留学を考えたとき、やはり安心して勉強するためには安全な国を選びたいですよね。そこでおすすめするのがマルタというヨーロッパにある島国です。
マルタは治安が良いといわれており、島国ならではの魅力がたくさんある国です。留学先としてアメリカやカナダが人気のなか、マルタという国はまだまだ知られておらず、穴場といえます。
安全な国のなかで、人と違うところへ行ってみたいという方にはピッタリです。
ただ日本とは違うので、治安がいいとされるマルタでも気を付けなければならないことや危険な地域があります。
このコラムではマルタへ留学するときに気を付けるべきことと、留学先としての魅力をあわせてご紹介します。マルタを留学先に検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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「マルタ」をインターネットで検索すると検索結果には「治安がいい」という言葉がたくさん見受けられます。マルタは実際に治安がいいのでしょうか?
2014年「Lifestyle9.com」という海外サイトではFBIの捜査データをもとに世界の安全な国のランキングを発表しています。1位には私たち日本が選出されています。世界でも犯罪率が低く、銃などの規制もかけられていることが1位選出の要因といえます。
続いて2位には台湾、3位に中国とアジアが多く選出されています。
そのランキングのなかで、マルタは第6位と上位に選出されるほど治安が良いとされています。ヨーロッパのなかでも治安が良く、留学経験者から「怖い思いをしたことはなかった」という声がよく聞こえてきます。
しかし、重大犯罪に巻き込まれる可能性は低くとも、窃盗やぼったくりなどの軽犯罪に遭った方はいらっしゃるようです。
データ引用:https://www.lifestyle9.org/
マルタに限ったことではないですが、海外でのスリ被害というのは十分に注意が必要です。特に近年はiPhoneなどの携帯電話を盗られてしまう被害が増えています。
かばんや服のポケットをそっと切り裂いて携帯を盗むという手口もありますので、管理は徹底して行うことが大切です。
置き引きなども考えられますので、人前での使用は控えるというように「持っていることを知られない」という対策も必要でしょう。
ぼったくりでよくあげられるのが白タクシーと呼ばれる違法のタクシーです。
空港などでは『町までの料金を安くしますよ』『ほかのタクシーよりもお得だよ』といったように甘い言葉で話しかけてくることが多いのですが、確認もせずについていくことはおすすめしません。わからないことをいいことにわざと遠回りをされたり、最悪の場合そのまま金品を要求されてしまうなんてこともあるようです。
どこの空港でもタクシー乗り場が必ず設置してあるので、正式なタクシー乗り場を利用してください。
犯罪に巻き込まれないためにはポイントを抑えて行動する必要があります。下記でご紹介することにはとくに注意して過ごすようにしましょう。
気を付けていても犯罪に巻き込まれてしまうことがどうしてもあります。そこで普段から現金をあまり持たないようにして万が一の際に被害が大きくなることを防ぎましょう。
危険な場所がどこかというと、人通りの少ない裏通りや死角の多い通りです。人の目が届く場所であれば周りの人に気づいてもらうことができますが、そうでない場合犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高くなってしまいます。
治安が良いとはいえ夜間は昼間にくらべて人通りも減り、暗くなることでよりいっそう人の目も届かなくなるので、夜間に出歩くことは避けたほうが無難でしょう。
特別に出歩く必要があるときには、一人ではなくだれかと行動を共にすることで被害に遭ってしまうきっかけを減らすことができます。
犯罪に遭ってしまった場合には、まずは警察に連絡を入れましょう。警察へ早く届け出ることで、犯人が遠く離れてしまう前に警察が捜査できるなどして、盗まれたものが手元に戻る確率が増えます。
またクレジットカードなどを盗まれてしまった場合には、クレジット会社へ連絡をして利用を停止しましょう。そのためには日ごろからクレジット会社の連絡先も調べておくことが大切です。
治安が良いとされるマルタでも危険な場所が存在します。
工業地帯で観光客や留学生はあまり近寄らない地域ですが、ここでは売春やドラッグの取引が多く行われている場所です。
危険な場所には近づかず、自分の身は自分で守るような行動をとりましょう。
地中海にポツンと浮かぶこの島は、ヨーロッパのさまざまな文化が入ってくるため、イタリアンやフレンチなどそれぞれのよいところをかき集めたような料理文化が有名です。
島国だけあって海鮮の種類も豊富なので、海鮮好きにはたまらないですね。
また海の魅力に加え歴史が色濃く残る建造物も魅力の一つです。町全体が外壁に覆われているなど、要塞のような作りをしていてとても見応えがあります。この町自体がユネスコの世界文化遺産に登録されているというのだから驚きです。
他にも多くの神殿が世界遺産に登録されており、巨大な石が造り出すその様はまさに圧巻です。これほど大きな岩をどう積み上げたのだろうかと思わず思想にふけってしまうことでしょう。
マルタは治安が良いことで有名ですが、それでもやはりスリやぼったくりなどには気を付けなければなりません。貴重品の管理は怠らず、とくにiPhoneなどの小型機器はスリに狙われやすい傾向があるので、人前での使用を避けるなど対策をしておきましょう。
また現金は最低限しか持ち歩かない、クレジット会社の連絡先を控えておくなどして、万が一被害に遭ってもその被害が大きくならないような準備をしておくことも大切です。
比較的安全な国であるマルタにもクラブ街のパーチャビルなどは危険な地域にあたりますので、むやみに近づかず、被害に遭う要因を増やさないようにしましょう。
自分の身は自身で守るという意識のもと行動することで、マルタでは安心して過ごすことができます。
治安がよく魅力も多い島国マルタをぜひ留学先に検討してみてはいかがでしょうか。
まだ知る人が少ないマルタ島にあるマルタ共和国は、シチリアの南、北アフリカのとの間に位置する「地中海のヘソ」ともいわれる小さな島国。 その立地でありながら公用語の一つが英語であることは珍しく、マルタ島留学は英語留学の穴場スポットです。 マルタ島はイタリアの南に位置し、ヨーロッパ各地へのアクセスが良好なことも魅力の一つ。 異文化交流、重層的な歴史、紺碧の地中海、年間通して温暖な気候、海の幸をふんだんに使った地中海料理、 マリンリゾートののんびりとした時間、良好な治安など語りつくせないほどの魅力がつまったとっておきの島、それがマルタ島です。