ニュージーランドワーホリで仕事をするためには、どんな準備が必要なのでしょうか。この記事では、仕事の探した方や必要な準備について、説明していきます。
履歴書の書き方も解説していきますので、ニュージーランドのワーホリに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、ニュージーランドワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデーでの渡航をご検討の方はぜひ合わせてご覧ください。
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ニュージーランドのワーホリ制度で仕事をしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。ニュージーランドの最低賃金は約1,300円といわれています。給料の支払いは、企業によって週払いや月払いとさまざまです。契約をする際にしっかりと確認するようにしましょう。
日本に比べて税率が高いため、給料からひかれる金額は多いでしょう。ニュージーランドでは、1年間働くことで4週間の有給を取得することができます。プライベートを重視しているニュージーランドでは、自由に有給を取得している人が多いのです。
ニュージーランドでは、祝日に出勤すると時給1.5倍と1日分の有給が出ます。また、病気で休む際はシックリーブという制度により給料が支払われます。
給料の支払いは銀行口座振り込みがほとんどのため、事前に口座を開設しておくことが必要です。ニュージーランドでは、就労者は納税の義務があります。働く場合は「IRDナンバー」という納税者番号を取得しなければいけません。
このようにニュージーランドワーホリの仕事には、特有のシステムがあります。契約する際には、給料や振り込み日など確認することをおすすめします。
ニュージーランドワーホリの仕事には、どのようなものがあるのでしょう。この章では、ワーホリで人気の仕事についてご紹介していきます。また、仕事につく際に必要な英語力についてもご説明していきます。
農場の仕事は、ニュージーランドワーホリの仕事で人気です。野菜や果物の収穫など、肉体労働になるので体力が必要ですが、高い英語力は必要ありません。英語が苦手な人でも働くことができます。また、農場のようなシーズナルブルジョブを3ヶ月することで、ビザの延長を申請することができます。
ニュージーランドは、1年を通して多くの観光客が訪れます。日本からも観光者が訪れるため、日本語を話せる日本人には有利な仕事です。日本人が経営している企業も多いので、契約内容など、わからないことも相談しやすいでしょう。
ドライバーやホテルの従業員とのコミュニケーションをとる必要があるため、日常会話レベルの英語力が必要です。
カフェなどのお店では、ワーホリの人も多く働いています。ニュージーランドでは、バリスタ育成コースが備える学校が存在するほど、人気の仕事です。ニュージーランドのカフェの営業時間は、午前7時~午後4時のところが多いため、プライベートの時間を作ることができます。
このようにニュージーランドでのワーホリの仕事は、さまざまな業種があります。日本人が経営している企業も増えてきているため、英語が苦手な日本人でも働きやすいでしょう。
ニュージーランドワーホリで仕事をしたい場合、どのように探せばよいのでしょうか。この章では、ニュージーランドで仕事を探す方法を3つご紹介します。
ニュージーランドの求人情報サイトには、日本人向けのサイトもあります。求人サイトを利用すれば、履歴書をサイトに登録しておくこともできます。現地の求人サイトは、英語で表記されていますが、情報量が多いメリットがあります。
ニュージーランドでは、紹介による採用が多い傾向にあります。そのため、ニュージーランドに知り合いや友達がいる方は、この方法がおすすめです。
お店によっては、求人の張り紙をしていることもあります。急きょ募集をかけているのであれば、採用されやすいはずです。気に入ったお店をみつけた場合は、この方法を利用してみましょう。
ニュージーランドワーホリでの仕事の探し方には、このような方法があります。ほかには、留学エージェントに紹介してもらえることもあるので、一度相談してみてはいかがでしょうか。
ニュージーランドでのワーホリの仕事をする際に、注意するべき点を紹介します。
ニュージーランドでは、税率が15%と日本に比べて高いです。また、就労すると所得税がかかります。納税者は「IRDナンバー」という番号を取得しなければなりません。納税者番号は取得するまでに2週間程度かかります。就労する人は手続きを忘れずにしましょう。
ニュージーランドで働いた給料は、銀行に振り込まれます。そのため、働くまえに銀行口座を開設しておくことが必要です。ニュージーランドで銀行口座を解説すると、「EFTPOS」というカードが渡されます。このカード1枚で支払いやATMからの引き出しなどをすることが可能です。
ニュージーランドワーホリで仕事をするには、連絡先となる携帯電話が必要となります。ニュージーランドワーホリでは、プリペイド式の携帯電話を使うことが多いようです。
所持している携帯電話がSIMフリーの場合は、ニュージーランドでSIMカードを購入しましょう。SIMフリーの携帯電話ではない方は、端末を購入する必要があります。
ニュージーランドワーホリで仕事を探すためには、履歴書が必要です。しかし、日本とニュージーランドでは、履歴書の書き方が異なります。この章では、ニュージーランドワーホリで仕事をするための履歴書の作り方をご紹介します。
ニュージーランドの履歴書には、写真、国籍、性別などの記入が必要ありません。ニュージーランドでは、男女平等の観点から性別を書く必要がないそうです。
また、学歴よりも経験を重視しているため、職歴はしっかりと書きましょう。また、学歴や職歴は新しいものから順番に書きます。紙媒体ではなく、Wordを使って作成してください。
履歴書に書く内容は、名前、住所、電話番号、メールアドレス、ビザの種類です。名前は、覚えてもらうために太文字にするなど工夫をしましょう。学生ビザなど、ビザの種類によって就労時間が異なるため、記入漏れがないように確認してください。
つぎに、働く目的です。自分の長所など、アポールポイントを書くことも大切です。そのほかには、職務経歴や学歴、推薦人の情報について記入します。
面接後に推薦人に確認の連絡が入ることがあるので、連絡先はしっかりと記入しましょう。このように、日本とは履歴書の書き方が異なるため、記入する際は注意が必要です。
ニュージーランドワーホリの仕事は、最低賃金が高いことや働ける場所が多い特徴があります。農場など、シーズナブルジョブで3ヶ月以上働くと、ワーホリ期間を延長させることができます。
農場以外には、カフェや観光ツアーのガイドなどは、英語力が低くても働くことができます。ニュージーランドでのワーホリの仕事を探す方法は、求人サイトを利用する、直接応募、紹介の3パターンがあります。紹介という方法を使うことで人脈を作ることができるので、ぜひ利用してみてください。
仕事につくまえには、銀行口座の開設や「EFTPOS」の取得、携帯電話の準備が必要です。ニュージーランドの履歴書は、日本とは書き方が異なります。そのため、記入に間違いがないように注意しましょう。