い通路などで複数人に取り囲まれ、身動きができなくなっている間に貴重品を抜き取られるなどの事例があります。また気づかないうちに財布などを抜き取られることもあるので、カバンを後ろ掛けにせずにカバンの口はきちんと閉めるなどの対策が必要です。

・置き引き

レストランなどで、席をたったときに荷物を盗まれてしまうことがあります。マニラではちょっと席を離れるときでも、荷物は手放さないようにしましょう。

・タクシー強盗

深夜のタクシーで停車中に乗り込んでくる人や、運転手自身によって強盗にあうこともあります。タクシー内で、ナイフなどで脅され貴重品を奪われた上タクシーから降ろされる被害が報告されています。

・睡眠薬強盗

観光客に「街を案内してあげる」などと親しげに話しかけてきて、仲良くなってから睡眠薬入りの飲み物を飲ませて貴重品を盗む、などといった手口がみられます。

現地の人から日本語で話しかけられると、油断してしまうかもしれません。とくに日本人は金持ちだと思われる傾向があり、ターゲットにされやすいので気をつけましょう。

フィリピンでは銃の所持が認められています。マニラのなかでとくに危険な区域では殺人も頻繁に起こるようです。危険なトラブルに巻き込まれないように十分注意する必要があります。

3.留学先の代表的な都市マニラとセブの治安比較

フィリピンでの語学留学先として候補に挙がるのはセブ島、クラーク、バギオです。現在のところは、フィリピンのなかでもセブ島が留学先として人気があります。セブ島の治安はマニラの治安と比べて、どのような状況なのでしょうか。

セブ島の治安の特徴として、セブ島内の繁華街セブシティーで路上生活者が多いことがあげられます。ほかにもストリートチルドレン(路上生活の子ども)が物乞いをしてきたり、集団でスリを働いたりすることがあるようです。子どもに話しかけられて気を取られているうちに、持ち物を盗まれてしまうといった犯罪が発生しています。

またマニラで起こっているようなスリ、置き引きなどの軽犯罪がセブでも起こっているようです。海に囲まれたリゾート地だからといって安全が保障されているわけではないことを肝に銘じておきましょう。

留学先の代表的な都市マニラとセブの治安比較

4.マニラで犯罪にあわないためにできること

マニラで安心して過ごすためにどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。ここではマニラの治安状況にあわせて、自分でできる対策をまとめました。

・危険なエリアに近づかない

マニラ市の歓楽街であるエルミタ・マラテ地区や、それぞれの地域の歓楽街、観光地などには極力行かないようにしましょう。地元の人が多く、日本人のスリ被害が多いようです。

・流しのタクシーは使わない

流しのタクシーは強盗被害のほかにタクシー料金のぼったくりもあります。多少高くても信頼のおけるタクシーを使いましょう。

レストランやホテルが呼んでくれるタクシーや配車アプリ「Grab」を使って呼ぶタクシーを利用するのもよいでしょう。配車アプリはスマートフォンにインストールすれば、地図上に自分の現在地と周辺を走っている提携タクシーが表示されます。希望の条件を入力すれば提携タクシーに迎えに来てもらうことができます。

・不必要な金品は所持しない

外出するときは必要な分だけ金品を持ち歩くようにしましょう。必要以上に高額の金品を持っていると、スリや強盗に狙われやすくなります。

・手荷物の携帯方法に気をつける

バックパックなどを背中に背負っていると、後ろから何かされても気づきにくいです。混雑した場所では荷物を身体の前に抱えましょう。衣服のポケットに入れたものは簡単に抜き取られてしまうので、財布や携帯などはチャックの付いたカバンや上着の内ポケットに入れるようにしましょう。

・服装に気をつける

観光地やマーケットなどの場所では高級そうな服装や時計やアクセサリーを身につけないようにしましょう。観光目的の滞在ではおしゃれをしたいと思うこともあるかもしれませんが、金持ちであると判断されるとターゲットにされやすいです。できるだけ現地人に溶け込む服装をしましょう。

5.まとめ

マニラは治安が悪いという印象が強いですが、マニラのなかでも比較的安全な地域があります。それは経済発展目覚ましいフィリピンで、ビジネスをするために集まった外国人が多く住むエリアです。代表的なのがマカティ市とフォート・ボニファシオです。オフィスビルや商業施設が多く世界中の有名なショップが集まり、街中に警備員がたくさんいます。

マニラで犯罪にあわないために重要なのは、危険といわれるエリアに近づかないことです。危険な地域や治安状況などは現地の日本大使館に問い合わせてもよいでしょう。また服装は現地に溶け込んだものにしたり、手荷物は目を離さないようにしたりなどの対策も大切です。楽しい滞在にするためにも、安全対策をしっかりと行うようにしましょう。

フィリピン留学ついて

大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。

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