フィリピン留学といえばセブ島留学が主流ですが、セブ島以外にもおすすめのフィリピン留学はあります。
地域によってそれぞれ特色は違いますが、今回はフィリピン留学におすすめの「バコロド留学」について、バコロドの概要や治安、なぜバコロドがおすすめなのかを解説していきます。
最後に週末に行けるおすすめスポットも紹介するので、バコロド留学について検討してみてください。
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まずは、そもそもバコロドについての地名もご存じない方がほとんどかと思いますので、バコロドの概要についてご紹介します。
フィリピンには7000以上もの島があり、バコロドはネグロス島と呼ばれる島に位置しています。バコロドはフィリピンの首都マニラからは飛行機で1時間半、セブ島からは50分程度の距離にありますので、主要都市からはあまり遠くありません。
フィリピンでは島によって母国語はあるものの、現地ではお店やレストランにて英語が話せる人がほとんどです。
下記にバコロドについて基本情報を記載します。
※参考情報:バコロド市政府
治安については、フィリピン留学を検討する中で重要な一つです。
バコロドの治安はフィリピン大都市のマニラやセブに比べて治安がよく、留学生活中の治安は大都市に比べるとストレスは少ない方でしょう。2008年の「フィリピンで最も住みやすい都市」調査にも選ばれている程です。
大きな都市ではないため、ナイトクラブやバーなどの娯楽は大都市と比べると少ないことで、大きな事件は比較的少ないです。ただし、スリや軽犯罪はどこの国や都市にいても気を付ける必要がありますので、夜に一人で出かけることがないように心がけると良いでしょう。
また、バコロド市は非常にコンパクトなため、長距離移動して買い物に出かける必要がありません。交通機関もジプニーやトライシクルと呼ばれるローカルな乗り物にも、留学生でも安全に乗ることができるため、自分たちでショッピングセンターに行くことができます。
バコロドでフィリピン留学を検討されている方は、どのような方法があるのか解説していきます。バコロドへの行き方としては、日本からバコロドへの直行便はありません。そのため、日本からマニラまで直行便で行き、マニラからバコロドに乗り換えて行く人がほとんどです。
下記に日本からマニラ、マニラからバコロドへ就航している主な航空会社を記載します。
例えば、東京からマニラ行きの場合の所要時間は、直行便で4時間半程度です。
マニラからバコロドまでの所要時間は直行便で1時間半程度ですが、マニラからの乗り換えに時間がかかる場合もありますので、あらかじめ余裕のある便を予約することをおすすめします。
それでは、なぜバコロドがフィリピン留学でおすすめなのか解説していきます。
バコロド自体は主要都市と違い、比較的コンパクトで娯楽が少ないです。そのため、セブ島のようなリゾートをイメージしている人には不向きかもしませんが、英語を勉強することに集中したい人には向いている場所といえます。
また、バコロドでは異国と思えないほど人の暖かさを感じることができ、留学先の先生から自宅へ招待されることもあります。
ここでは、なぜフィリピン留学にバコロドをおすすめしているのか、メリットを4選ご紹介します。
こちらが一番のメリットでしょう。
基本的にフィリピン留学で有名なセブ島とは違い、バコロドには日本人がほとんどいません。同じ留学生で韓国人や台湾人、中国人がほとんどです。
同じ日本人同志で楽しく過ごすのも良い思い出にもなりますが、せっかく留学という経験をするのであれば同じ留学生や先生、マーケットにいる地元の人など色んな人たちと関わってみてください。日本ではみえなかった文化の違いや、考えの違いなど英語以外でも学ぶ機会はたくさんあります。
バコロドはコンパクトで比較的娯楽が少ないと説明しましたが、不便という意味ではありません。長時間の移動なく行けるショッピングモールが数カ所あります。
大型のショッピングモールもあるため、必要な物は揃えることができます。
微笑みの街(City of Smiles)と呼ばれているバコロドでは、街の子供たちが覚えたての英語で「Hello!」と笑顔で話しかけてくれたり、フィリピンの他の都市とは違う優しい雰囲気があります。
ローカルな交通機関に乗っていても、地元の人たちが助けてくれるなど優しさや暖かみを感じる瞬間を味わえるでしょう。
バコロドはフィリピンの大都市に比べて物価が安く、過ごしやすいと言われています。
物価が安い理由としては、バコロドは観光地化されていないため、現地価格で買い物ができるからです。そのため、留学生相手に観光客向けのような商売をする人はほとんどいないでしょう。
特にフィリピン留学の場合、大抵の人が1ヶ月から3ヶ月程度の期間で留学を検討する人がほとんどです。3ヶ月もしくはそれ以上滞在する場合、大都市と比べての物価の差は大きくなります。特に娯楽が多い大都市と比べると出費してしまう環境かどうかも大切な選択肢です。
しかし、バコロドのように物価が安いエリアを選ぶことで、留学費用を抑えることができるため、英語を学ぶ留学先として非常におすすめです。
ここでは、フィリピン留学にバコロドを検討する際に事前知っていただきたいデメリット2選をご紹介します。
残念ながらインターネット環境はまだまだ日本ほど整ってはいません。ただし、生活するために必要なレベルは問題ないくらいに整備されています。学校にもWifiがついているところがほとんどのため、速度の遅さはあれども大抵のことは問題ないでしょう。
万が一Wifiの調子が悪くてもデジタルデトックスだと思い、勉強に励んでみたり、わからない部分は友達や先生に聞いてみるなど日本では感じない大変さも楽しむことも海外留学の魅力の一つです。
一番始めにも触れた通り、マニラやセブのような大都市に比べるとバコロドはコンパクトで、娯楽が比較的少ないです。
