
サーフィンの聖地して有名なフィリピンのミンダナオ島の北東部にあるシャルガオ島。
ここシャルガオ島のクラウドナインでは、毎年サーフィンの大会が開かれ、サーファー憧れの地でもあります。そんなシャルガオ島は、セブ島から国内線でわずか1時間で行ける距離にあるのです。
セブ島からセブパシフィック航空、フィリピン航空が運行しており、往復1万円ちょっとで気軽に行けるこのシャルガオ島に今回2泊3日で訪れてみたのでご紹介します。
セブ島留学の休日の旅行としても是非参考にしてみてください!
フィリピン留学、一歩踏み出せないあなたへ
フィリピンの留学エージェントを徹底比較&選び方を解説
これを見れば自分に合った留学エージェントがわかる!
CONTENTS

シャルガオ島はセブのマクタン国際空港から国内線に乗って1時間で行くことができます。
現在、セブパシフィック航空が1日3便、フィリピン航空が1日2便、なんと1日に5便も飛んでいるんです。しかもセブパシフィック航空であれば、朝7時の便があるので初日から思いっきり遊ぶことができます。
帰りは16時台の便があるので、土日を使っての1泊2日でも十分です。


シャルガオ島はセブと違い、観光地として整備されておりゴミひとつ落ちていません。のんびりとした田舎町という雰囲気で、とてもゆったりと過ごすことができます。
サーフィンの聖地でサーフィン好きにはもちろん、初心者向けのレッスンが豊富でしかも安い!
現地も移動も全て一律料金、空港からメイン地区まで300P、メイン通りの移動は全て30Pです。
シャルガオ島はサーフィン好き、観光客におすすめなのはもちろんですが、セブ島の語学留学生に特におすすめできる島でした!
特に中長期の留学でセブの観光を全て終えてしまった方、土日や3連休を使って別の島へもいってみたいという留学生におすすめです。

シャルガオ島はサーフィンの聖地と呼ばれている島です。毎年サーフィンの大会も開催され、世界各国からサーファーがこの地に集結します。そんなサーファー憧れの島ですが、サーフィン初心者、未経験者にもおすすめです。
初心者向けのポイントもあり、しかも1時間500Pという安さで、ボードレンタル&プライベートレッスンがついてきます。フィリピン人がつきっきりでレッスンしてくれるので、初めての人でも安心!特に語学留学生であれば英語を話すチャンス!英語の上達&サーフィンも上達して一石二鳥です。
ちなみに私は英語が話せませんが、それでも問題なくレッスンは受けられます。英語が苦手&サーフィンしたことがない…という方もぜひ、体験してみてください。

サーフィンが出来るクラウド9周りになりますが、多数のレストラン、バー、ショップがあり、夜でも徒歩で歩くことができます(とはいえ、日本ではありませんので女性は複数名で常に行動してください)。
※暗い場所は暗いです。ずーっと明るい街灯が続いているわけではありません。
シャルガオ島を訪れる観光客はほぼ欧米の人がメインです。日本人を始め、現地フィリピン人を除くアジア人はあまり見かけません。サーフィンをしていても、カフェやレストラン、バーで食事をしていても目につくのは欧米の方々です。
みなさんサーフィン目当てで来ている観光客です。とても気さくで挨拶をしてくれます。留学生であればせっかくなので欧米の方々と交流したい!という方もいるのではないでしょうか?
セブよりも気軽に話しやすい雰囲気です。シャルガオ旅行ついでに英語の上達もできます!

滞在ホテルから気軽に予約でき参加できます。詳しいアクティビティについてはこちらの記事をご覧ください。
シャルガオ島はサーフィンがメインの島なので、安い宿泊施設がとても多いです。相部屋やバンガロータイプであれば一泊1,000円〜からホテルがあります。
もちろん個室でも安いですし、高級リゾートと呼ばれるホテルも多くあります。予算や滞在目的に沿って選べるのがシャルガオ島の特徴です。
冒頭でも説明しましたが、セブー⇔シャルガオは1日5便も出ています。しかも1時間足らずで着くので少ない日数でも最大限に遊ぶことが可能です。
セブパシフィックであれば朝7時の便、帰りは16時の便で帰れば1泊2日でも思いっきり遊べます。
国内線に乗るのも難しいことはなにもないので、気軽に行けますよ。
2019年8月現在のセブとシャルガオ間の時刻表です。


セブパシフィック航空であれば往復4,000P前後でチケットが取得できます。


フィリピン航空も1日2便出ています。時間帯はセブパシフィックの方がいいですが、満席やLCCが嫌だという場合は、フィリピン航空も合わせてチェックしてみてください。
シャルガオ島のデメリット
セブから近く、綺麗に整備されたのんびりとした田舎町のシャルガオ島。ただしそんなシャルガオ島ならではのデメリットも。

