メニューボタン

外資系企業で働きたい留学生必見!留学経験を就活に活かす方法

更新日2025.02.21

外資系企業で働きたい留学生必見!留学経験を就活に活かす方法

post by

スマ留編集部

記事一覧を見る
"Make The World Your Stage ."をビジョンに、世界11カ国への英語留学を年間9,000人以上の留学生をサポート。これまでの留学サポートの実績で得られた情報をもとに、皆さんが安心して海外留学を楽しめる役立つコンテンツを配信中!

世界でグローバル化が進んでいるなかで、留学やワーキングホリデーの体験は将来の可能性を広げることは間違いありません。そういった状況でも、留学を終えて帰国した後の就職などに、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、外資系企業や海外での事業に参入している日本の企業は、グローバル人材を求めています。

これらの企業では、語学力やコミュニケーション能力、国際センスなどを重視する傾向があります。ここでは、留学後の就職先として外資系企業をおすすめする理由とメリット、就活する際のポイントを解説します。

留学後の就職はやっぱり外資系企業!


外資系企業では英語を使う機会が多いため、留学経験で身につけた英語力を活かすことができます。メールやチャット、電話などで英語を使って同僚や上司、取引先とのコミュニケーションをとらなければならないからです。外資系企業側でも、外国人とコミュニケーションをとれる人材を求めています。そのため、留学生を快く受け入れてくれやすい環境です。

外資系企業は日本の企業に比べて、高い報酬を提示するケースが多いことも特徴です。平均年収が高く、800万円以上が相場といわれています。雇用する職種には、営業やコンサルティング、プログラマー、エンジニアなど多くの形態があります。そのなかでも、エンジニアに高い年収を提示するケースが多く、新卒のエンジニアに1,000万円という破格の年収を提示した事例もあります。外資系企業に就職することができれば、将来のキャリアの可能性が大きく広がります。

実力が認められれば、社内での昇進や給与のアップだけでなく、転職などによるキャリアアップも可能でしょう。

外資系企業は日本の企業とは異なり、フレンドリーな雰囲気があります。会社では高い地位にある社長などや役員でも、従業員に挨拶をしたり、気軽に話しかけてきたりするのが普通です。そのため、日本のような企業体制に悩む必要がなく、自分の仕事に集中できるというメリットがあります。

また、年功序列の概念がなく、完全実力主義です。ただ会社に籍を置いているだけでは評価されません。がんばって結果を出せば、昇給や昇格の可能性が高くなります。また、性別による昇進の機会にも差がありません。平等に機会が与えられます。実力を正当に評価されたいと考えている人には、向いている企業だと言えるでしょう。

ワークスタイルに制限が少ないことも特徴のひとつです。ほとんどの企業で、服装は基本的に自由で、フレックスタイムを採用しています。自由な雰囲気で仕事に取り組める環境があります。さらに、仕事以外の時間に上司からの誘いで酒やゴルフなどに付き合うといったことは、ほとんどありません。休暇もしっかりとることができます。プライベートの時間を大切にしたい人には、おすすめの職場です。

従業員も国際交流経験がある方が多い


日本に進出している外資系企業の場合、社長やディレクターなどは外国人ですが、ほとんどの従業員は日本人です。なかには、従業員全員が日本人の企業もあります。このような外資系企業で働いている日本人は、留学やワーキングホリデーなどの国際交流経験がある方が大半を占めています。

日本にある外資系企業に勤務している場合、社内でのコミュニケーションは日本語です。しかし、米国などの本社や支社とメールや電話などで連絡をとるときに、英語を使う必要があります。そのため、高い英語力が必要です。この英語力は、TOEICスコアなどだけでは判断できません。TOEICスコアが高得点であっても、外国人とコミュニケーションを取ることができないケースがあるためです。そのため、国際交流経験がある人材の確保が求められています。

日本に進出する外資系企業は、年々増えています。その企業の多くが日本における企業活動の阻害要因として「英語でコミュニケーションを取ることのできる人材確保の難しさ」を挙げています。留学やワーキングホリデーなどの国際交流経験がある人材は、ますます必要とされるでしょう。

知っ得!英語が初級レベルの求人もある


実は、外資系企業では英語が初級レベルの求人もあります。求人の大半は、海外とのメール対応や書類作成などです。英文の読解力や英作文能力が必要になります。日常会話レベルの英語力を必要としない外資系企業の求人では、英語が初級レベルの人でも採用する企業は少なくありません。求人広告でTOEICスコアを指定している場合でも、極端に下回っていなければ採用される可能性があるので応募することをおすすめします。

