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留学とワーホリは何が違う?自分の目的に合った滞在方法を選ぼう

更新日2025.04.10

留学とワーホリは何が違う?自分の目的に合った滞在方法を選ぼう

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スマ留編集部

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近年のグローバル化により、ますます英語は必須スキルとなってきました。それに伴い、英語を学ぶために海外へ渡航するという方も年々増えています。

そのようななかで、留学とワーホリという2つのスタイルを目にしたことがあると思います。どちらも英語学習をする際に効果的な方法ですが、具体的に何が異なるのでしょうか。この記事では、そんな留学とワーホリの違いについてご紹介していきます。

1.そもそもワーホリとは?留学との違い

ワーホリとは18歳から30歳までを対象に、現地で生活をしながら他国の文化を学ぶという目的でできた制度です。現在では、日本とワーホリ協定を締結している国は20か国以上にまで増えました。

ワーホリと留学の違いとは?

ワーホリは、就学だけでなく少ない制限で就労ができます。学校に通いながら現地で働き、仕事で得た収入を学費や生活費に充てながら暮らすことができるのです。

しかし、国によっては就学できる期間が制限されているケースも多いです。また、一度ワーホリビザで入国した国では、ワーホリビザを発行できないという制限もあります。そのうえ、ワーホリビザで滞在できる期間も1~2年ほどなので長期の就学はできません。

留学の場合、基本的に滞在先で働くことが認められていないケースが多いです。国によっては制限付きでアルバイトができるケースもありますが、生活費や学費をまかなえるほど稼ぐというのは難しいかもしれません。その代わりに留学は年齢や滞在期間、ビザの発行回数などに制限がなく、同じ国へ繰り返し留学したり長期の留学などが可能です。

このように、留学とワーホリは両方とも「海外で生活しながら現地の学校に通って学ぶ」という点は同じですが、現地での就労に関する制限や滞在期間、ビザの発行回数などに大きな違いがあります。

1.そもそもワーホリとは?留学との違い

2.主なワーホリ協定国と必要な費用

現地で働きながら語学の勉強ができるワーホリはとても人気が高く、なかでも英語力アップを求め英語圏でのワーホリを希望する人がとても多いです。この章では、英語圏のワーホリ先としてもとくに人気の高いカナダとオーストラリアについてご紹介していきます。

カナダ

英語とフランス語を公用語とし、アジア諸国をはじめ世界各地からの移民が集まる多民族国家のカナダは、ひとつの場所にいながらたくさんの文化や価値観を学ぶことができる国です。

カナダのなかで留学やワーホリ先としてとくに人気が高いのがバンクーバーです。過去に冬季オリンピックが開催されたことでも知られ、ウィンタースポーツがさかんです。

ウィスラーなど世界屈指のゲレンデが近くにあり、ウィンタースポーツ好きの人は、ゲレンデで働きながら英語力アップが期待できそうです。自分の好きなことや得意なことが活かせる場所だと、ワーホリもさらに楽しくなるでしょう。

費用は滞在都市や期間によって異なりますが1年間でおおよそ2~400万円くらいが目安とされています。カナダはチップ制の国なのでレストランやホテルなどサービス業で仕事を見つければ、時給以外の収入も見込めそうです。

オーストラリア

毎年多くの日本人がワーホリで訪れる人気の国です。オーストラリア最大の都市であるシドニーをはじめ、世界で最も住みやすい街ランキングで常に上位のメルボルン、リゾートビーチとして有名なケアンズやゴールドコーストなどさまざまな都市があります。

費用はカナダの場合と同様に、1年間でおおよそ2~400万円が目安といわれています。比較的物価高といわれるオーストラリアは時給高の求人も多く、英語力次第でより良い仕事に就くチャンスも見つかりそうです。

3.留学・ワーホリのメリットとデメリット

留学とワーホリに共通する最大のメリットは、異文化に直接ふれられるところにあります。住み慣れない異国での生活もはじめは想像以上に難しいと感じるかもしれません。しかし、日本に住んでいては決して味わうことができない海外での生活、新たな経験から得るものは多く生涯の財産になるでしょう。

しかし、留学やワーホリにいったからといって、必ずしも何か価値のあることを学べたり経験できたりするわけではありません。事前の情報収集や目的設定、しっかりとした計画立てなどがあってはじめて成功するものです。これらの前準備を軽視して留学やワーホリにいってしまうと、得るもののないまま、ただお金と時間を無駄にして終わるということも珍しくありません。
また、留学やワーホリの経験は就職に有利に働くこともあれば、逆に不利に働くこともあります。留学やワーホリの経験は、しっかりと企業にアピールできないと「遊んでいた」と捉えられてマイナス評価につながることもあるようです。そうならないためにも、留学やワーホリで何を学んで、どのように成長したかを明確にアピールできるようにしましょう。

4.ワーホリで失敗しないためには

ワーホリは、基本的に自由に過ごすことできます。語学学校に通って勉強をするのも、現地で仕事をして経験を積むのも、さまざまな場所に足を運び観光を楽しむのもすべて自由です。しかし、自由に過ごすことができる分、適当に過ごしているとあっという間に滞在期間が終わり、何も得るものがないままワーホリが終わってしまうこともあります。ワーホリを成功させるためにも、事前にしっかりと目的や計画を立てておきましょう。

ワーホリの魅力の一番の魅力は、海外で働きながら現地の生活を体験できることができる点です。しかし、英語力があまりない状態で就ける仕事には限りがあります。より良い仕事をしたいのであれば、ワーホリ前にしっかりと英語の勉強をおこなっておきましょう。

これは、英語学習目的で留学やワーホリをする場合も同様です。英語を学ぶために留学やワーホリをする方のなかには「英語は、現地で勉強しつつ生活していれば勝手に身に付く」と考える方も少なくありません。

しかし、最低限の英語力はないと実際に現地で生活するのも難しいですし、語学学習の効率も悪くなってしまいがちです。そのため、英語力に自信のない方こそ、留学やワーホリ前にしっかりと英語の勉強をしておきましょう。

このように、ワーホリを失敗で終わらせないためには事前の準備が大切だといえます。

5.まとめ

学業に専念する留学も、働きながら学ぶことができるワーホリも、それぞれ魅力があります。英語に囲まれた環境で生活することが、語学上達の大きなアドバンテージになるでしょう。

留学もワーホリも自身の取り組みしだいで大きく変わる可能性を秘めています。自身の大切な時間とお金を無駄にしないためにも、まずは目標と計画を立ててみてください。

途中、計画通りにいかないときも自分が立てた目標や計画に立ち返り、軌道修正しながら前に進みましょう。みなさんの留学、ワーホリが、かけがいのない体験になることを願っています。

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