目次
マルタってどんな国?
マルタ共和国という国を知っていますか?地中海に浮かぶ小さな島国で海に囲まれた美しいリゾート地です。
英語が公用語の一つでもあるマルタは、治安もよく費用も安く済ませられることから、観光だけでなく留学先としても人気な国になっています。
マルタの伝統料理
マルタ料理
イタリアと北アフリカの間に位置するマルタの文化は両国の特徴が混じりあっています。
食文化も同様に、イタリア料理をベースに北アフリカのスパイスを融合させ、地中海の魅力をたくさん詰め込ませています。
地中海の魚介をふんだんに使ったシーフード料理や、海水の塩を生かして作るパン、ウサギ肉を使った料理などマルタには美味しくて珍しい料理がたくさんあります。
そんな珍しいマルタ料理が日本でも食べられるということを聞きつけ、今回実際に行ってみました!
レポーター紹介
今回レポーターとして同行してくれるのは駒澤大学ミスコンの及川未歩さん!
及川さんは駒澤大学2019年度ミスキャンパスコンテストで見事スマ留賞を受賞しました。
行ったことのある国はタイ、グアム、韓国。
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及川さん
マルタ料理は今回初めて食べるので、とっても楽しみにしてきました!!!
特に地中海の魚介料理が楽しみです。
日本でマルタ料理が食べられる?!”レストランマルタ新橋”
場所はJR新橋駅日比谷口から徒歩3分にある「レストラン マルタ 新橋」。
日本でマルタ料理が味わえるレストランは唯一ここ一店舗のみ。
なんとマルタ首相も来店しその美味しさを認めたレストランだとか。
路地を曲ぶと繁華街のような飲み屋が、少し進むと『マルタ』と書かれた看板が見えました。
お店はビルの2階に。
2階と指示する標識には、かわいいマルタ騎士団のマークが貼られていました。
2階に上がっていくと左側に扉が見えます。
緑でデザインされた扉はとってもかわいく真ん中にはマルタ騎士団のマークが。
海外の雰囲気が漂います。
扉を開けると席は全部埋まっていました。「予約してきてよかった。」とみんなで一安心。
だだっ広くない店内はお客さんと店員さんの距離が近く和気あいあいとしていました。
お店の椅子はマルタの国旗の色である赤で統一されており、マルタの置物がたくさん飾られていました。
そんな店内はヨーロッパのおしゃれなレストランそのもの!入った瞬間に日本にいることを忘れられます。
席に案内されてメニューが来ました。
今回マルタの名物料理を食べたいと足を運んだ私たち。
マルタの名物と言えば、シーフードやパンやチーズやらウサギやら…メニューの種類が多く結構迷ってしまいました…!
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及川さん
聞いたことない初めて見るメニューがたくさんで何にするか迷っちゃう!マルタで定番に食べられているのはなんだろう…
すると店員さんから
「アラカルトで色々頼んじゃうと量が多すぎちゃうし高くなっちゃうので、コースにした方がマルタの名物料理がお得にほとんど食べられますよ。」
と親身になってアドバイスをくれました!
今回はこのマルタコースとマルタの定番料理であるタコの赤ワイン煮込みを頼みました。
他にも店員さんがマルタで有名な料理やおすすめなどを丁寧に教えてくれました。
今回は頼みませんでしたが、なんとマルタで有名なウサギ肉を使った料理ラビットシチューまで味わえちゃいます!
料理を注文して一息つくと隣の席から「バレッタに行った時さー…」と声が。
耳を澄ましてみるとどの席からもマルタの話がたくさん飛び交っていました。
ここのレストランに来ているお客さんはマルタ経験者などマルタに関連ある人がほとんど!
マルタ留学で出会った人たちが日本に帰国してからここで集まる人も多いのだとか。
マルタの話が周りから飛び交うなんて日本では滅多にない経験です。
まずはドリンクと前菜から!|マルタコース前半
”CISK” チスク
乾杯はマルタのローカルビール”CISK”で。
このビール、マルタでは定番のビールなのですが、日本で飲める機会は滅多にありません!