ゼロではないので、夜に同じ留学生と飲みに行くことはできますが、セブのようなイメージをしている場合はおすすめしません。
バコロドはフィリピンの大都市に比べて物価が安いという話を挙げましたが、生活費ではなく留学費用はどうでしょうか。
学校によっては授業費、宿泊費、3食分食事付きなどサービスはそれぞれ違うため一概には言えませんが、生活費だけに限らず、留学費用自体もやはりバコロドの方が安いでしょう。一度フィリピン留学を斡旋している会社に、現在の比較見積もりを依頼するのがおすすめです。
バコロドの方が留学費用も安いという話はしましたが、平均的な費用を紹介します。
あくまで学校によって異なりますので、参考程度でご検討ください。
授業料や滞在費、食費込みで平均15万円〜30万程度です。
コースの種類や宿泊先の部屋タイプによってはさらに高くなる場合もあります。
授業料や滞在費、食費込みで平均10万円〜20万程度です。
コースの種類や宿泊先の部屋タイプによってはさらに高くなる場合もあります。
どれくらいの期間滞在するかによってその他の費用も異なりますので、事前に確認しておきましょう。
毎日勉強漬けでは効率が悪くなって疲れが出てくる人もいるでしょう。
週末に遊びに行けるスポットをご紹介しますので、ぜひリフレッシュすることも大切に、留学生活を楽しんでください。
フィリピン留学の場合、基本的には平日のみ授業があり、週末は自由時間の学校が多いでしょう。
勉強も大切ですが、週末リフレッシュするなどオンとオフを分けて勉強に取り組むのも大切です。そこで、週末に楽しむことができるスポットや1泊でお出かけができるスポットをご紹介します。
せっかく海外に来たのなら一度は行きたい地元のマーケット。
フィリピンと言えば甘くて美味しいバナナや、地元の食事がいただけたり、バコロドの産地になっている季節のものが味わえたりします。現地ならではの空気を味わえる良い機会です。ぜひ滞在中に一度は行ってみてください。
また、夜開催されている場合は、フィリピン名物の「バロット」という卵が食べられるかもしれません。何事も経験です。ぜひ気になる方はチャレンジしてみてください。
フィリピン国内にはこのSM系列のショッピングモールが数多くあり、バコロドにも一番大きなショッピングモールとして知られています。
ジプニーやトライシクルでバコロド市内のどこからでもアクセスしやすい場所にあるため、地元の人からはもちろん、留学生からも人気のスポットです。フードコートやスーパーマーケットがあるので、必要な物は全て揃えることができるでしょう。
フィリピンで有名な「ジョリビー」というファーストフード店も入っています。
他にも大型の「ロビンソンモール」などいくつかショッピングモールがありますので、外に出て気分転換をすると良いでしょう。
バコロド市内から約2時間ほどのリゾートアイランド「Lakawon(ラカワン)」と呼ばれるスポットもあります。
日帰りできれいなビーチやリゾートののんびりとした空間を味わえ、週末におすすめの日帰り旅行となりでしょう。特に日本では食べられないお魚もあるため、心も体も十分満喫できること間違いなしです。
ただし、乗り換えが数回あるため、事前に行き方を調べておかないと日によっては該当の交通機関が運行していないなどあるのが海外です。途中で引き返すことにならないように、交通機関の確認は必ず行いましょう。
バコロド市内から約1時間の場所にある、マウンテンリゾート地「マンブカル」。
フィリピンの温泉リゾートと呼ばれており、火山が多いため温泉があるという訳です。日本人建築技師もこの温泉リゾートに携わったことがきっかけで、今では現地の人をはじめ、観光客向けにも温泉リゾートを楽しむことができます。
温泉リゾートと言っても日本風の露天風呂や温水プールだけではなく、敷地内にはピクニックエリアやトレッキングエリア、ピクニックコテージもあり、様々なアトラクションが楽しめることが最大の魅力です。日々の勉強に疲れ、日本が恋しくなった時に日本風の露天風呂に入りに行くのも良いでしょう。
それでは、日帰りではなく、週末に1泊でバコロド市内から行けるおすすめスポットを2つ紹介します。
どちらも有名でおすすめのため、長期間の滞在予定の方はぜひ両方行ってみてください。
バコロド市内から約2時間で到着するギマラスですが、行き方としてはバコロドからお隣のイロイロ島を経由してギマラスに行くのが一番メジャーです。
ローカルな船に乗れば地元の人がほとんどなため、にわとりを連れて乗船している人も見かけます。ギマラス島では毎年4月〜5月にマンゴフェスティバルを開催されているため、世界一美味しいマンゴーが食べられることで有名です。
マンゴー以外にも、アイランドホッピングという島巡りをすることもできますし、食べ物も非常に美味しいのでマンゴーフェスティバル以外の時期でもおすすめです。
ボラカイ島はフィリピンで有名なリゾートアイランドで2018年に再オープンされて以来、さらに留学生だけではなく、欧米人やアジア人が足を運ぶフィリピンNo.1のリゾート地となりました。
バコロド市内からはお隣のイロイロ島を経由して約10時間ほどかかる長距離ですが、治安もよく、バコロドでは不十分なナイトライフも楽しめることでしょう。日々の勉強の疲れを週末にリフレッシュしたり、覚えた英語を使ってアウトプットしてみるのも海外留学の楽しみ方です。
今回はフィリピン留学を検討する上でのバコロドの概要と魅了について解説していきました。
フィリピンで英語留学を検討している人は、まずはフィリピン留学を斡旋している会社に、ご自身の可能範囲な金額や学校の制度などの優先順位から、おすすめのエリアと学校を紹介してもらう問い合わせから初めてみてはいかがでしょうか。
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。