私はSIMフリースマホにglobe社の通信を利用しているのですが、街中はLTEが届くものの、少し街中から外れると圏外または3G接続に。街中でもアンテナが常に1〜2本。チャットアプリで連絡はとれるものの、ネット閲覧や動画は厳しいです。
昼間はサーフィンをして、 夜はネットを使って仕事というノマドスタイルの人には不向きです。
シャルガオ島はサーフィン、そして干潮時はカフェでのんびり本を読んだり、海辺で昼寝したりとネットから遮断された生活をしたい人におすすめ。
フィリピンは日本より物価は安いものの、シャルガオ島は観光地となっているので食事の値段はやや高いです。セブと同じぐらい、もしくはセブよりも選択肢が少ない分、高い印象でした。
カクテル類は200p前後、フルーツシェイク150p前後、食事は300p〜が相場です。
ローカル向けの安いBBQやファーストフード店がシャルガオ島にはないので(正確にはあると思いますが、観光客向きではない)、食事代は割高になりそうです。
ただしシャルガオ島ではサーフィンやアクティビティしかすることがなく、ホテル滞在と食事代、移動費しか費用がかからないので、総合的にはそこまでお金はかかりません。
そういえば私が見た限り、ジョリビーはクラウド・ナイン周りになかったですねー。

日、満潮・干潮の時間は異なりますが、干潮時はほぼやることがなくなります。
私が訪れた7月上旬は午前10時前後がサーフィンにベストな時間で、昼12時過ぎるとほぼ潮は引き、サーフィンその他海のアクティビティができなくなります。
リゾートホテルのビーチの眺めも微妙になりますし、特にやることがなくなってしまいます。
いいリゾートに泊まってプールで遊ぶか、ビーチ沿いのベンチで昼寝や読書をするか、カフェでのんびりする、バーで昼間からお酒を飲むといったことしかすることがなくなります。
ネット環境が悪いので動画を見たり仕事したりができません。
シャルガオ島に行く際は、午後になにをするかしっかりと対策した方が良さそうです。Kindleに本を入れておく、動画はあらかじめダウンロードしておくなどしておきましょう。
満潮・干潮の時間は、毎日異なります。事前に確認して予定を立てることをおすすめします。
▶︎潮汐および太陽・月齢表Port Pilar (Siargao Island)

台数も多く、通りに常に待機しているので交通の便には困ることはありません。また、ホテル名やレストラン名も熟知しており安心です。

一部レンタルバイク店では無免許の外国人観光客にも貸し出ししていますが、無免許運転はフィリピンでも違法なのでやめましょう。
通り沿いにたくさんレンタルバイクショップがあるので、すぐに見つかります。また、トライシクルの運転手にレンタルバイクを借りたいといえば、バイクとスタッフをホテルまで連れてきてくれます。


シャルガオといえばサーフィン!ということで、初のサーフィン体験をしてきましたのでご紹介します。
シャルガオ島のクラウド9と呼ばれる場所はここです。ちょうどでっぱったところの先にあります。この周辺がゼネラル・ルナと呼ばれており、どのホテルからでも5〜10分ほどで行くことができます。
入り口前にはレンタルバイクを置くスペースがたくさんあるので、バイクで行って問題ありません。もちろんトライシクルでも行けます 。
クラウド9に入るとたくさんのサーフィンの勧誘が!特にサーフィンをするお店を決めていなければここで決めて大丈夫です。





サーフィンの申し込み方法について簡単に説明します。
基本的にはこの方法で大丈夫です。クラウド9に到着すると現地フィリピン人にたくさん声をかけられます。私も今回クラウド9内で声をかけてきた人にレッスンしてもらいました。
1時間500P、その後1時間ずつ延長も可能です。楽しかったら延長しちゃいましょう!私も延長しましたが、筋肉痛により1時間半で断念です(笑)
シャルガオ島はほぼサーフィン目当てで来ているので、大抵の宿泊施設でサーフィンのレッスンを開催しています。なくても紹介してくれるので、声をかけてきた人に頼むのが少し怖い方は宿泊施設に尋ねてみましょう。
サーフィン経験者であればフィリピン人を付けてレッスンを申し込む必要はありません。ボードレンタルのみもあります。
今回はクラウド9内で声をかけてきたフィリピン人に頼み、サーフィンレッスンを受けてきました!
入場料を支払うカウンターの奥にサーフショップとカフェがあるので、もしよければ利用してみてください。



サーフボードの乗り方のレクチャーを受けます。




海に入るとすぐに、サーフボードと離れないために紐(リーシュコード)を付けます。みなさん女性に優しいのでお姫様サーフィン状態でした(笑)
基本的にはフィリピン人が常に横についていてくれ、波が来そうになれば教えてくれます。

私はボードの上にうつぶせ状態で待機、波が来たらフィリピン人がボードを押して速度をつけてくれるので、実際パドル(手でこいで速度をつけること)も最初はやりませんでした。
※慣れてきたらパドルをします。
スタンドアップと言われた時に、陸上でトレーニングをした通りにやるのみ!
それでも波の上ではなかなかバランスが取れずに30分ぐらいは起き上がっては落ち、起き上がっては落ちを繰り返しました。
徐々に立つコツを掴んで無事1時間以内に立つことに成功!