外資系企業では、英語力は初級レベルでも、専門的なスキルや経験があれば採用するケースが増えています。企業でも、英語力は入社後に伸ばせばいいと考えているためです。

英語が初級レベルでも、求人が増えている業界があります。金融サービスやデータセキュリティー、小売業、メディカル分野などです。金融サービス業界では、法律の改正などに対応するため、法律に関する専門的な知識を持った人材のニーズが高まっています。データセキュリティー業界は、慢性的な人材不足です。セキュリティーエンジニアやデータサイエンスの分野などでは求人が増加傾向にあります。小売業では、セールスマネージャーなどの人材が求められており、英語が初級レベルでも業務をこなすことが可能でしょう。メディカル分野では、外資系製薬会社の進出などの影響で、求人が増えています。外資系製薬会社の取引先は日本の企業や病院などであるため、セールスマネージャーとしてのスキルがあればいいでしょう。

面接ではハッキリと自信をもった態度で挑む


面接を成功させるためには、事前の準備をしっかりしておくことが重要です。事前の準備では、応募先の企業のことを調べて、事業内容や決算の状況などを把握しておきましょう。理解できない点は、面接時に質問をして、どれだけ企業のことを調査しているかアピールすることが大事です。また、企業について理解していることが伝われば、面接官の印象も良くなるでしょう。

面接では、ハッキリと自信を持った態度で挑むことが最も大事です。日本では美徳とされている謙虚さは、外資系企業の面接では不要だと考えましょう。また、企業は人材を育てることよりも即戦力を求めています。これらの点を理解したうえで、面接に臨みましょう。

面接官がチェックしているのは「応募者のスキルと専門知識レベルの実力」「チームワークやコミュニケーション能力などの人格」「ポテンシャル」「英語力」です。これらのチェックに対応するためには、アピールや質問に対する的確な答え、明確な志望動機、アイコンタクトが必要になります。

自分の留学やワーキングホリデーの経験、これまでに身につけたスキルなどをしっかりアピールすることが大切です。面接官の質問に対しては、短く的確に答えるようにしましょう。的外れな答えにならないようにする必要があります。長くダラダラ話したり、回りくどくなったりしないように注意しましょう。

志望動機については、企業の下調べなどをして、明確に答えられるようにしておくことが大事です。入社への意欲を感じてもらえるような答えが必要になります。欧米の人とのコミュニケーションでは、アイコンタクトが非常に重要です。しっかり、面接官の目を見て答えるようにしましょう。面接官の印象によっては、英語力次第で簡単に社長面接に行くことができる場合もあります。

語学力の証明は帰国直前か直後にとっておこう


TOEICなどの語学力の証明は、帰国直前か直後にとっておくべきでしょう。なぜなら、英語力が一番あるタイミングが帰国直前か直後だからです。

このタイミングを逃すと、どんどん英語力が低下していく可能性もあります。TOEICを受験できるのは月1回だけで、早めにテストを受けないと履歴書にスコアを書けない場合もあります。また、就活が本格化する前にとっておきましょう。就活が本格化すると、会社説明会や合同説明会などで忙しくなり、受験に集中できなくなるためです。留学やワーキングホリデーでの経験を就活に活かすためにも、早めに語学力の証明は取得しておきましょう。

外資系企業や日本国内でも英語を社内公用語としている企業では、TOEICだけでなくTOEFLやIELTS、ケンブリッジ英語検定などのスコアも評価します。これらのテストも、できれば受けておいたほうがいいでしょう。日本の企業の場合は、やはりTOEICのスコアを採用や昇進、昇給などの基準にしているところが多くなっています。留学経験者は、TOEICのリスニングパートで高い点数をとる傾向があるといわれています。

重要!外資系就活は大学3年春からスタート


日本の新卒採用は、一般的に大学3年生の3月に情報解禁となりますが、実際は大学3年生のサマーインターンシップから採用活動を始める企業が大半です。
2025年卒以降、条件を満たした採用直結型のインターンシップが公認となったこともあり、サマーインターンシップはますます選考に影響していくことが予想されています。

しかし、実は外資系企業に関しては以前からサマーインターンシップが採用に大きく関わっています。サマーインターンに参加した人だけの早期選考枠を用意する企業が多く、中にはサマーインターン参加者のみで募集を締め切ってしまう企業もあります。

