フィリピンで使われている通貨は何かご存知ですか?フィリピンの通貨は「フィリピンペソ」です。以前はスペイン語でPeso(ペソ)と表記されていましたが、現在はタガログ語のPiso(ピソ)と表記されています。
ペソはフィリピンのほか、メキシコやアルゼンチン、コロンビアなど過去にスペインの植民地だった9か国で使われている通貨単位なので、正式にはフィリピンペソと呼ばなくてはなりません。
それでは、このフィリピンペソについて詳しくみていきましょう。
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フィリピンの通貨であるフィリピンペソにはどのような紙幣や硬貨があるのでしょうか。
ペソの下位の単位として「センティモ(Sentimo)」があります。日本ではあまり使われませんが、円の下の単位である「銭」のような感覚です。1、5、10、25 Sentimoの4種類があります。
フィリピンの紙幣はカラフルです。20ペソ札はオレンジ色、50ペソ札は赤、100ペソ札は紫というように、それぞれカラフルな色をしています。よく使うのは20、50、100ペソ札です。
硬貨は、慣れない頃はペソとセンティモの見分けが難しいかもしれません。大きいサイズの3つがペソでその他、薄くて小さいものはセンティモと覚えるとよいかもしれません。
フィリピンでは大道芸人やサービスを受けた従業員にチップをあげることがありますが、その際硬貨は使いません。最低でも20ペソ紙幣を使います。金額的に考えても10ペソだと安すぎて失礼になるので、チップには紙幣を使うようにしましょう。
また電車やタクシー、ジプニーといった交通機関では硬貨が必要になります。おつりが出ないこともあるので、ちょうどの金額を払えるように小銭は用意しておくようにしましょう。
2018年10月30日現在フィリピンペソは日本円で2.10円です。フィリピンペソを2倍すればおおよその日本円での金額がわかります。現在のところ円高傾向で、日本からの旅行者や留学生にとっては費用が安くなる状態です。日本円からフィリピン通貨への換金場所としては日本国内とフィリピン国内の銀行、空港の両替所などがあります。日本の通貨をフィリピンの通貨に換金するとき、換金場所によってレートが若干違います
大きな金額を換金する場合、わずかなレートの違いでも大きな差が出てしまうので、レートがよいところで換金することでお得になるかもしれません。またフィリピンでは換金にパスポートが必要な場合があるので、パスポートのコピーは持っておきましょう。
日本国内よりもフィリピン国内のほうが、レートはいいようです。フィリピンにいく場合、フィリピンの空港に着いてから空港の両替所で換金するほうがお得です。しかしフィリピン初心者には慣れない場所で両替所を探して換金するのは大変かもしれません。その場合は、日本から出国する前に空港で少額換金しておくことをおすすめします。空港内の両替所にもレートの差があるので、レートのいい両替所を選びましょう。
フィリピンに着いたあとは、空港内の両替所か大きなショッピングモールにある両替所がおすすめです。ホテルだとレートが高くなります。
道ばたやマーケットなどにある両替商はレートがいい場合が多いですが、リスクが高いのでおすすめできません。受け取ったフィリピン通貨が偽札だったり、目をつけられてスリに遭うなどトラブルが起きる危険があります。
フィリピンでは通貨での支払い以外に、クレジットカード払いは普及しているのでしょうか。答えは、「大都会ならだいぶ普及している」です。日本ほどは普及していませんが、大きな店舗ではカード払いに対応していることが多いです。
マニラではレストランのほとんどがカード払いに対応しているようです。セブでは日本と比べてカードを使える店舗は少ないようですが、MasterCardやVisaなら使えるレストランが多いようです。
また大きなショッピングセンター内の店で使えるところも多いです。店によって使えないところもあるので、その都度確認は必要です。
通常のタクシーはクレジットカードを使うことはできませんが、Grab、Easy、Uberなどのスマートフォン専用の配車アプリを使ったタクシーなら、クレジットカード払いのみの決済です。
クレジットカードを利用すれば大金を持ち歩く必要がなく、また換金の手間が省けて非常に便利です。ただしカードの盗難にはご注意下さい。
フィリピンの通貨はフィリピンペソです。紙幣は20ペソから1000ペソまで6種類あります。硬貨はペソ3種類とセンティモ4種類があります。
フィリピンの通貨は為替レートによって両替の換金率が変わるので、よりレートのよい場所で換金するようにしましょう。フィリピン国内のほうが日本国内よりよいレートで換金できます。
おすすめの両替場所はフィリピンの空港内か大きなショッピングモール内にある両替所です。街中のあやしい両替商はリスクが高いのでおすすめできません。現金のほかにもカードの使用もおすすめです。クレジットカード払いも日本ほどは普及していないものの、マニラのような大都市では不自由なく使えるようです。留学や渡航する際にはクレジットカードを使用するのもよいでしょう。
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、比較的気軽にリーズナブルに語学留学を学ぶことができます。