大学卒業後の留学はリスクが高い?迷ったときの考え方 | スマ留

大学卒業後の留学はリスクが高い?迷ったときの考え方

大学卒業後の留学はリスクが高い?迷ったときの考え方

大学を卒業後、社会人になってから留学する人が増えています。社会人になってから海外で専門的なことを勉強したいと考える人、日本で培った知識や技術を海外で試してみたいと考える人など、人それぞれに留学したいと考える理由はあるものです。

ただ、大学卒業後の留学は、大学在学中での留学よりも様々な面でリスクが生じる可能性があるのも事実です。高いこころざしがあることは素晴らしいことですが、留学することで生じうる問題については自分なりに対策を取っておく必要があるでしょう。

当記事では大学卒業後に留学をすることのリスクやその意味について解説します。

大学卒業後の留学方法を見てみよう


大学卒業後に留学する方法として、3つの方法を紹介します。
まず一つ目は、海外の語学学校に入学して語学を学ぶという方法です。語学学校での就学期間は短期なら1週間から、長期なら1年まで様々なスパンがあり、国によっては期間に制限がありません。

また、学校の種別も私立学校、大学の付属の語学コースなどがあり、後者の場合は大学の施設を使うことができたり、校内の学生と交流を持つこともできます。語学のレベルは挨拶表現などの基礎からビジネスや大学で通用するレベルまで様々あり、クラスごとに分かれて学習することになります。

入学後すぐにクラス分けのためのテストが行われ、学習状況や希望によってレベルを変更することも可能です。

二つ目は、専門スキルを学びたいときに海外の専門学校に入学するという方法です。海外では、分野によっては日本よりも先端の技術や知識を習得できる可能性があります。

例えば芸術、スポーツ、料理などの分野が挙げられます。その国ならではの文化や伝統に基づく技術を現地で直接学ぶことはとても貴重な経験となるでしょう。

例えばアメリカの場合は、公立だとコミュニティカレッジという様々な分野の教養を2年間で学ぶことができます。私立の場合だとエンターテイメント部門における名門校が存在しており、世界中から学生がやってきます。語学を学べる付属学校や提携校がある専門学校もあるので、語学に不安があるなら事前に通学するのもよいでしょう。

三つ目は、海外の大学院に入学するという方法です。海外の大学院は、日本の大学院と同様に人文、自然科学などを学ぶ学術系大学院、またMBAなどの取得を目指すビジネススクールや医師になるためのメディカルスクールなどの専門職大学院といったタイプに分かれます。海外の大学院の修士課程に進むためには、大学の学部レベルの教養を身につけていることが前提です。

また、博士課程に進むためには大学の修士号を取得していることが望まれます。海外の大学院では専門的な知識や教養を身につけられるだけではなく、共に学ぶ学生たちと切磋琢磨するうちに語学力や国際的なネットワークを会得する機会があります。海外の大学院で国際的競争力を身につけると、卒業後、日本国内のみならず海外で就職できる可能性も高くなるでしょう。

日本で学歴として認められる留学のスタイルは?


大学卒業後に海外留学する場合、日本では大学院入学以外は学歴として認められず、ブランクとみられることがあります。海外の語学学校や専門学校で学んだ後、日本企業での就職を考えている人はこのことを留意しておく必要があるでしょう。

大学卒業後の短期留学の場合は、大学卒業後に就職しないで留学してしまうと既卒扱いになります。ただ、海外の大学に進学していて、卒業時期が日本の新卒時期とずれている場合は新卒として扱われます。

また、海外の大学院を卒業後に日本の企業に就職しようとする場合、新卒として扱われるかはそれぞれの企業によって異なるので、新卒入社したいと考えている場合は注意が必要です。海外の大学院を卒業して1年以内は新卒として扱う企業もあれば、そうでない企業もあります。

