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肉、麺、米、スイーツ…代表的なフィリピンの食べ物を留学前に知っておこう!

更新日2021.02.24

肉、麺、米、スイーツ…代表的なフィリピンの食べ物を留学前に知っておこう!

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スマ留編集部

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フィリピンの食べ物にはどんなものがあるのでしょうか?フィリピンに行ったことのある人は知っている料理もあるかとは思いますが、日本国内ではフィリピン料理のお店も少なく、なかなかなじみのないものかもしれません。

「東南アジアの国だから、タイ料理と似て辛いのかな?」「フルーツは有名だから甘いのかな?」と、なかなかこれというイメージはつきにくいのではないでしょうか。

じつはフィリピンはその歴史的な背景から、スペイン料理と中華料理の影響を大きく受けています。そこにアメリカ文化が入ってきたことで、独特な料理に進化しました。まず味付けは全体的に濃い酸味、あま味、塩味がベースの料理がほとんどです。辛い料理や香辛料の効いた料理が少ないことが特徴です。

以上のようなフィリピン料理の全体的な特徴をご説明したうえで、ここからはフィリピンの代表的な料理を紹介していきます。ぜひフィリピンに向かう際の参考にしてください!

1.フィリピンの代表的な食べ物その➀:肉メインの料理

まずインパクトのあるものということで、子豚の丸焼き「レチョン」を紹介します。子豚の内臓をくりぬいて、香草を詰めて丸焼きにしたものです。お祝いの席でふるまわれる料理ですので、フィリピンの方にとってはとてもおめでたい料理です。

次に紹介するのは「アドボ」です。これはフィリピンの食べ物のなかでもとても人気のあるいわば国民食で、日本でいうカレーのように、家庭でも一般的に食べられています。手羽や豚足などの肉類、魚介類、野菜などのさまざまな食材を、バティス(魚醤)やスカ(ビネガー)で煮込み、ニンニクなどで味を整えて作られる料理です。国民食ですので、調理法の幅がひろく、さまざまな味付けが楽しめる料理でしょう。

最後に「シシグ」を紹介します。主に豚のほほ肉や内臓、玉ねぎ、にんにく、唐辛子などを醤油やビネガーで鉄板焼きにしたものです。脂っこく濃い味ですので、ビールやごはんに最適でしょう。ちなみに、フィリピンのお米は細長く粘り気がないのが特徴のインディカ米で、食材とよく絡むのでシシグなどのおかずと混ぜて食べるのが一般的です。

フィリピンの代表的な食べ物その➀:肉メインの料理

2.フィリピンの代表的な食べ物その➁:麺や米メインの料理

フィリピンの麺料理の代表は、「パンシットカントン」です。パンシットは麺、カントンは広東省がその語源となっています。中華麺(乾麺)、豚肉、ニンニク,キャベツ、ピーマン、たまねぎなどを、醤油、ナンプラー、塩コショウで味付けしたもので、焼きそばのようなフィリピン独特の食べ物です。乾麺の変わりに生麺を使った、「パンシットミキ」、ビーフンを使った「パンシットビーフン」などの種類もあります。

次に米料理の紹介です。フィリピンの主食は白米で、さきほども少しご紹介したように、インディカ米とおかずを混ぜて食べるのが一般的です。ここでは、フィリピン風スペイン料理の代表「バレンシアナ」を米料理としてとりあげます。
フィリピンはスペインの影響も大きく受けていますので、スペインの代表的な料理「パエリア」がフィリピンで独特の進化を遂げてポピュラーな食べ物になったのがバレンシアナといわれています。スペイン米の代わりにもち米を使うのが特長で、バナナの葉に乗せて食べるのが一般的です。

フィリピンの代表的な食べ物その➁:麺や米メインの料理

3.フィリピンの代表的な食べ物その➂:スープの料理

まず、フィリピンの伝統料理である「カレカレ」を紹介します。この料理は牛のテール肉や胃袋を、ナス、インゲンなどの野菜と一緒にピーナツソースで煮込んだものです。フィリピン版シチューのようなもので、沖アミの塩辛、バゴーンと一緒に食べるのが一般的になっています。スープとはいえないかもしれませんが、フィリピン独自の食べ物です。

スープ料理の代表は「シニガン」で、豚肉やエビなどの魚介、野菜を煮込んで作る酸味の効いたスープです。タリマンドというマメ科のフルールがベースになった料理で、その酸味がクセになる人も多く、トムヤンクンが好きな人にはおすすめといえるでしょう。

4.フィリピンの代表的な食べ物その④:スイーツ

スイーツの代表的な料理は「ハロハロ」です。タガログ語で「まぜこぜ」の意味で、中に入れる食材はなんでもよく、紫芋のアイスや、ゼリー、フルーツ、あずきなどをかき氷と混ぜて食べるフィリピン独特の食べ物です。最近日本でもコンビニで取り扱われているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

また、フィリピンでは「バナナ」「マンゴー」「マンゴスチン」「ドリアン」「ドラゴンフルーツ」など、多彩なフルーツが有名です。そのなかでも「フィリピンマンゴー」は格安でおいしく、「マンゴーシェイク」がフィリピンではポピュラーな飲み物です。

フィリピンの代表的な食べ物その④:スイーツ

5.フィリピンの食べ物で注意しておくべき点について

フィリピンで食べ物を食べる際は、注意して欲しい点がいくつかあります。まず、水道水は飲めません。氷も水道水から作られている可能性があるので、特に屋台のような場所では気を付けましょう。

さらに街角の屋台のようなストリートフードは、調理方法やその器具が不衛生である場合もありますし、温暖な気候から食材が傷むのも早いです。
傷まないように油で揚げたりする食べ物が多いですが、肝心の油が古いものを使っているお店もあります。現地のフィリピン人が行くようなお店は避けたほうが無難です。

また、できるだけ生のものも避けるようにしてください。生野菜や日本食レストランで出される刺身などには特に注意しましょう。とにかく衛生面で問題があることが多いので、コップやビールの類は飲み口を拭いてから飲む、できるだけ火が通っているものを食べる、水は買って飲むといったことに気を付けてください。長期滞在の場合は、徐々に現地の食べ物に慣れる場合もありますが、個人差があるので十分注意しましょう。

6.まとめ

フィリピンの食べ物は、スペイン料理や中国料理の影響を受けた独特なものがあります。今回ご紹介した7つはフィリピン料理のなかでもポピュラーなものなので、フィリピン料理のお店であればたいてい見つけられるでしょう。

日本人にはなじみのない料理が多いかもしれませんが、香辛料や辛いものが苦手な人にもおすすめですし、郷に入れば郷に従えを実践するいいチャンスです。フィリピンを訪れた際には、くれぐれも水と衛生面には気を付けたうえで、ぜひフィリピン料理を堪能してください。

フィリピン留学ついて

大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。

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