ワーホリ(ワーキングホリデー)は他の留学制度と比べて安い費用で海外に行ける優れた制度です。しかし、 「安いとは言っても、実際ワーホリにはどれくらいかかるの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
本記事では、おすすめ5カ国のワーホリ費用や節約のコツを解説します。安い費用でワーホリを実現したい方は、最後までご覧ください。
CONTENTS
渡航先によってワーホリ費用は異なります。
ここでは、 人気のワーホリ先5カ国について、1年間の滞在費用の目安を比較します。
期間・コース | 1年間の総費用 |
オーストラリア | 1,740,000~2,450,000円 |
ニュージーランド | 1,490,000~2,620,000円 |
カナダ | 1,690,000~2,480,000円 |
イギリス | 2,130,000~4,040,000円 |
アイルランド | 1,890,000~2,810,000円 |
参考情報:スマ留 ワーキングホリデー
為替レートや物価変動によって費用は変わるので、定期的に最新情報を確認しましょう。
ここでは、オーストラリアのワーホリ費用内訳を解説します。
滞在費 | 650,000~900,000円 |
生活費 | 500,000~700,000円 |
語学学校費用(*1) | 270,000~400,000円 |
その他 諸経費(*2) | 320,000~450,000円 |
総費用 | 1,740,000~2,450,000円 |
*1 3~4ヶ月の語学学校費用
*2 渡航費・保険料・ビザ取得費用
オーストラリアは、日本人にとって人気のワーホリ先。日本人コミュニティも多いため、初めての海外生活でも安心感があります。 世界的に見ても最低賃金が高い国の一つなので、短期間の就労でも比較的多くの収入を得られる可能性があります。
最大6か月間、同じ雇用先で働き続けることができます。
✓オーストラリアでのワーホリ中の給与例
*オーストラリアの最低賃金で1日6時間×週5日働いた場合最長就学期間は4ヶ月です。
スマ留ライトプランを利用して語学学校の手配やサポートを受ける料金は以下の通りです。
4週間 | 304,000円 |
8週間 | 496,000円 |
12週間 | 619,000円 |
ここでは、ニュージーランドのワーホリ費用内訳を解説します。
滞在費 | 600,000~1,000,000円 |
生活費 | 450,000~700,000円 |
語学学校費用(*1) | 240,000~480,000円 |
その他 諸経費(*2) | 200,000~440,000円 |
総費用 | 1,490,000~2,620,000円 |
*1 3~4ヶ月の語学学校費用
*2 渡航費・保険料・ビザ取得費用
ニュージーランドは、 世界的に治安の良い国(*)として知られており、安全なワーホリ先と言えるでしょう。
* nzherald.co.nz 「世界平和指数」で世界で4番目に安全な国に選ばれる(2023年度)
就労可能期間に制限はありません。
✓ニュージーランドでのワーホリ中の給与例
*ニュージーランドの最低賃金で1日6時間×週5日働いた場合
最長就学期間は6ヶ月です。スマ留ライトプランを利用して語学学校の手配やサポートを受ける料金は以下の通りです。
4週間 | 250,000円 |
8週間 | 484,000円 |
12週間 | 609,000円 |
24週間 | 890,000円 |
ここでは、カナダのワーホリ費用内訳を解説します。
滞在費 | 600,000~900,000円 |
生活費 | 450,000~600,000円 |
語学学校費用(*1) | 240,000~480,000円 |
その他 諸経費(*2) | 400,000~500,000円 |
総費用 | 1,690,000~2,480,000円 |
*1 3~6ヶ月の語学学校費用
*2 渡航費・保険料・ビザ取得費用
カナダの公用語は、英語とフランス語。ケベック州ではフランス語圏の文化も体験できるのがメリットです。カナダの大都市(トロントやバンクーバー)は、比較的物価が高いです。しかし、カナダには チップ文化があるため、サービス業では追加収入を得られる機会もあります。
就労可能期間は1年間です。
