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MBA留学でキャリアップや起業を目指す!費用や心構えを解説します

更新日2022.07.04

MBA留学でキャリアップや起業を目指す!費用や心構えを解説します

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スマ留編集部

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留学に興味がある方や経営関係のお仕事をしている方は、「MBA留学って聞いたことがあるけどどんなもの?」「MBA留学している知人がいるけど、どんな成果があるの?」と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。

この記事ではMBAで得られるメリットや必要な費用、MBA留学の注意点、MBA留学先としておすすめの国などの情報をお届けしていきます。キャリアップや起業に興味がある方や、留学で実践的な経営関係の勉強をしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1.計画が大切。MBA留学に必要な心構え

MBA留学をするには英語力や実務経験などさまざまな条件がありますが、同時に大切なのは「心構え」です。

MBA留学の心構えとは、留学目的や留学後の進路をはっきり決めておくことです。なぜなら、その目的や目標によって適した留学先があったり、履修する科目が違ってきたりするからです。

MBA留学の目的としてキャリアアップをかかげる人は多いですが、その場合には、どんな会社に転職してどんなポジションにつきたいのか、という具体的な目標を持つようにしましょう。企業したいという希望があるなら、どんな事業を行う会社でどれくらいの規模に成長させるか、という計画をしておく必要があります。

つぎに、MBA留学には、金銭面で大きな負担がかかることを頭に置いておかなくてはなりません。MBA留学では、それまで勤めていた会社を退職するケースがほとんどで、留学中は収入がなくなります。収入がないにもかかわらず、MBA取得コースの学費は高額で、1年から2年にかけての現地滞在費など、留学には膨大な費用がかかります。

留学中はどんどん貯金が減っていき、浪費しつづけていたら貯金がつきてしまうおそれもあるということを、きちんと理解しておきましょう。

さらに注意しておくべき点は、MBA留学がとても忙しいということです。留学中には授業以外の時間でも、レポートの作成やプレゼンの準備、チームで取り組む課題のための打ち合わせなどの課題がたくさんあります。

MBA留学では授業がない土日や祝日でも勉強をしなくてはならなくなり、観光やイベント参加といった海外生活の楽しみがあまり期待できないということを覚悟しておきましょう。

2.MBA留学の主な費用の内訳

個人の留学スタイルによって費用の差はありますが、一般的にMBA留学をすると膨大な費用がかかります。その理由は、MBAコースにかかる学費の高さにあります。

MBAコースの年間授業料は400万円から800万円と相場は幅広く、高額なケースでは1,000万円以上となることもあるそうです。MBA取得コースは、1年間から2年間のケースが多いため、2年間の授業料の相場は800万円から1,600万円となります。

授業料にこんなにも大きな差が出る理由は、MBA教育のレベルが高い有名私立大学・大学院では学費が高額になる傾向があるからです。とくに、MBAの本場・アメリカは、学校のレベルを問わず全体的に授業料が高いといわれています。しかし、オーストラリアやアジアの国々は、MBA教育の質が良くても世界的な知名度が高い大学が少ないため、アメリカに比べると学校の授業料が安いといわれています。

MBA留学では費用のうち大きな割合を授業料が占め、残りは家賃や食費を含む生活費と健康保険料、渡航費となります。国別の1か月あたりにかかる生活費の相場は、アメリカでは20万円から25万円程度、イギリスでは30万円から40万円程度、オーストラリアでは15万円から20万円程度となるそうです。

そして、健康保険料は補償内容にもよりますが、年間で10万円から20万円程度となります。また、出発日や航空会社によって価格は異なりますが、渡航費は平均的に10万円から15万円程度となっています。

MBA留学の主な費用の内訳

3.帰国後は起業への道も。MBA留学のメリット

ここまでの章で、MBA留学には高額な費用がかかり、留学中は非常に多忙であること、金銭面の不安もつきものだということをお伝えしてきました。しかし、MBA留学を志す人が多いのは、そんなハードルやリスクを負っても大きなメリットが得られるからです。

