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更新日2022.06.20
ビクトリアはカナダ南西端、バンクーバー島の南端に位置する州都。
日本との時差は-17時間。夏のサマータイム期間には-16時間となります。
ヨーロッパを感じさせるイギリス風の美しい町並み、また海や森が近いため、
身近に自然を感じられる環境。フレンドリーでアットホームな人々に囲まれた素敵な街です。
CONTENTS
日本からビクトリアへはバンクーバーまたはアメリカのシアトルを経由してアクセスが可能。
日本からバンクーバーまでは直行便で約8~9時間。その後バンクーバー空港から国内線に乗り約20~30分でビクトリア空港へ。
バンクーバーからは航空機以外にもフェリーを使って片道約1500円とより安く行ける方法や、
多少費用はかかりますが水上飛行機だと所要時間約35分と航空機よりも断然早く行ける手段も。
移動手段 | 所要時間 | 費用 |
航空機(国際線+国内線) | 約9時間~9時間半 | 約8万~9万円 |
BCフェリー | 約1時間35分 | $16.90(約1500円) |
水上飛行機 | 約35分 | $205.00(約1万8000円)+税金 |
ビクトリアはカナダで最も温暖な地域であり、1年を通してとても過ごしやすい気候なのが特徴。
最も暑い7月~8月でも平均最高気温は24度前後、平均気温が最も低い1月~12月では5度~6度程度と比較的過ごしやすい気温となっています。降雨は夏季は少なく冬季に多いのが特徴で、年間降水量は625mm。積雪はほとんどありません。
カナダでは英語とフランス語の二言語が公用語とされていますが、ビクトリアはカナダの他の都市に比べ、英語が母国語の人の割合が非常に高いのが特徴。街中でも行きかう人々が英語で会話をしているため、英語に触れる機会が多いです。そのため、英語での留学を考えている人には最適な環境だといえます。また現地の人々は道ですれ違う時に挨拶を交わしたり、そこから少しおしゃべりをしたりと、とてもフレンドリーでアットホーム。治安の良さも魅力の1つで、初めての留学の方でも安心して生活することができます。
歴史的理由からイギリスの影響を受けたヨーロッパ風の風情ある街並みが広がっています。また、四季折々の美しい花々が町中を彩る姿は、「ガーデンシティ」とも呼ばれるほど。海も近く、森などの自然に囲まれ、穏やかな時間を過ごすことができます。休日や放課後、勉強の合間にリフレッシュがてら街中を散歩にいくのもオススメです。ビクトリアは、バンクーバーのような都会からは離れているため、落ち着いた環境で集中して勉強に取り組むことができます。
カナダといえば寒いイメージがあるかもしれませんが、ビクトリアはカナダの中で最も温暖な地域とされています。私も実際に最も寒いとされている2月に行ったのですが、体感温度としては日本の冬と変わらないという感じでした。また、昼間は日本に比べると湿気が少ないため、カラッとしています。このことからビクトリアでは年間を通してアクティビティや観光などを楽しむことができるので、放課後や休日にも充実した1日が送れます。
私がおすすめする観光スポットは3つあります。
ビクトリアのシンボルともいえる、州議事堂。ステンドグラスを多用した豪華な装飾や真ん中に位置する吹き抜けはとても見ごたえがあります。ヨーロッパの宮殿を思い起こさせるようなこの建物の夜のライトアップされた姿はとてもロマンチックで必見です。また、すぐ近くに広がるインナーハーバーにはたくさんの船が並んでいたり、夜景がとても美しく、有名な場所なのでぜひ一緒に訪れてほしいです。
ショッピングモールやお土産屋、様々な飲食店が立ち並ぶダウンタウン。有名なチョコレート専門店をはじめ、おしゃれでおいしいお店が数多くあります。中には日本料理を取り扱うお店もあるため、日本食が恋しくなった際にもぜひ立ち寄ってみてほしい場所です。
エリアごとにテーマが決められており、季節ごとに植えられる花壇によって、四季折々のお花を見ることができます。屋外の花壇に加え、屋内には温室もあるので、雨や雪の日にも美しい花を観賞できます。夏には花火、冬にはイルミネーションなど季節によってイベントも開催され、鑑賞以外の様々な楽しみ方もできます。
ビクトリアでは1年を通して様々なアクティビティができますが、私もダウンタウンにいる間、休日や放課後には友達やホストファミリーと観光やアクティビティをしていました。そのいくつか紹介していきたいと思います。
カナダの国民的スポーツともいえるアイスホッケー。私も実際に現地の大学の友人と見に行きました。ビクトリアのダウンタウンにはアイスホッケー場があり、地元チームの試合日にはグッズを身にまとった多くのファンが集います。初めて観戦したのですが、アイススケートならではのスピード感や白熱した試合展開はとても見ごたえがあり、釘付けになりました。
かつてイギリスの植民地だったこともあり、ビクトリアではその名残からイギリス文化を感じさせるアフタヌーンティーも有名です。市内のホテルやカフェなど、あらゆるお店で体験することができます。3段トレイに乗せられた美味しいケーキやサンドウィッチとともに、香り高い紅茶を味わい、幸せなひと時でした。お店によって値段やメニュー、アフタヌーンティーの時間が異なるため、気になるお店があれば事前に調べていくことをお勧めします。
海に面している所が多いビクトリアでは、野生のアザラシに会えることも。オークベイマリーナやフィッシャーマンズワーフでは実際に餌をあげることもできました。普段は水族館でしか見る機会がないと思いますが、生で近い距離で見るアザラシは大きく、迫力がありました。フィッシャーマンズワーフでは、カナダで有名なフィッシュアンドチップスなどが売っているお店も並んでいます。おしゃれでカラフルな家が海に浮いているので景観も楽しめます。
たくさんの自然や観光スポットに溢れたビクトリア。あなたならではのお気に入りの素敵な過ごし方がきっと見つかるはずです。
私は1か月間カナダのビクトリアに留学に行きました。初めての留学ということもあり、行く前は
不安な気持ちで溢れていた気がします。実際にビクトリアに来てからは不思議とその不安は消え、毎日を楽しく過ごせていました。
ビクトリアの人々は本当に優しく、フレンドリーですれ違う時にはニコッと微笑み、挨拶をしてくれたり、道がわからず迷っていると、すぐにどうしたの?と声をかけ、親切に道案内をしてくれました。
そんな温かい環境で過ごせたことが、不安が消えた大きな要因の1つでもあると思います。
学校には私と同じ留学生も多く、同じ考えや時には悩みなども共有していました。放課後や休日にはホストファミリーや友人からのオススメの場所や気になっていた所に行き、日本とは異なる文化に触れられたことで価値観や考え方が変わったり、新たな自分を発見することもできました。
人々の温かさ、過ごしやすさ、自然。たくさんの魅力で溢れたビクトリアで過ごした1か月間は私にとってとても有意義で濃い、貴重な経験となりました。
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