国にもよりますが、海外の大学院を卒業した者には就職時、即戦力となるような専門的知識やビジネススキル、実務経験などを要求されます。海外の大学院を卒業した後、日本の企業に就職したいという場合は、就職活動においてそのような力が身についていることをアピールすることで他の人と差をつけることができるでしょう。

海外に多くの拠点を持っている企業のインターネットサイトの採用情報を見てみると、まれに海外の大学院を卒業している社員の情報について掲載されていることがあります。中には先輩方がどのようなプロフィールで、どのように就職活動を行ったかなどの情報に触れられているものもあるので、参考にしてみても良いでしょう。

留学のスタイルを決めるときは、留学後の進路を踏まえた上で検討するようにしましょう。特に民間企業などに就職を考えている場合は、留学が有利に働くかどうかをよく考えてみてください。

大学卒業後の留学がNGな人とは?


大学卒業後に留学する場合、留学のスタイルによってはその期間がブランクとみなされてしまうことがあります。その結果、留学後に希望する進路先によっては留学自体がマイナスになってしまう可能性があるので注意が必要です。

以下、どのようなタイプの人が大学卒業後の留学がNGになるのか例を挙げます。

(1)キャリア志向の強い人
(2)新卒入社したい人
(3)大手企業に入りたい人
(4)日本の企業で働きたい人

ダイバーシティ推進の影響があるとはいえ、日本の企業の多くは新卒を多く採用する傾向にあります。そのため、上記のようなこころざしがある人は留学のスタイルをよく考えた方が良いでしょう。

また、キャリア志向の強い人にとっても、海外留学することはその期間の分だけ出世が遅れる可能性があることからプレッシャーとなってしまうかもしれません。

大学卒業後に海外の専門学校などで学んだ後、日本に帰国して日本企業に就職するとなると、一般的な採用枠としては「第二新卒」の扱いになります。そして、第二新卒の場合には短期間でも職務経歴が必要とされます。留学中にインターン生として企業で少し実践を積んだり、アルバイトができる場合には就職したいと考える企業で必要とされるビジネススキルが身につく仕事をしたりするのも方法の一つではあります。

ただ、海外で就労するにはビザを要求される国もあるので注意が必要です。留学先で少しだけ働いてみたいと考えている場合は、まずその国での就労が可能かどうかを調べておきましょう。

大学卒業後の留学がOKな人とは?


大学卒業後の留学は、通常の日本の大学新卒者のように取り扱われないため、就職先によってはプラスにならない可能性があります。ただし、以下に挙げるような人にとっては都合の良いものとなるでしょう。

(1)確実に自分のスキルや専門分野を上げたい人
(2)海外での就労や移住を考えている人
(3)外資系企業に就職したい人
(4)フリーで働きたい人

留学によって身につけたいスキルや資格があったり、確実な目標があったりする場合は、それに共感してもらえるような就職口があれば、大学卒業後の留学はプラスになる可能性があります。

例えば、外資系企業やグローバル企業です。こうした企業では、語学力が要求されることがあるので海外留学でそれを身につけてくることはアドバンテージとなるでしょう。さらに、海外留学では勉強のみならず、現地の文化や暮らし、人々の考え方や価値観などに触れることができるのも魅力的です。というのも、海外では少なからず日本のように何不自由なく生活するということが難しいと感じる場面に遭遇することがあるからです。海外で暮らすという以上、こうしたことは当然ではありますが、時にはフラストレーションを溜めてしまうこともあるでしょう。

ただ、こうした経験から学べることやどのように問題解決したかということが知恵となり、自信につながることもあります。また、海外留学後に国際的に活躍したいと考えている人にとっては、外国人とのコミュニケーションの取り方やマナーを身につける良い機会にもなります。

また、大学卒業後に留学したいけれど、どうしても日本の企業で就職したいという場合には、海外での経験を考慮して採用してくれる企業をあらかじめ探しておくというのも一つの方法です。就職先を大企業ばかりにこだわるのではなく中小企業や新興企業にまで視野を広げて検討してみるのもよいでしょう。

できれば大学在学中に留学したほうが良い?


