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幼い頃からTVで海外チャンネルを見て育ち、漠然と海外で暮らしたいという憧れがありました。そんな中、小学生の頃に叔母が外国人と結婚しました。出会ったきっかけを聞いた時に小学生ながら「そんなロマンティックな出会い方あるの!?」と衝撃を受けて、漠然としていた海外留学の夢が明確になりました。また、叔母が親戚の通訳をしている姿が本当にかっこよく、憧れたこともきっかけです。
高校を卒業して日本の外国語専門学校に入学するか、服飾の専門学校に入学するか迷っていました。悩んでいた頃、叔母がイギリスでアートやフォトグラフィーの勉強をしていたのを思い出して、私も海外で自分の好きなことを勉強したい!と思い、何の迷いもなくアメリカへ留学しました。
入学した専門学校が海外の大学といくつか提携をしていたので、最初は服飾で有名な大学があるイギリスに留学しようと思っていました。しかし入学してから、イギリスは提携している学校が少なく全て理系メインの学校という話を聞き、アメリカのロスにある服飾の学校を選びました。なので、国で選んだというよりは大学で選んだ先がアメリカのロサンゼルスでした。
どんなことがあっても、その国で生活し続けなければなりません。最終的にはそれが短期留学とは比べ物にならないぐらい成長につながります。また、英語力はもちろん、現地の人と同じスピードで授業を受けるので、毎日頭フル回転で悩む暇もありません。そのため、生活していく上での精神力と人間力が養えるのと、自分の可能性を広げることができます。
ロサンゼルスの魅力は3つあります。1つ目は、何といっても気候。夏は特にカラッとして天気も良く、どこにいても近くにビーチがあるので気分転換にお散歩してランチを食べに行ったりしました。日本に帰国した最初の夏は湿気と暑さを久しぶりに実感し、本当にロサンゼルスの夏が恋しかったです。
2つ目は、人の温かさと心地よい距離感を保ってくれるところ。土地柄、ロサンゼルス育ちの人は皆ゆっくりとマイペースに過ごす傾向があるように思います。私が銀行の窓口を長時間独占している時、気づいたら後ろに長蛇の列ができていたのにも関わらず、文句の一つも言わず、「大変だったね。気を付けて帰ってね。」と笑顔で手を振ってくれた時は涙が出そうでした。 私の育った地元も土地柄、皆マイペースで似たところがあり、私に凄くフィットしていました。また、車社会なのが関係しているのか、ソーシャルディスタンスが確立しているようにも感じました。
3つ目は、自然を身近に感じられるところです。都会から少し車で行けば、自然がたくさんの国立公園もあり、緑を見てよくリフレッシュしていました!
一番のお気に入りはサンディエゴですね。友達が住んでいて休暇になるとよく車で行ってました。田舎ではないけど、都会でもない感じが凄く好きでした。ロスよりも空気が美味しくて、特にLa Jolla(ラホヤ)という場所は綺麗なラホヤビーチが近くに位置し、素敵なレストランやカフェもあります。そこで食べる海鮮風味のタコスが本当に美味しくて…!リフレッシュしてまた頑張ろう!と思えるお気に入りスポットで、休暇の度に行っていました。
また、毎週金曜日は決まって近所のブルワリー(ビール工場兼飲み屋)に行って友達とよく話していました。知らない人でもフランクに話しかけてくれたり、英語力の伸びを一番感じられる場所でした。
2ヵ月程度で日常会話は問題なく話せていたかと思います。私は渡航してからホームステイに滞在し、ホストファミリーと一緒に暮らしていたので、日常的に英語を話す環境があったのが大きく影響していたと思います。耳が言語に慣れるって言いますが、あれは本当で気合入れてヒアリングしなくても頭に入ってくるようになります。1年ぐらい経ってから銀行の手続きや、ネイティブの友達との会話がスムーズになったと思います。
日本で通っていた専門学校は海外の大学に編入を目指している人が集まっていたので、 クラスメイト皆頭がよくて私はクラス内でも落ちこぼれでした。レベルでいうと中学英語レベルだったと思います。 そのため、留学前の英語力は全然関係ないと思います!当然事前の勉強は大事だと思いますが、英語ができないからといって留学を恐れる必要は全くないです。
留学前と比べ物にならないくらい成長しました。中学英語レベルだったのが、今ではアメリカで生活してもほとんど支障がありません。 渡航後すぐに現地の銀行口座を開設する必要がありましたが、その手続きは専門用語ばかりだし、話すスピードも速くて本当に苦労しました。約2年程経ち、帰国前に口座を解約する手続きでは、開設した時とは理解力も手続きのスムーズさも全然違いました。 ネイティブの友達からも、「今なんて言った?って聞き返さなくなったよね!」と言われて凄く嬉しかったのを覚えています。 英語が喋れないことを引け目を感じずに、積極的に話し続けることが大事だと思いました。
とにかく話すことが大事だと思います。ネイティブスピーカー、母国語が異なる留学生等と積極的に会話するのが英語力向上の鍵です。私は日本語クラスを受講しているネイティブスピーカーと互いに教え合えばウィンウィンな関係になれると気づき、教授に訳を話すと、助手としてクラスを手伝えることになりました!その後は私が想像した通り、英語力がグンッと伸びました。 上記のように、とにかく英語を話す友達を作って、ひたすら会話をすることが英語を習得するのに一番効果的だと私は思います。日本人とは絶対喋らないと自分を縛るよりも、自分で英語を話す機会を作ることが重要だと思います。
精神力と人間力が身につきました。親元を離れて一人で見知らぬ土地で過ごすのは、もちろん楽しいことばかりではなく、時には凄く寂しく感じてしまうこともあります。ですが大事なのは、そこをどう乗り越えて留学を楽しむかです。乗り越えた先で精神的にも人間的にも成長できます。
また、前向きに意見を述べる大事さも身に染みて感じました。自分から行動しないと、右も左もわからないままなので、自然と行動力、発言力が身につくのも魅力の一つかと思います。
沢山ありすぎて一つに絞れません!(笑)強いて言えば、22歳の誕生日にラスベガスへ行き、有名なアーティストのパーティーに参加したことですかね。アーティストの汗も見えるぐらい近距離でパフォーマンスを見ることができました。周りにいる人とみんなで手を取って踊って、歌やダンスって世界共通で素晴らしいなと身をもって感じました。後に日本の友人に聞いた話ですが、そのアーティストは日本でも有名で、日本のライブフェスにも出演しているそうです。何万円ものチケット代を払っても親指サイズぐらいの距離でしか見ることができないと聞き、優越感を味わえたのを覚えています。パーティーで出会った友人は今でも連絡を取り合う中で、去年の夏日本に遊びに来てくれました!そのこともあり、凄く印象深いエピソードの一つです。
あとは、凄く小さなことなのですが、アメリカに来た時に一番びっくりしたのがATMもドライブスルーだったことです!!!車社会なのは知っていましたが、車止めて少しは歩こうよ!って思いました。その1年後、私もしっかりドライブスルーでATMを利用していましたね。(笑) 国それぞれの文化の違いを改めて実感し、これも留学の魅力のひとつだと感じました。
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。