もちろん慣れてきたりすれば自分一人で全てやって大丈夫です。その間フィリピン人は横でサーフィンを楽しんでいるので(笑)

初のサーフィンめちゃくちゃ楽しかった‼︎
でもサーフィンをしている友人何人かにこの話をしたら「それはサーフィンじゃない。」と言われました。
自分で波を見てパドルして立つこそサーフィンだと!
初心者には無理です。でも日本のレッスンだとそれが普通らしいとか。もし一度サーフィンをやって挫折した方がいるのであれば、シャルガオでサーフィンはおすすめです!
絶対に乗れるようになります!
また、このエリアは遠浅でコケても足が着きます。そのため、泳ぐのが苦手な方も安心して楽しめるのもおすすめポイントです。



※シャルガオ島には、セブ島のような保険でキャッシュレス診療が可能な設備が整った病院はありません。もしケガをしてシャルガオ島で病院に行く場合には、自分でローカルのクリニックを探して行く事になります。ケガには十分注意しましょう。
ポイント
満潮時は遠浅のため比較的離れた場所でも、足で立つことが出来るポイントからサーフィンを楽しめます。
そのため、コケても溺れる心配がありません。ただし、かなり浅い所までいくと岩がゴツゴツしているので、その前にコケるように指導されます。その点だけ守っていれば十分安全です。
潮の満ち引きがあるため、時期によって時間帯は変わりますがサーフィンができる時間帯は限られています。
今回は10時頃が1番いい時間帯で、12時を過ぎると完全に潮が引いてしまいました。そうするとサーフィンはもちろん、ビーチで遊んだり、海のアクティビティ系ができません。
シャルガオ島はほぼサーフィンメインの島なので、午後になにをするかしっかりと対策を取っておきましょう!私は何も考えておらず、途方に暮れました。。。
Wi-Fiも弱いので動画見たりパソコンで仕事することもままならないのが痛いですね。
シャルガオ島のメイン地区であるゼネラル・ルナには多くのカフェやレストランがあります。午後はそういったところへ赴き、のんびりとおしゃべりしたりお茶したり、読書したりできます。




バイクでひたすら爆走!それもまた、楽しいです。


暑いですが眺めがとてもいいですね。写真はシャルガオブルーリゾートホテルです。

シャルガオ島のPVを作りました。ドローンやGoProを使って撮影しています。シャルガオの雰囲気がよくわかると思いますので、どうぞご覧ください。
シャルガオ島で1番有名・人気のレストランがこちら、Kermit Siargao Restaurant(カーミットシャルガオ)、イタリアンレストランです。
場所はこちら
→Googleマップを開く
宿泊施設もあります。ちらっと見ましたが、ほとんど欧米の方でしたね。ここに泊まればいい交流ができそうです。







ガーデンサラダが240P、チキンカレー260P、パスタはボロネーゼ380Pです。値段は普通〜やや高めといった印象です






特にこのツナのたたきが美味しい!好みはあると思いますが、まさかここでたたきが食べられるとは・・・。すごく美味しかったです!

チーズとハムの塩気がちょうどいいです。生地ももちもちしていて食べ応えがあります。サイズも大きく3〜4人でちょうどいいぐらいです。


→Kermit Siargao Restaurant公式HP
シャルガオ島の空港について少し補足しておきます。セブへと帰る際の参考にしてください。
シャルガオ空港はとても小さな空港です。空港へはあまり早く来すぎても本当になにもすることがないので、30分前ぐらいで大丈夫です。空港へはだいたいのホテルから送迎をしてくれるので、到着時に確認&頼みましょう(ホテルによって有料、無料あり)。



シャルガオ島はまさにサーフィンのための島!という感じでした。
朝、バイクの横にサーフボードをくっつけてクラウド9へ向かう人たちがとても印象的でした。ゆっくりと流れる時間、穏やかな人々、ストレスのない日々、シャルガオ島はとても素敵な島でした。
フィリピンのセブ島に訪れる際は是非行ってみて下さい!
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。