✓カナダでのワーホリ中の給与例
*カナダの最低賃金で1日6時間×週5日働いた場合
最長就学期間は6ヶ月です。スマ留ライトプランを利用して語学学校の手配やサポートを受ける料金は以下の通りです。
4週間 | 313,000円 |
8週間 | 568,000円 |
12週間 | 706,000円 |
24週間 | 1,010,000円 |
ここでは、イギリスのワーホリ費用内訳を解説します。
滞在費 | 720,000~1,000,000円 |
生活費 | 660,000~720,000円 |
語学学校費用(*1) | 450,000~1,800,000円 |
その他 諸経費(*2) | 300,000~520,000円 |
総費用 | 2,130,000~4,040,000円 |
*1 3~12ヶ月の語学学校費用
*2 渡航費・保険料・ビザ取得費用
イギリスは生活水準が高く、医療や教育などの公共サービスも充実しているため、安心して渡航できるワーホリ先です。ロンドンなどの大都市では、家賃や交通費などの物価が高いため、滞在しやすい都市を選ぶと良いでしょう。 入国日から最大2年間滞在可能。就労期間の制限はありません。
✓イギリスでのワーホリ中の給与例
*イギリスの最低賃金で1日6時間×週5日働いた場合
最長就学期間に制限はありません。
スマ留ライトプランを利用して語学学校の手配やサポートを受ける料金は以下の通りです。
4週間 | 350,000円 |
8週間 | 655,000円 |
12週間 | 742,000円 |
24週間 | 1,077,000円 |
ここでは、アイルランドのワーホリ費用内訳を解説します。
滞在費 | 720,000~840,000円 |
生活費 | 540,000~600,000円 |
語学学校費用(*1) | 280,000~870,000円 |
その他 諸経費(*2) | 350,000~500,000円 |
総費用 | 1,890,000~2,810,000円 |
*1 3~12ヶ月の語学学校費用
*2 渡航費・保険料・ビザ取得費用
アイルランドは、オーストラリアやカナダなどの 人気の国と比べて日本人が少ない(*)ため、英語力を向上させやすいワーホリ先です。
一週間に最大39時間までの就労が認められています。
✓アイルランドでのワーホリ中の給与例
*アイルランドの最低賃金で1日6時間×週5日働いた場合
最長就学期間が無制限なので、1年間の滞在期間中ずっと語学学校に通うことも可能です。スマ留ライトプランを利用して語学学校の手配やサポートを受ける料金は以下の通りです。
4週間 | 298,000円 |
8週間 | 523,000円 |
12週間 | 617,000円 |
24週間 | 868,000円 |
行きたい国の物価がそれほど安くない場合、ワーホリにかかる費用が気になるでしょう。ここでは、ワーホリを安い費用で実現するための5つのコツを紹介します。
ワーホリの魅力は、 滞在国で合法的にアルバイトができること。滞在費を稼ぎながら現地の文化や人々と深く関わることができます。
✓ワーホリで可能なアルバイト例
多くのワーホリ協定国では最低賃金が法律で定められているため、安定した収入を得やすいのも魅力。
ワーホリ先 | 最低賃金(時給) |
オーストラリア | 2,614円(24.10オーストラリア・ドル) |
ニュージーランド | 2,280円(23.15ニュージーランド・ドル) |
カナダ | 2,042円(17.30カナダ・ドル) |
イギリス | 21歳以上:2,358円(11.44ポンド)
18~20歳:1,773円(8.60ポンド) 18歳以下:1,319円(6.40ポンド) |
アイルランド | 20歳以上:2,213円(12.70ユーロ)
19歳:1,992円(11.43ユーロ) 18歳:1,770円(10.16ユーロ) 18歳以下:1,549円(8.89ユーロ) |
*1 1オーストラリア・ドルあたり108.50円(2024/7/9時点のレート)で換算
*2 1ニュージーランド・ドルあたり98.50円(2024/7/9時点のレート)で換算
*3 1カナダ・ドルあたり118.06円(2024/7/9時点のレート)で換算
*4 1ポンドあたり206.19円(2024/7/9時点のレート)で換算
*5 1ユーロあたり174.28円(2024/7/9時点のレート)で換算