また、本選考のスケジュールも一般的な日系企業よりも早く、10月頃にスタートします。企業によっては3月の情報解禁前には募集を締め切っていることも少なくありません。

外資系就活において大学3年生のサマーインターンシップや本選考に参加するのは非常に重要になるので、希望企業のインターンシップ日程や募集開始時期は必ずチェックしておきましょう。

一般的な外資系企業の就活スケジュール(大学3年生時のスケジュール)は以下です。

  • 6月~7月:夏インターンシップ募集開始・選考実施
  • 8月~9月:夏インターンシップ
  • 10月~12月:夏インターン参加者早期選考・冬インターン募集開始・説明会・本選考
  • 1月~2月:本選考・冬インターンシップ
  • 3月:内定

外資系はインターンシップ参加者の中から採用をおこなう傾向が強い企業が多いので、インターンシップ参加のための選考を設けているのが一般的です。エントリーシート(履歴書)を送り、筆記試験やwebテストを受験し、インターンシップ参加の権利を勝ち取りましょう。

インターンシップに参加できなかった場合でも通常募集枠のチャンスがあるので、募集スケジュールを見てエントリーをおこない、説明会や面接などの本選考に参加しましょう。

大学3年の時に留学する場合は?

外資系企業への就職を目的とした留学をする場合は、できる限り大学2年生までに留学を終えて帰国することが理想ですが、どうしてもスケジュールが被ってしまうこともあるでしょう。そんな時は留学先でもできる就職活動をましょう。昨今はオンライン選考対応企業も増えており、海外にいても面談や選考に参加することができます。

中でも、おすすめは逆求人型就活サービスのOfferBoxです。就活生の3人に1人が使っているサービスですが、留学生と非常に相性が良いのです。

OfferBoxはプロフィールを登録しておくと、自分のプロフィールを見た企業から直接オファーが届きます。オファーを受け取った企業とアプリ内のチャット機能で直接やり取りができるので、海外にいても就職活動を進めることができます。

サービスの特性上、普段の自分らしさを表現しやすくなっているので、プロフィール写真もプライベートのものを登録することができます。
積極性や行動力のある学生を採用したい外資系企業も多数登録しているため、登録しておいて損はないでしょう。

将来の就職も踏まえた留学をしよう


留学やワーキングホリデーを経験することによって、語学力やコミュニケーション能力の向上や国際感覚などを身につけることができます。将来の可能性を広げることも可能です。外資系企業や海外と取引のある日本の企業では、英語でコミュニケーションをとれる人材の確保を求めています。

しかし、留学生などの帰国時期と企業の採用時期が重なっているため、就活と求人のタイミングがずれている傾向がみられます。このような状況にあるため、留学を希望する方は、海外でのスキルアップを図ると同時に将来の就職のことも考慮に入れた計画が必要です。

留学やワーキングホリデーの体験を活かすためには、できるだけ早く就活をスタートしましょう。

Q&AまとめQ&A

Q留学後の就職先にはどのようなものがありますか?
多くの留学生が目指すことが多いのは外資系企業で、英語を使う機会が多いため、留学経験で身につけた英語力を活かすことができます。外資系企業側でも、外国人とコミュニケーションをとれる人材を求めています。そのため、留学生を快く受け入れてくれやすい環境です。
Q外資系企業に日本人はいますか?
日本に進出している外資系企業の場合、社長やディレクターなどは外国人ですが、ほとんどの従業員は日本人です。中には従業員全員が日本人の企業もあります。このような外資系企業で働いている日本人は、留学やワーキングホリデーなどの国際交流経験がある方が大半を占めています。
Q英語力が無くても外資系企業に就職できますか?
英語力が高いことに越したことはありませんが、実は、外資系企業では英語が初級レベルの求人もあり、海外とのメール対応や書類作成などを行います。専門的なスキルや経験があれば採用するケースが増えており、英語力は入社後に伸ばせばいいと企業側も考えているためです。
Q英語力の証明はどのタイミングで取得すれば良いですか?
TOEICなどの証明は、帰国直前か直後にとっておきましょう。なぜなら、英語力が一番あるタイミングが帰国直前か直後だからです。また、TOEICを受験できるのは月1回で、早めにテストを受けないと履歴書にスコアを書けない場合もあります。就活が本格化する前に取得しておきましょう。

無料オンライン相談も実施中!

スマ留TOPへ

無料オンライン相談も実施中!