こんにちは!
2025年4月26日(土)、スマ留では大学1〜3年生を対象にしたオンラインイベント
【英語×海外経験で差がつく!就活準備セミナー】を開催しました!
「将来に向けて英語力を伸ばしたい!」
「留学したいけど、就活にどう活かせるかが不安…」
「“英語を話せる”だけじゃ弱い?実践的な力って何?」
そんな声に応えるべく、英語とキャリアのプロをお招きし、就活を見据えた英語力の育て方、そして“海外経験を武器にする方法”についてお話いただきました。
CONTENTS
最初のセッションでは、IDP Education 日本統括責任者・市川さんより、「なぜ今“英語力”が必要なのか」そして「就活に本当に必要とされる英語力とは?」について、リアルな現場目線で語っていただきました。
外資だけでなく、日本ではたらいていても会議の中で英語で議論を行う、外国人労働者と英語で会話をするなど、様々な場所で英語力が求められているとのこと…!また「英語力」は年収にも影響されているとの展開をいただきました。年齢もそうですが、男女でも年収差に違いが生じていることがわかります。 英語力があることで「キャリアを自由に選べる」という新しい見方もご共有いただきました。
きになるのは、具体的にどのくらいの英語力が必要なのかということ。アピールできる英語力は 「TOEIC800以上」が一般的とされているようです。またこのTOEICの点数、実は限界があるとのこと…オールマークシート、たった2分野の試験で「英語力は測れない」と述べられました。
日本の教育上、読む・書くといったスキルを中心に学ぶようになっていますが、本当に必要とされる英語力はスピーキング力であるとのこと。「社会で”使える”英語力」を測るために、英語面接を用意する企業も増えてきているようです。なんと、 ビジネスの場で必要なレベルで話せる日本人はわずか7%・・・驚異的です。
では、具体的にどのように実践的な英語を身につけるかというと、「読む」「書く」はAIを活用した英語学習法が書かれた本で学び、AIでは対応できない「スピーキング」は海外留学で身につけることを推奨されていました。
第一部はこれにて終了!
市川さんのご講演を通じて、これからの就活やキャリアにおいて 「英語力」は単なるスキルではなく、“可能性を広げる武器”であることが明確になりました。
日本国内においても、グローバルな環境に対応できる力がますます求められる今、AIと人間の役割を見極めながら、効率的かつ実践的に英語力を高めていくことの重要性が改めて示されました。
特に印象的だったのは、 「AIの発達に合わせて、自身の英語学習法もアップデートしていくべき」という視点。従来の勉強法にとらわれず、テクノロジーを取り入れた柔軟な学び方が、これからのスタンダードになるという示唆に富んだ内容でした。
「読む・書く」はAIを活用して自学自習を深め、「話す」は海外で実践を重ねていく。
そうした戦略的な英語学習の道筋を、現場感のあるリアルな視点でご提示いただけたことで、参加者にとっては“今何をすべきか”を考える大きなヒントとなる時間となりました。
続いて登壇いただいたのは、スマ留社員兼、就職支援サービス「yuino」代表の長谷川です。
これまで多数の学生の就活・進路相談をサポートしてきた立場から、「海外経験をどのように就活で活かすか?」というテーマで具体的なアドバイスを行いました。
「英語ができる」だけでなく、 「英語を使って動ける人材」が今後ますます求められる時代。データを交えながら、実際に企業が目標とする英語スキルや、学生に期待するアクションについての紹介があり、英語学習の重要性に対する参加者の関心も高まりました。
「企業が見ているのは、単に留学したという“事実”ではなく、 その経験を通じてどのように成長し、それをどう再現できるかという“プロセス”です」
という言葉から、学生たちも思わず深く頷く場面が。
実際のスライドでは、「よくある伝え方(NG例)」と「魅せる伝え方(OK例)」を比較しながら、
・どのような行動をしたか
・どんな結果が出たのか
・その結果からどのような学びを得て、どう次に活かしたのか
といった“エピソードの構造化”の重要性が伝えられました。
たとえば、ただ「TOEIC800点を取得した」と伝えるのではなく、「1日5時間の学習を継続し、毎週3回現地イベントに参加して実践機会を増やした結果、600点台から800点へスコアアップした」というように、行動→成果→学びを明確にすることで、経験の説得力が格段に増すとのこと。学生からは「成果ではなくプロセスをどう語るかが大切だと分かった」「これから留学に行く前に準備すべきことが明確になった」という声が多数寄せられました。
今回のセミナーでは、これから留学やキャリア形成を考え始める学生に向けて、「今からできる3つの行動」を具体的にご紹介しました。
留学・インターン・情報収集をどう活かすか?成功のポイントをわかりやすく解説します。
①本選考から逆算して就活スケジュールを立てる
3年生の春〜夏には就活が本格化する今、留学やインターンといった経験は1〜2年生のうちに済ませておくのが理想的。留学を考えるなら「語学学習→海外インターン→自己分析→本選考」という流れを意識し、早めに準備を進めることの大切さが共有されました。
②海外留学やインターンに挑戦しよう
渡航前に「なぜその国に行きたいのか」「どんなスキルを身につけたいのか」「どんな経験をすればそのスキルが得られるか」を言語化しておくことが、経験の価値を高める第一歩。
行動前の“目的整理”が、将来の就活時に大きな武器になります。
③就活について語れる場にできるだけ多く足を運ぼう
「誰と就活の話をしているか?」というマイナビ調査では、多くの学生が“大学の友人”や“大学の教員・キャリアセンター”と話していることが明らかに。早い段階からキャリアに関心のある人とつながることで、自分の行動の選択肢や視野も広がっていきます。
「なんとなく留学したい」「就活が不安」と思っている段階でも、今日のような場に参加することが大きな一歩。
学生生活の早い段階から動き出すことで、未来の選択肢を大きく広げることができるというメッセージが、しっかりと届けられたイベントとなりました。
今後もスマ留では、学生一人ひとりが納得のいく進路を選択できるよう、情報提供や機会の創出を続けていきます。
定期的にイベントも開催していますので、興味がある方はぜひスマ留のLINEに登録して最新情報をチェックしてください!