ニュージーランドやイギリスなど、ワーホリビザの期間中の就労期間に制限がない国もあり、まとまった収入を得ることも可能です。ワーホリ専門の求人サイトや、現地に住む日本人のコミュニティやSNSで情報収集してアルバイト先を探せます。
しっかりと準備をすれば、ワーホリ中のアルバイトは費用を抑えながら貴重な海外経験を積む絶好の機会となるでしょう。
ワーホリ先の国が決まっている場合でも、都市によって物価は異なります。
オーストラリアを例に解説します。
都市名 | 賃料(月あたり) |
シドニー | 305,970円 |
メルボルン | 232,190円 |
ブリスベン | 251,720円 |
キャンベラ | 260,400円 |
アデレード | 219,170円 |
* 1オーストラリア・ドルあたり108.50円(2024/7/9時点のレート)で換算
* 参考 jacarandafinance Australian Cost of Living Comparison by State
シドニーなどの大都市と、アデレードなどの地方都市では月あたりの賃料が10万円程度違います。事前に各都市の物価をリサーチし、生活費が安い都市を探しましょう。
現地の情報を集めるには、ワーホリ経験者のブログやSNSなどを参考にするのがおすすめです。
ワーホリに必要な航空券は工夫次第で安く取得できます。
✓渡航費用を安くする方法
出発日を数日ずらすだけで価格が大きく変わることも。平日やピーク期間を外した日時を検討することをおすすめします。ただし、最安値を追求するあまり、不便な経路や時間を選んでしまうと、結果的に他の費用がかさむ可能性もあるので、コストは総合的に判断しましょう。
宿泊費や食費、交通費などの滞在費はワーホリ費用の大部分を占めます。そのため、 滞在費を工夫して安くすることができれば、大幅に費用を節約できるでしょう。
項目 | 節約方法 |
宿泊費 | シェアハウスやルームシェアを利用
ホステルの長期滞在(*1) 食事付きのホームステイ |
食費 | 現地のスーパーを利用した自炊 |
交通費 | 徒歩、自転車、公共交通機関で移動
定期券や交通パスを利用 カーシェアリングやライドシェア(*2) |
娯楽費 | 公園、美術館、図書館など無料で楽しめる場所を利用する
国際学生証(ISIC)を提示して割引を受ける(*3) |
通信費 | 現地のSIMカードを契約する
カフェや図書館など、無料Wi-Fiスポットを活用する |
*1 仕事と宿泊場所がセットになっているワーキングホステルを利用できる場合もある
*2 UberやLyftに代表されるドライバーと乗客のマッチングサービス
*3 STA Travel Japan 国際学生証(ISIC)
いくつかの節約術を組み合わせることで、ワーホリ時の滞在費を大幅に抑えられます。もちろん、節約ばかりに気を取られず、ワーホリを通して様々な経験を積むことも大切です。バランスの取れた節約を心掛け、充実したワーホリ生活を送りましょう。
ワーホリは、手続きや情報収集など事前の準備が多くて大変です。留学エージェントを利用すれば、各種の手続きを代行してもらえるため、時間や手間を節約できます。
しかし、留学エージェントによってサービス内容や料金は様々なので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。
✓手数料が安い留学エージェント選びのコツ
複数の留学エージェントから見積もりを取り、比較交渉することで費用を抑えられるでしょう。 最低価格保証を持つ留学エージェントもあるため、見積もり時に他社の好条件を提示するのも効果的です。
費用とサポート内容のバランスを考慮し、自分に合った留学エージェントを選ぶなら、充実したワーホリを実現できるはずです。
ワーホリの費用を安く抑えたいなら、定評ある留学エージェントのスマ留がおすすめ。
スマ留は、 他社と比較して最大半額で留学できる格安プランが人気です。料金の内訳が明確で、隠れた費用や追加料金が少ないため安心して利用できます。無料のカウンセリングで詳細な見積もりも可能。多くのワーホリ参加者から高い評価を得ており、コストパフォーマンスの良さが支持されています。費用を抑えてワーホリをしたいという方はぜひ無料留学カウンセリングでご相談下さい。