海外留学をして大学卒業後は日本企業に新卒入社したいと考える人は、大学在学中の2年生や3年生の早い時期に行うのが良いとされています。それは、大学在学中の時間的に余裕がある時期に留学しておけば、就職活動の期間に影響する心配は少なくなるからです。そして、海外留学で培った知識や経験を就職活動にも役立てることができます。

ただ、人によっては大学の学費の支払いで親からの援助がなかったり、バイトをする暇がなく資金が貯められなかったなどの事情で留学を断念せざるをえなかった人もいることでしょう。そのような人は、大学卒業後に就職して資金面の条件がパスできたときに、やはり留学したいと考えることもあるかもしれません。

とはいえ、大学卒業後に留学することは就職口を探す際に苦労する可能性はあります。ただ、将来のことは実際にことを起こさないことにはわからないものなので、どうしても叶えたい夢があるなら踏み出してみるのも一つの方法です。大学卒業後に留学をするという選択をする人は、周りにそう多くいないもので決断には勇気がいることでしょう。人生の中で、自分一人で悶々と悩んでいてもなかなか答えが出せないことはあるものです。そのようなときは、留学をあっせんする会社などに相談してみると、過去に似たような境遇の人を顧客として持っていて、何らかのアドバイスをもらえる可能性があります。

決断に迷いがある場合は、そのような企業の相談役に話をしてみてもよいかもしれません。
大学在学中に海外留学することは就職活動への影響を考えると、大学卒業後に留学するより有利に働くかもしれません。ただし、いつ留学しようと海外で日本では得られないような経験や知識を吸収するという意識がなければ、結局留学そのものが無為になる可能性があります。

逆に、明確な目的意識や留学後のビジョンをしっかり持っているのならば、大学卒業後に留学することも悪くないといえます。そのような人ならば、大学卒業後だからもう遅いといって留学を諦める必要もないでしょう。何かを始めるのに遅すぎるということはないのです。

大学卒業後の留学はよく考えて


大学卒業後に留学することは、その後のビジョンやモチベーションを維持できる自信があるならば有意義なものとなるでしょう。

大学卒業後の留学が良いか悪いかは、結局はその人の考え方によりけりなのです。大学卒業後の留学は、ある程度の語学力や留学中の様々なトラブルに対応する精神力はもとより、留学後の進路のことを考えておくことが肝要です。

留学後に就職したい企業や職業、働き方のスタイルが決まっているのであれば、留学がプラスになるのかをまず調べておくと良いでしょう。留学は資金も時間も要する貴重な体験なので、それが無駄にならないようにリスクヘッジとして進路を複数構想しておくのも一つの方法です。

そして何より、大学卒業後の留学は、人として成長し何かを得たいという強い意志がなければ、モチベーションを維持することが難しいものになるということを念頭においておきましょう。異国の地には、日本ではなかなか巡り会えないような、様々な興味をそそられることやものがあふれています。気分転換程度ならよいのですが、初心を忘れてそれらにのめり込まないように気をつける必要があります。

また、海外生活では日本では考えられないようなトラブルに巻き込まれたり、不便な生活によるストレスで体調を壊してしまったりすることもあるものです。

自分の夢の実現を揺るがすような誘惑や不遇にも負けず、初志貫徹するような気持ちがないのであれば、とりあえず様子を見た方が良いかもしれません。そして、その上でも留学したいという気持ちがどうしても抑えられなければ、海外留学をあっせんしている企業の説明会などに参加し、情報を集めて再度検討するとよいでしょう。

海外の情報は日々変わるので、古い情報に頼るのではなく留学したいというタイミングで収集することをおすすめします。

大学卒業後に留学したいという気持ちを持ち続けること自体、こころざしが高く素晴らしいことです。その際は自分自身としっかり向き合って慎重に検討を重ねて決断するようにしましょう。

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