留学先をアメリカに決めたものの、「西海岸と東海岸、何が違うのかな?」「西海岸にはどんな都市があるんだろう?」と気になっていませんか?
この記事では、アメリカ西海岸の特徴や、主要な都市の特徴、アメリカへ留学する際の費用や注意点について解説しています。是非最後までご覧ください。
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アメリカ西海岸と東海岸の大きな違いは、気候にあります。
四季がはっきりしていて、夏は蒸し暑く冬は極寒の東海岸ですが、西海岸はカラッとした地中海性気候です。年間を通して、15~25℃前後の安定した気候で、晴れの日が多く、天候に予定が左右される…なんてことはありません。
クリスマスや冬景色など、 アメリカ本場のホリデーシーズンを体感したい方は東海岸、1年中夏を楽しみたい方には、西海岸への留学がおすすめです。
また、アメリカ西海岸と東海岸では、話されている英語にも違いがあります。
西海岸では、比較的クセの少ない標準的なアメリカ英語が話されています。 「r」や「t」などの発音も明瞭で、日本で学んできた英語に近いです。また、西海岸は移民も多いため「相手に伝わりやすい英語」を意識し、ゆっくり話す人が多いのも特徴。
一方で、東海岸ではニューヨークやボストンを中心に、地域ごとのアクセントやスピード感のある英語が話されています。
ネイティブらしいリアルな英語環境に身を置きたい方は東海岸、まだ英語力に自信がない方は西海岸を選ぶとよいでしょう。
アメリカ西海岸への留学の場合、航空券代を抑えられるという大きなメリットもあります。
西海岸は日本から地理的に近く、ロサンゼルスやサンフランシスコ、サンディエゴなど主要都市への直行便が豊富に運航されています。移動時間が短く、費用もリーズナブルです。例えば、東京からロサンゼルスやサンフランシスコへの往復航空券は、通常8~12万円程度で購入できます。
一方、東海岸のニューヨークやボストンへ行く場合は距離が遠く、乗り継ぎ便でも10~15万円、直行便では25万円前後かかることもあります。
できるだけ費用を抑えたい方は、航空券代を大幅に節約できる西海岸への留学がおすすめです。
アメリカ西海岸には、魅力的な留学先がたくさんあります。ここでは、特に人気の高い3つの都市、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコについて紹介します。
それぞれの都市に魅力があるので、留学の目的や好きなライフスタイルに合わせて、自分にぴったりの留学先はどこか、考えながら読んでみてください。
~こんな方におすすめ!~ ✔︎映画、音楽、ファッションなどエンタメに興味がある人 ✔︎都会と自然、どちらも楽しみたい人 ✔︎個性を発信する街で、自分らしさを見つけたい人 |
アメリカ西海岸最大の都市、ロサンゼルス。ここには、俳優、アーティスト・クリエイターなど、世界中から夢を追う人が集まり、映画・音楽・ファッションなどのエンタメの中心地となっています。
みなさまご存じの映画発祥の地ハリウッドがあるのも、ここロサンゼルス。
有名人の住む高級住宅街や、某テーマパーク、カリフォルニアでもっとも有名なサンタモニカビーチなど、観光スポットが盛りだくさんです。
ロサンゼルスといえば、都会的なイメージを持つ方も多いかと思いますが、実は砂漠や山脈などの大自然も豊富にあるんです。都会と自然の両方を感じながら、アクティビティや観光を通して様々な体験をすることができます。
音楽、映画、アート、ストリートカルチャーなど、多様な「好き」があふれた、ここロサンゼルスの地で、 自分でも気づかなかった“好き”や“得意”に出会えるかも…?
ロサンゼルス留学について、さらに詳しく知りたい方は下記よりご覧ください。
ロサンゼルス留学について詳しく見る
~こんな方におすすめ!~ ✔︎スペインやメキシコ文化にも触れてみたい人 ✔︎自然に囲まれた環境で、落ち着いて過ごしたい人 ✔︎留学費用をなるべく抑えたい人 |
メキシコとの国境に位置するサンディエゴ。ここでは、メキシカンアメリカ人の住人が多いため、英語とスペイン語の2言語を学ぶことができ、多文化な空気感を楽しむことができます。
また、とにかく自然が豊かで、野生のアザラシが見れる観光スポット、ラ・ホヤビーチが有名です。絵にかいたような美しいビーチがすぐそこにあったり、ハイキングやトレッキングなどを楽しめるスポットも豊富にあります。都会の喧騒が苦手で、のんびり過ごしたい人には最適な場所です。
さらに、サンディエゴの良いところは、 物価が比較的安いところ!
