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人気急上昇中のTESOL留学とは?取得条件や費用を理解してキャリアアップに繋げよう

更新日2025.01.30

人気急上昇中のTESOL留学とは?取得条件や費用を理解してキャリアアップに繋げよう

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スマ留編集部

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英語を勉強している方のなかには、英語を教える仕事につきたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでご紹介したいのがTESOL留学ですが、そもそも「TESOLって何?」と思う方も多いかもしれません。

この記事では、日本ではあまり知られていないTESOL留学ではどんなことが勉強できて、どんなメリットがあるのかを解説していきます。さらにTESOL留学に興味を持った方のために、授業料やTESOLコースに申し込む条件、TESOL留学でおすすめの学校についても取り上げていきます。

1.英語を教える技術。TESOLとは?

TESOL(テソル)とはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略で、母国語が英語でない人々に英語を教える技術を学ぶ学問です。

TESOLは海外の語学学校や専門学校、大学や大学院などでコースが設けられています。それぞれの教育機関によって取得できる学位がことなり、主な学位としてCertificateと、Degreeがあります。

一般的にCertificateは語学学校の数週間の短期コースで取得できる学位です。それに対しDegreeは大学で取得できる学位で、Certificateより高度な技術が身につきます。

TESOLのことを資格だと誤解している方も多いようですが、TESOLは英語を教える技術を身につける分野です。「TESOL取得」いう表現を目にすることもあるでしょうが、それはTESOLコースを卒業し、学位を取得したということになります。

日本では英語指導者に求められる資格として「J-SHINE」が有名ですが、TESOLはまだ日本ではあまり認知度が高くないようです。しかし、世界では英語指導者を目指す人々が英語圏の国で、TESOL留学をするケースが多いそうです。

英語を教える技術。TESOLとは?

2.現地で就職も?TESOL取得のメリット

TESOL留学ならではのメリットは、日本だけでなく海外でも英語講師として仕事につける可能性が広がることです。海外で語学学校や英会話スクールの講師職に応募する際、TESOLの資格を持っていることが条件とされているケースは多いようです。

海外で英語講師になるという選択肢につながるだけでなく、TESOL留学のもう1つのメリットとして、留学期間が短くてもいい点と留学費用を抑えられる点があげられます。

TESOLコースの長さは学校にもよりますが、語学学校では4週間という短い期間となっていることもあります。短期コース4週間コースの場合、大学生は夏休みや春休みのような長期休暇中にTESOL留学にいくこともできるでしょう。

そして、TESOLコースは短いことで学費が膨大な額にはならず、滞在期間も短いため生活費も抑えられます。就職に結びつけられる実践的なプログラムで、留学期間や費用も抑えられるのは、学生にとっても社会人にとっても魅力的なポイントではないでしょうか。

3.TESOLコースの授業内容と資格取得の条件

TESOLは英語を教える技術を身につける学問だということを最初にお伝えしましたが、ここではTESOL留学で具体的にどんなことを勉強するのかをご紹介していきます。

TESOLコースでは英語教育全般のさまざまな分野を学びます。私たちが日本の学校で勉強したような単語や慣用句といった表現のバリエーション、リスニング、文法のほかにも発音練習や英会話も加わります。

日本人は学校教育で文法や単語を集中的に勉強するので、リスニングやスピーキング分野を教えるのが苦手な人も多いかもしれません。TESOLコースではその点を補強できるということです。

また、TESOLでは英語を教える立場に必要な、マネジメントに関するスキルを学びます。具体的には、生徒の英語力がどれくれいなのかという評価方法、生徒の能力や授業内容に効果的なテキストの選び方などです。また、語学学校や英会話学校の運営に関するビジネス分野の知識も学びます。

ほかにも英語でのプレゼンテーション方法を学ぶこともあり、日本とは違う英語的な論理の展開や聞いている相手に伝わりやすい表現方法が身につきます。このように、語学としての英語にプラスして、英語教育業界に関する技術を取得するのがTESOLコースなのです。

TESOLコースは英語を教える人材を育成する目的から、コースの入学条件として英語力の基準が高めに設定される傾向にあります。そして年齢は18歳以上で、高校卒業が基本的な条件となっています。

さらにTESOLコースを設ける学校によっては、入学審査に業務経歴が関係してくるケース、大学の先生や職場の上司などの推薦書が必要となるケースがあります。社会的な信頼や経験が求められることもあるのが、TESOLコースならではのハードルです。

4.TESOLコースがある学校と費用の目安

TESOLはイギリスやアメリカをはじめ、カナダやオーストラリアといった、人気の英語留学先にある語学学校や専門学校でコースが開講されています。ここからは、TESOL留学先として評価が高い学校をいくつか取り上げていきます。

イギリスでは「リーズ大学」でTESOLコースを取得できます。リーズ大学のTESOLコースは複数あるので、目指すレベルや留学期間によって自分にあったコースを選択できるのがポイントです。リーズ大学はイギリス国内でレベルが高い大学として知られていて、生徒の学習をサポートする体制が整っていると評判です。

アメリカにある学校では、「レナート バイリンガル」というニューヨークにある語学学校をおすすめします。この語学学校は30年以上の歴史あり、英語教育に関するノウハウが蓄積されています。英語を学ぶ立場としても、英語を教える立場としてもすぐれた環境といえるでしょう。

カナダでは「VICキャリアキャンパス・バンクーバー」という専門学校が有名です。この学校は語学学校に付属しているので、まずは語学学校で英語力を高めてからTESOLコースに入るパターンも可能です。TESOLコースは基礎と上級レベルに分けられていて、自分のレベルに合わせたコースを選択することができます。

オーストラリアでは、「インターナショナル・ハウス・シドニー」が高く評価されています。英語教師を育成することを目的としている専門学校のため、TESOL教育では有名で評価が高い学校です。

TESOLコースがあるおすすめの学校をご紹介してきましたが、TESOL留学の費用も気になるところでしょう。学校によってTESOLの授業料はさまざまですが、あくまで参考として授業料の相場を国ごとにまとめてみました。

アメリカ、カナダ、イギリスでは4週間の授業料は20万円から30万円程度といわれています。そして、少し安いのがオーストラリアとニュージーランドで、15万円から25万円程度のようです。アメリカやイギリスのように物価が高い国では、やはり授業料も高くなる傾向がみられます。

TESOLの授業料が安い国を探すなら、フィリピンやマレーシアのようにアジアの国も候補として検討してみてはいかがでしょうか。アジアの国では授業料が欧米よりかなり安く、半額程度で抑えられるケースもあります。

TESOLコースがある学校と費用の目安

5.まとめ

TESOLとは母国語が英語でない人を対象に英語を教育する学問で、海外ではTESOLコースを修了していることが英語講師採用の条件となっていることが多いようです。TESOL留学のメリットは、海外で英語講師として仕事を得られる可能性があるという点です。また、語学学校のTESOLコースは1か月程度の短期コースもあり、留学期間が短いため費用を安く抑えられるメリットがあります。

TESOLコースでは英語の文法や単語、リスニング、スピーキング、発音などを勉強します。さらに、生徒の英語への成績のつけ方や効果的な教材の選び方、英語教室の運営に関する知識などTESOLコースでさまざまな分野を学びます。TESOLコースに入るには英語力だけでなく、職務経験が問われることもあります。

英語圏の留学先として人気の国では、TESOLコースがある学校が多くあります。授業料は学校によって異なりますが、アメリカとイギリスでは授業料が高い傾向にあるようです。授業料を抑えるなら、オーストラリアやアジアの国も検討してみるのもいいでしょう。

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