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TOEFLが留学できるかの基準? 留学にTOEFLが必要らしいけどTOEFLって何?

更新日2024.07.18

TOEFLが留学できるかの基準? 留学にTOEFLが必要らしいけどTOEFLって何?

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スマ留編集部

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英語の勉強をしている方や留学を考えている方は、TOEFLという試験を耳にしたことがあるかもしれません。TOEFLは日本での受験者数はTOEICや英検に比べて少ないですが、海外の教育機関では入学の基準として用いられることが多く一般的なものです。大学や会社でも、TOEFLが留学基準になっていることもあるのではないでしょうか。

この記事ではTOEFLについて説明していきます。TOEFLとはどんな試験なのか、TOEFLはどんな勉強方法がいいのかという疑問も解決できるはずです。

1.日本ではあまり知られていないTOEFLってどんなもの?

日本で英語関連の資格や試験といえば、一般的に知名度があるものはTOEICや英検ですが、世界での英語能力試験として一般的なのはTOEFLのほうです。そしてTOEFLが留学の際に入学審査の基準として設定されている大学や語学学校がほとんどのようです。

・TOEICとの違い

TOEICとTOEFLの大きな違いは、試験の目的です。TOEICは「Test Of English International Communication」の略称で、英語でのコミュニケーション能力を計るための試験です。TOEICにも試験の種類はさまざまあり、スピーキングやライティング専用の試験もあります。

一般的に多くの人が受験するTOEICの試験はリーディングとリスニングの2部構成となっており、試験時間は約2時間です。出題の内容は日常会話やビジネス関係が中心となります。マークシート方式のため解答はすべて選択式です。

一方、TOEFLは「Test Of English as a Foreign Language」の略称で、英語を母国語としない人びとが受験対象としています。また、教育機関で入学や卒業する基準としてTOEFLスコアが採用されています。そのため、出題は学術的な内容が多くなります。TOEFLにもさまざまな種類がありますが、多くの人が受けるiBT試験は4部構成で、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの時間をあわせると約4時間にもわたります。 そして受験方法はパソコンを使用して解答します。スピーキングテストはヘッドセットを装着して喋るという独特な形式となります。

・スコアについて

TOEFLスコアのレベル目安ですが、TOEFLには形式が数種類あるためここでは一般的に使用されることが多いTOEFL(iBT) について説明していきます。教育機関がそれぞれボーダーとする基準スコアは異なりますが、留学をするのに最低限必要とされているスコアは60点ほどとされています。

日本ではあまり知られていないTOEFLってどんなもの?

2.留学で必要になるのは「iBT」TOEFLの種類について

TOEFLには形式が数種類あると触れました。iBT、PBT、CBT、ITP、Junior、Primaryの6種類で、対象とする受験者や試験の目的がそれぞれで異なります。それぞれのテスト形式の特徴について簡単に説明していきます。

・TOEFL iBT(Internet based testing)

パソコンで受験する方式で、スピーキングテストが取り入れられているのが特徴です。TOEFLが留学先の入学審査の基準として設定されている教育機関のうち、このiBTが一番多く採用されています。

・TOEFL PBT(Paper based testing)

マークシート方式と、エッセイのライティングで構成されるテストです。インターネットに接続できない地域で実施されています。

・TOEFL CBT(Computer based testing)

パソコンで受験する方式です。後に導入されたTOEFL iBTがこのCBTの代わりとなっています。ライティングは必須となっていました。2006年に廃止されており、現在は実施されていないようです。

・TOEFL ITP(Institutional Testing Program)

主に大学内でのレベル分けに使用されている、団体向けのテストのため、スコアは非公式になります。すべての設問がマークシート方式で、ライティングはありません。

・TOEFL Junior、TOEFL Primary

Juniorは中学生から高校生を、Primaryは小学生から中学生を対象にしたテストです。

3.目標をしっかり持っておこなおう!TOEFL勉強のコツ

TOEFLは留学基準としてiBTが多く利用されます。iBTはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4種類の分野で対策が必要です。とくにTOEICや英検にはないライティングとスピーキングは、日本人にとって不得意としている人が多いのが問題です。ここではTOEFLというテストの特性を考えながら勉強のコツを少し紹介します。

・リーディング、リスニング

出題の内容は、大学などの教育機関で想定されるシチュエーションが多いので、理系文系に関わらず幅広い英単語を身につけましょう。また、生物学や経済学といった理系と文系の学問にちなんだ学術的な知識もある程度必要となるため、基礎的な教養も問われます。

・スピーキング

TOEFLが教育機関を場面とした内容を多く含むため、スピーキングでは論理的で説得力のある話し方が必要となります。問に対して自分の考えを、結論と理由を示しながら述べなくてはなりません。さらに得点アップをねらうには、学術的な単語を使用することもポイントとなります。例えば、butをhoweverにといった表現にするなどです。日常英会話とは少し違う、論理的な表現を身につけましょう。

・ライティング

TOEFLのライティング技術として、「アカデミックライティング」を身につけましょう。アカデミックライティングはおおよそ4段落で構成します。1段落目で結論や主張を、2段落目と3段落目は結論や主張を説明する理由を述べます。そして4段落目でもう一度1段落目と同じ内容になりますが結論や主張を述べます。ライティングを始める前に、構成と内容をはっきり決めてとりかかるとよいでしょう。

TOEFLは大学留学で必要になることも!そもそもTOEFLって何?

4.専門のクラスがあることも。TOEFL勉強を留学で!

海外の教育機関に留学するためにはTOEFLのスコアが基準とされていることが多く、TOEFLのテスト形式に慣れていない人にとってそのスコアはハードルが高いと感じることもあります。そこでおすすめするのが、TOEFLを留学しながら勉強することです。

語学学校では、英語の基礎はもちろん、TOEFLのスコアアップに特化したカリキュラムを行っている学校があります。日本でも専門学校などで勉強はできますが、短期間で英語の技術を向上させるために生活で英語がとびかう環境に変えるのもひとつの手段です。世界中から英語を勉強しにきている学生たちと一緒に勉強することでモチベーションのアップにもつながりますし、異文化交流ができるのも留学ならではの体験です。

5.まとめ

TOEFLは留学する際に入学資格の基準として使用されていて、日本人にとってあまり広く認知されていない英語技能試験です。TOEFLの特徴として、リーディングとリスニング以外にライティングとスピーキング分野のテストが含まれていることがあげられます。

TOEFL受験の対策には、主な出題内容である学術的な知識と、学術的なライティングとスピーキングの対策が必要となります。英語力を向上させる手段として最近では、海外の語学学校に留学し、TOEFLに特化したカリキュラムを受ける方法も人気があります。英語力を向上させるために、留学を検討してみるのもよいでしょう。

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