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留学するなら持って行きたい!電子辞書の選び方や機種を解説

更新日2021.05.31

留学するなら持って行きたい!電子辞書の選び方や機種を解説

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スマ留編集部

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英語の勉強をしたり、留学先で知らない言葉に出くわしたりしたときには辞書を使うことがあるでしょう。しかし本の辞書はたいへん重く、常に持ち歩くのは大変です。そこで、多くの留学生が電子辞書や辞書アプリを活用しています。

このコラムでは、電子辞書や辞書アプリは留学生にとって必要なのか、どんなものを選べばいいのか、電子辞書と辞書アプリはどちらがより役に立つのかを解説します。大切な電子辞書を盗難から守る方法もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

1.留学に電子辞書が役立つ理由とは?辞書アプリとの違い

電子辞書と辞書アプリはどんな違いがあり、どちらがより役に立つのでしょうか。ふたつの特徴をそれぞれ見てみましょう。

電子辞書

●複数の辞典が収録されている
多くの電子辞書には和英辞典や英英辞典だけでなく、国語辞典や百科事典といった複数の辞典が収録されています。ひとつの単語でも複数の辞書を比較したり、関連した言葉を調べたりすることで、より深い理解を得ることができるのが電子辞書のメリットです。

●英語の学習に便利
ただ言葉を調べる機能だけでなく、問題集などの英語学習に特化した機能も備わっていることが多いので、試験対策などにも応用できます。キーボードがついていれば使い勝手もよく、知りたい言葉を素早く調べることが可能です。電池式であればバッテリーが切れる心配も少ないので、出先で頻繁に使う英語初心者にも安心でしょう。

●話題作りになる
これは副次的な効果ですが、海外では電子辞書というものがあまり普及しておらず、ほかの学生にとっては珍しく感じることも多いようです。電子辞書を使っているときに話しかけられたり、一緒に使ったりしてコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。

●価格が高い
デメリットは、辞書アプリに比べると価格が高いところです。辞書アプリは無料のものもあり、有料でも5,000円程度なのに対して、電子辞書は2万円~4万円ほどかかってしまいます。

1.留学に電子辞書が役立つ理由とは?辞書アプリとの違い

辞書アプリ

●モバイル性
辞書アプリは手持ちのスマホに内蔵することができます。辞書を別に持ち歩くことなく、いつも持っているスマホですぐに調べることができるのが辞書アプリの一番のメリットでしょう。

●多彩な機能のアプリがある
音声入力で翻訳できるものや、ブラウザやメールと連携して翻訳や文章作成ができるものなど、いろいろなアプリがあります。複数のアプリを組み合わせれば、さまざまな場面で便利に使いこなすこともできるでしょう。

●スマホや環境によって使えないときがある
辞書アプリはスマホの容量を圧迫することがありますので、スマホの使用状況によってはインストールができなかったり、十分な機能を発揮できなかったりということもあります。頻繁に使っているとバッテリーの消耗も早くなります。また、インターネットの環境がないと使えない場合もあり、とくに海外で使う場合には注意が必要です。

●気が散る
スマホにはほかのさまざまなアプリも一緒に入っていますので、調べものをしているときについ気が散ってしまうということもあるかもしれません。

辞書アプリは機能が単一であることが多く、どちらかというと用途が限定的なビジネスシーンで使われることが多いものです。電子辞書と辞書アプリにはそれぞれメリットとデメリットがありますが、英語の学習が目的である留学では、電子辞書がおすすめです。

2.留学用の電子辞書を選ぶ際のポイント①:役立つコンテンツ

電子辞書が留学におすすめなのは、英語の学習に適したさまざまなコンテンツが搭載されているからです。では、どんなコンテンツが含まれる電子辞書が留学に持っていくのにふさわしいのか、紹介していきます。

英英辞典

英英辞典は、英単語の意味を英語で説明している辞典です。日本人には難易度が高そうに感じますが、英語の習得には効果的な教材なのです。

英語の学習法のひとつに、「英語を日本語に直さずに覚える」というものがあります。英語を日本語に直して覚えていると、別の文脈で使ったときに微妙なニュアンスのずれが出てくることがあるのです。英単語の意味を英語で読むことで、より正確な意味を理解することにつながるでしょう。

また、英英辞典を読むこと自体が、英文を読んで理解する練習になります。英文を読むことに慣れて語彙を増やせば、場面に応じてより適切な言葉を選ぶことができるようになるでしょう。

和英辞典

もちろん、和英辞典や英和辞典を使ってはいけないわけではありません。長く海外に暮らして日常的に英語を使っている人なら「英語で思考する」こともできるかもしれませんが、初心者には無理な話です。