MBA留学の最大のメリットは、MBA取得後に日本だけでなく海外でも起業できるチャンスが広がるからです。MBAは日本でも勉強できますが、海外のビジネス事情を現地で勉強できて国際的な視点が身につくのは、MBA留学ならではの効果です。

また、MBA留学には国際的な人脈が広がるというメリットもあります。海外の大学・大学院にはMBAを取得するために世界中から留学生が集まります。留学生のなかには、すでに自国で大きな成功をおさめてきた人や、業界に強いコネクションを持っている人もいるでしょう。

MBA留学ではさまざまな経歴を持つ留学生と一緒に学ぶことで、テキストだけでは知りえないことを学べたり、友人としてコネクションを作ったりできるかもしれません。こういった知識や人脈が、帰国後の起業や転職先の仕事で大いに役立つ可能性もあります。

さらに、国際的なビジネスの現場で通用する英語力が身につくのも、MBA留学で得られる大きなメリットです。日本語でMBAを勉強するよりも、せっかくなら英語でMBAを勉強して、同時に海外で使える実践的な語学力を身につけてみませんか。

4.MBA留学におすすめの国と特徴

世界各国にはMBAコースがある大学・大学院がいくつもありますが、ここではおすすめのMBA留学先としてアメリカ、イギリス、オーストラリアをご紹介していきます。それぞれの国の特徴をお伝えしていくので、MBA留学先を決める際の参考にしてみてください。

アメリカはいわずとしれた経済大国であり、現地でMBAを学ぶことでよりアメリカの経済事情や経営手法を身につけられるでしょう。また、アメリカはMBAという学問が生まれた場所であるため、MBA研究がより進んでいる国でもあります。さらに他国との違いとして、MBAの本場・アメリカでは、インターンシッププログラムが多いことがあげられます。

アメリカ企業のインターンシッププログラムに参加することで、世界最大のビジネス現場を体験できるのは大きな魅力ではないでしょうか。

イギリスもヨーロッパの大きなビジネス市場であり、MBA教育の質が高い学校が多いことでオススメの留学先です。また、イギリスは1年間でMBAを取得できるコースが多いため、留学を1年で終えたい方には大きなポイントです。さらに、イギリスはアメリカと同様、授業料や物価が高い国ですが、留学期間が1年ならトータルの留学費用を抑えることができるのです。

もう1つのおすすめ留学先であるオーストラリアも、MBA教育の質が安定しています。オーストラリアの特徴は、語学学校が付属している大学が多く、語学学校から大学に編入するケースが多い点です。

アメリカやイギリスのMBA留学では高い英語力がハードルとなることがあります。そこで、オーストラリアの語学学校で英語力を高めてから大学に編入する手段をとってみてはいかがでしょうか。また、オーストラリアはアメリカやイギリスに比べて授業料や物価が比較的安いのも大きなポイントです。

MBA留学におすすめの国と特徴

5.まとめ

MBA留学をする際には、留学の目的や留学後のキャリアをしっかりと設定し、それが実現できる留学先やコースを選択する必要があります。また、留学中は収入がないため貯金が減っていくことや、授業以外の時間も勉強にあてなくてはならないことをしっかりと理解しておきましょう。

留学先や期間によって大きく差がありますが、MBA留学には授業料だけでも年間数百万円かかるケースが一般的で、有名私立大学では1,000万円近くかかることもあるようです。さらに、生活費、保険料、渡航費など、MBA留学にはさまざまな出費がともないます。しかし、MBA留学は費用が高額になるいっぽうで得られるメリットも多く、国内外での起業やキャリアアップ、語学力の向上に人脈の形成など、留学の成果は大きなものとなります。

MBA留学先として教育の質が高いのはアメリカ、イギリス、オーストラリアです。なかでも、アメリカはMBAプログラムが生まれた本場として高い人気があります。ほかに、イギリスは1年間でMBAが取得できる大学が多く、オーストラリアには大学付属の語学学校から大学に編入しやすいというポイントがあります。

今回は、MBA留学の概要や必要となる費用などについてご紹介致しました。
合わせて、社会人からの大学院留学の概要や必要となる英語力などについてはこちらの記事でまとめていますので、社会人からの留学や進学、キャリアアップを検討している方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

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