ニューヨークでは、水(1.5L)が約369円のところ、サンディエゴでは約349円。
レストランでの食事が、ニューヨークでは約4,307円のところ、サンディエゴは約3,158円となっています。(出典:Numbeo)
アメリカに留学したいけど、できるだけ現地の生活費を抑えたい…という方にもおすすめの留学先です。
サンディエゴ留学について、さらに詳しく知りたい方は下記よりご覧ください。
サンディエゴ留学について詳しく見る
~こんな方におすすめ!~ ✔︎ITやスタートアップ、キャリア志向の強い人 ✔︎移民文化、多様性に興味がある人 ✔︎コンパクトな街で主要スポットを楽しみ尽くしたい人 |
最先端IT企業が集まる都市、サンフランシスコ。シリコンバレーがすぐそばにあり、Google、Apple、Netflix、Uberなどの世界的に有名なIT企業やスタートアップが集まる“テックの中心地”です。
さらに、ここには世界から移民が集まっており、世界でも最大級のLGBTQ+コミュニティがあるなど、多様性を尊重する風土が根付いています。
サンフランシスコは、有名海外ドラマのオープニングでも使われた、深紅色のそびえたつ橋「ゴールデンゲートブリッジ」がシンボルとなっています。
東京の山手線の中くらいしかない、コンパクトな街なので、 短期での留学でも主要な観光スポットを回り尽くすことができるのも特徴です。
サンフランシスコ留学について、さらに詳しく知りたい方は下記よりご覧ください。
サンフランシスコ留学について詳しく見る
さて、これまでアメリカ西海岸の特徴や、留学におすすめな都市をご紹介してきましたが、実際にアメリカに留学するとなると、どれくらいお金がかかるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
留学の費用は、選ぶエリアや、滞在方法、留学エージェントなどによって変動しますが、1か月のアメリカ留学の相場は約32~71万円です。
以下、内訳です。
渡航前 | 金額 |
---|---|
航空券(往復) | 約9~22万5千円 |
保険(海外留学保険) | 約1~3万円 |
ビザ(eTA) | 約2千円(14ドル) |
合計 | 約10~26万円 |
現地での出費(4週間) | 金額 |
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学校(入学金・授業料など) | 約11~34万円 |
滞在先費用(シェアハウスの場合) | 約5~11万円 |
生活費(食費・携帯電話、交通費・交通費) | 約5~11万円 |
合計 | 約22~45万円 |
アメリカ留学にかかる費用について、以下の記事で詳しく記載しておりますので、合わせてご覧ください。
期間別!アメリカの留学費用まとめ
国際NGOの経済平和研究所が、毎年発表している「世界平和度指数」2024年版によると、日本が17位なのに対して、アメリカは132位。アメリカへの留学中、日本にいるときと同じような生活を送ってしまうと危険な目にあってしまう可能性もあります。
なるべく現金は持ち歩かない、一人で出歩かないなど、基本的な安全対策をとるようにしましょう。
アメリカ留学に関する治安事情について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
アメリカ留学するなら知っておくべき治安事情|安全な街や危険な街を紹介
アメリカは、ご存じの通り日本と比べると物価が高いです。
少しでも節約をするためには、航空券の安いエリアを選ぶ、学生寮ではなくシェアハウスを選ぶ、自炊をするなどの工夫が必要になります。
ドルへの両替方法、海外送金、チップについて、以下の記事で詳しく説明しておりますので、気になる方は是非参考にしてみてください。
留学するなら知っておくべきアメリカのお金事情|通貨の種類やチップについて
以上、アメリカ西海岸の特徴やおすすめ都市の魅力、アメリカへ留学する際の費用や注意点について解説しました。
アメリカ西海岸は、温暖で過ごしやすい気候、聞き取りやすい英語、多様な文化が魅力のエリアです。ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコなど、どの都市にもそれぞれの良さがあり、自分の目的やライフスタイルに合わせて最適な留学先を選ぶことができます。
これからアメリカ留学を検討している方は、まずは自分が 「どんな体験をしたいのか」「どんな環境で学びたいのか」を考えながら、ぜひ西海岸の都市を比較してみてください。
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日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。