自分の表現したい言葉を和英辞典で調べ、英和辞典や英英辞典も組み合わせて正確な表現になっているかを確認するといった方法が効果的な学習法です。

英語学習の目的に特化したコンテンツ

英英辞典や和英辞典は電子辞書には基本的に備わっている機能で、これだけでも英語の学習には大いに役立つでしょう。電子辞書はこれに加えて、英語学習に特化したコンテンツが充実しているのがメリットです。

TOEICやTOEFLといった試験に対応した問題集や、ビジネス英語や日常会話の教材を収録しているものもあり、実践的に使えるコンテンツが充実しています。ほかにも調べた内容の履歴の保存、発音のポイントを教えてくれる発音トレーニング機能など、英語学習をサポートしてくれる機能があれば非常に便利です。

電子辞書を選ぶときには、英語学習に役立つコンテンツがどれだけ搭載されているかに注目すると、留学先での学習をより充実したものにすることができるでしょう。

3.留学用の電子辞書を選ぶ際のポイント②:使い勝手

留学先で電子辞書をうまく活用していくためには、使いやすいものを選ぶことも大切です。使いやすさは見ただけではわからない部分もありますが、ここで紹介するポイントを押さえればある程度イメージを作ることができるでしょう。

サイズ

いつも持ち歩くのであれば、大きさや厚さ、重さといった本体のサイズは重要です。出先でさっと使うにはポケットに入るくらいの小さなものが便利ですが、画面が見づらかったり、キーボードが使いづらかったりするかもしれません。室内で使うことが多いのであれば、ある程度大きいものにしたほうが使い勝手はいいでしょう。

キーボード

電子辞書のキーボードにはパソコンと同じ配列のものや五十音順、アルファベット順のものなどがあります。普段からパソコンを使い慣れている人には、パソコンと同じ配列のものが使いやすいでしょう。キーボード全体やボタンの大きさ、ボタンとボタンとの間隔、ボタンの押し心地なども、頻繁に使う上で確認しておきたいポイントです。

タッチパネル

最近ではスマホと同じようにタッチパネルを指やタッチペンで操作できる電子辞書も登場しています。このタイプは画面に直接触れて直感的に使え、手書きでメモができるといったメリットがあります。

電池

電子辞書には乾電池式のものと、充電式のものとがあります。もしも出先で電池切れになってしまった場合、乾電池は交換すればすぐに使えますが、充電式の場合は自宅に帰るまで使えないこともあるでしょう。また、充電には数時間かかることもあるので、充電を忘れないように気をつける必要があります。

3.留学用の電子辞書を選ぶ際のポイント②:使い勝手

4.電子機器の盗難に注意!効果のある盗難予防策

日本製の電子機器は性能がよく、海外では電子辞書があまり生産されていないことから、海外では高く取引されています。そのため、転売を目的とした盗難の被害に遭いやすいのです。留学先で電子辞書を盗難から守るために、しっかりと対策をしておきましょう。

名前を書く

なくなった電子辞書がどこかで見つかったとき、名前が書いてあればそれが自分のものだと証明できます。消えないように油性マジックなどを使って目立つところに書いておきましょう。

ステッカーなどを貼る

電子辞書を転売する場合、新品に近いほうが高く売れます。ステッカーが貼ってあったりイラストを書き込んであったりするものはそれだけ価値が下がるので、盗難の標的になりにくくなるのです。

ロゴを隠す

有名メーカーの商品はより高く売れるため、狙われやすくなります。メーカーや商品名のロゴの上にステッカーを貼るなどして隠しておくと、盗難防止に効果的です。

置きっ放しにしない

図書館やカフェなどで少しだけ席を立つとき、日本ならそのまま荷物を置いておいても大丈夫なことが多いですが、海外では油断できません。とくに電子辞書はサイズが小さいぶん、持ち去ることも容易にできてしまいます。たとえ少しの間でも、電子辞書は常に持ち歩くようにしましょう。

鍵をかける

盗難を防止するためにダイヤルロックがついたバッグなどもあります。スポーツをするときなど、どこかに置いておかなければならない場合には、鍵をかけられるロッカーや引き出しのなかに保管しましょう。

保証内容を確認しておこう

多くの電化製品にはメーカー保証がついていますが、そこに盗難被害に対しての保証が含まれていることはあまりありません。しかし、購入する店舗では盗難被害もカバーした保証を別途用意していることがあるので、購入時に確認しましょう。

5.まとめ

英語の学習には辞書が欠かせません。辞書アプリも便利ですが、とくに留学には電子辞書がおすすめです。和英辞典や英英辞典はもちろん、学習に特化した機能がついていれば、教材として便利に活用することができます。

電子辞書にもいろいろなタイプがあるので、実際に使うシーンをイメージしてちょうどいいものを選びましょう。電子辞書は盗難に遭いやすいものでもあります。盗難対策と管理をしっかりとして、電子辞書を留学にフル活用しましょう。

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