アメリカ西部、カリフォルニア州の南側に位置するロサンゼルスといえば、ニューヨークに次ぐアメリカの大都市です。カリフォルニア州の面積だけでも日本の国土よりも広く、ロサンゼルスだけでなくサンディエゴやサンフランシスコなどの有名な観光都市もあります。
そんな中でもやはりロサンゼルスの観光地としての人気はとても高く、映画産業の中心地であるハリウッドやユニバーサルシティのほかに、高級住宅が立ち並ぶビバリーヒルズや、すこし移動すればカリフォルニアのディズニーランドに行ける距離でもあります。
「観光地として人気なのはいいけれど、勉強のために渡米したい場合にはロサンゼルスには留学用の学校ってあるのかな?」「あるとしたらどんな学校があるの?」「自分に合う学校の選びかたがわからない……」
今回は、そんな留学前のお悩み解決に役立つ情報をご紹介いたします。
また、ロサンゼルス留学の概要はこちらの記事でもまとめていますので、ロサンゼルス留学にご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。
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実はロサンゼルスは留学先としての人気も非常に高い街で、アメリカの中で一番たくさんの語学学校がある地域だともいわれています。
その理由のひとつに、ロサンゼルスは比較的治安の良い街だということがいえます。一昔前までは犯罪率も高く治安の悪いイメージがありましたが、近年ではアメリカ国内の治安の良い街ランキングで5位以内にランクインするほどになりました。
しかし治安が改善されたとはいえ、確かにいまだに危険な地域も存在しています。中心地からすこし離れたコンプトンという町は、アメリカでも指折りのギャング犯罪の街といわれており、全米の殺人率が1位でもある地域です。ほかにもサウスロサンゼルスやスキッドロウといった町も治安の悪さが目立つ地域だといわれています。
「ロサンゼルス留学の学校として選んだ学校がこんな危ない地域にあったらどうしよう」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、ほとんどの語学学校は犯罪率0とまでは行かないまでも、安全な地域にある場合が多いのでご安心ください。
上でご紹介したようなある特定の地域をのぞけば、ロサンゼルスは昔ほど治安の悪い街ではないのです。
では実際に、いくつかのおすすめの語学学校を見てみましょう。
ウエストウッド地区とハリウッド地区の2か所に展開のあるこちらの学校は、日常会話の上達に特化したコースがあるのが特長です。授業の中で実際の会話をシミュレーションしながら学べるので、よりネイティブに近い表現や発音に近づけます。
ほかにも一般英語、各種試験対策、ビジネス用など豊富なコースの中から自分の目的に合ったものを選ぶことができますよ。
映画産業の最先端であるハリウッドならではのコースが用意されているのが、こちらの語学学校です。イングリッシュプラスフィルムコースでは、本場の映画製作の授業を英語で受けることができます。
脚本づくりや映画づくりのノウハウを学ぶことができ、コース内で製作した映画は学校内での試写会が行われるので、貴重な経験になることでしょう。
またレベル5を修了すると、ニューヨークフィルムアカデミーなどに進学できる可能性もあるそうです。映画製作を学びたい方にはぴったりの学校ですね。
こちらはダウンタウンに位置する語学学校です。一般英語コースのレベル5.6.7を修了すると、学校と提携しているカレッジに入学することができます。
そして注目すべきは何といっても授業料の安さです。ロサンゼルスにある語学学校の授業料の相場は4週間で約1000ドル~2040ドルですが、この学校はなんと4週間で690ドルのコースがあるそうです。治安がとてもいいとまではいえない場所ですが、ロサンゼルス留学の学校の費用をなるべくおさえたいと思っている方にはおすすめです。
こちらの学校は独立した施設ではなくカリフォルニア大学に付属していることが特長です。敷地内には大学生もたくさんいるので、まるでキャンパスライフのような雰囲気を楽しめることでしょう。キャンパス内に語学学生も使用できるはジムがあるそうです。
アメリカの文化を中心に学べるコースや、国内の大学受験を目指すコースなど数多くのコースが用意されています。
サンタモニカの美しいビーチまで徒歩5分で行けるこちらの学校は、とても治安の良い地域に位置しています。学校常駐しているスタッフの中には日本語が話せる方がいるそうなので、日本人からの人気の高い学校のひとつです。
英会話のワークショップも無料で開催されるものがたくさんあり、生徒だけでなく先生も参加するアクティビティも人気だそうです。
合わせて、こちらの記事でロサンゼルスのあるカリフォルニア州への留学の魅力や、カリフォルニアにある大学・語学学校を紹介していますので、カリフォルニア留学をお考えの方や語学学校選びにお悩みの方は、ぜひこちらもご覧ください。
ロサンゼルスは、世界中から留学生が集まる都市です。アジアだけでなくヨーロッパからの人気もとても高く、留学生もたくさんいます。なぜロサンゼルスは世界の人から留学先として選ばれるのでしょうか。その理由のひとつに、息抜きのバリエーションが豊かなことがあります。
お伝えしたとおり、ロサンゼルスには観光地がたくさんあります。授業のない週末にディズニーランドに遊びに行ったり、ビバリーヒルズでお茶をしたり、ユニバーサルスタジオに実際の映画のセットを見に行ったり……。
ディズニーランドとユニバーサルスタジオは1日ですべてを見ることができないともいわれているので、しっかり満喫したいと思ったら週末ごとに足を運ぶのもいいですね。またロサンゼルスは海に面しているので、サンタモニカやロングビーチでゆっくりしたり、また自然豊かな国立公園にもすこし足をのばすだけで訪れることができます。
アミューズメントに自然、ショッピングやグルメなども充実しているので、勉強以外のアクティビティに困ることはないといっても良いでしょう。楽しみがたくさんあるのは生活にハリが出ることにもなるので良いことなのですが、だからといって遊びすぎには注意が必要です。
多くの人が訪れる観光地であるハリウッドなどには、物価が観光客向けに高く設定されている店もあります。ロサンゼルス留学中の学校に入ってすぐの時期、要するにあまり英語が堪能でない時期には、ぼったくりに合ってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
また「週末にお金を使いすぎてしまって明日生活するお金がない!」なんて状況になってしまわないよう、息抜きはほどほどにしましょう。
観光地としてだけでなく、語学留学先としても人気のあるロサンゼルスは、アメリカでも上位にランクインするほど治安の良い町です。勉強の合間に有名な観光スポットや美しいビーチに行くことができるので、留学期間をより充実させることができるといえます。
ロサンゼルスには留学生用の学校にユニークなコースや無料アクティビティがたくさんあるので、各学校のホームページや資料を見比べて、自分にぴったりな語学学校を見つけると良いでしょう。
語学以外にもたくさんのアメリカ文化にふれることのできるロサンゼルスで、ぜひ忘れられない学びの時をすごしてくださいね。
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。