そんな珍しいCISKの瓶を持って乾杯!
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及川さん
美味しい!思っていたよりもすごく飲みやすい!
こんな美味しいビールがマルタでは安く飲めるなんて最高ですね!
本当にその通りです…!
CISKは日本のビールよりも飲み口が軽くてとても飲みやすいです。
”Aljotta Soup” アリオッタスープ
早速コースが運ばれてきました。
最初に運ばれてきたのはアリオッタスープとスチーム野菜サラダ。
アリオッタスープはマルタでは定番のスープでタコやイカ、エビや貝などの魚介をふんだんに使いトマトやニンニクと一緒に煮込まれています。
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及川さん
魚介の味がぎゅっと凝縮されてる!たくさんのシーフードが詰まっています!
スープの中にはご飯も入っていて腹持ちもよかったです。
”Steam Vegetable Salad” スチーム野菜サラダ、チーズソース
アリオッタスープと一緒に運ばれてきたのがスチーム野菜サラダ、チーズソース。
旬のスチーム野菜に贅沢にかけられたチーズソースはゴゾチーズで作られているので、ゴゾチーズが食べたいと言ったら店員さんが勧めてくれました。
ゴゾチーズとはマルタの小さな島であるゴゾ島でしか作らないチーズで、なんとヤギのミルクから作られています。
ヤギから作られたチーズなんて臭みや癖があるのかなと思いきや、食べやすい!
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及川さん
ヤギのチーズ、今回初めて食べましたが美味しい!意外とあっさりしていて食べやすいです。
“Maltese Plate” マルタ風前菜の盛り合わせ
次に運ばれてきたのは、マルタ風前菜の盛り合わせとブルスケッタ。
それぞれアジやホタテ、サーモンなどの魚介と野菜で作られた色とりどりの一口サイズの前菜が6種類お皿に綺麗に並べられていました。
どれから食べればいいか迷ってしまうほど。
6種類の前菜が一度に味わえるのでお得感があります。
“Hobs biz-zelt” ホプスビゼイト (マルタ風 ブルスケッタ)
ブルスケッタとはイタリア料理の軽食の一つでお酒のおつまみや前菜として食べられます。
元々は古くなったパンを美味しく食べるために生まれたといわれる料理で、スライスしたパンにトマトやアボカドなどの野菜やニンニク、肉類、魚介などをお好みで伸せて食べます。
マルタではマルタのパンに豆をすりつぶした茶色いペーストを伸せてよく食べられます。
ここレストランマルタ新橋でもマルタ風ブルスケッタということでパンの上にトマト、たっぷりの豆のペースト、その上にそら豆がのせられていました。大きめにカットされたパンの上に豆のペーストがたっぷり。
”Cocktails” カクテル
マルタに行くとカクテルの種類が豊富で、日本ではなかなか味わえないようなリキュールも楽しめます。
レストランマルタ新橋にもいくつか珍しいカクテルがあったので注文してみました。
初めて聞く名前のリキュールでも店員さんがわざわざ持ってきてくれて、味や原料、割り方などを説明してくれました。
及川さんが頼んだのはラリンジーナというリキュールで作ったカクテル。オレンジで作られたリキュールです。
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及川さん
風味が少し薬草っぽい。すっきりしていて独特な味がします。
他にもアマレット(アンズの種で作られたリキュール)、アニゼット(アニスというハーブで作られたリキュール)のカクテルを頼みました。
写真はアニゼットのカクテル。
どのカクテルも日本では馴染みのないような独特な味でしたが飲んでいくうちにだんだん慣れてきて、甘すぎずすっきりとした味わいがメイン料理にとっても合いました。
気になるメインとデザートは?!|マルタコース後半
”Maltese Ftira” フティーラ
メインのフティーラがきました。
フティーラとはマルタの伝統的なパン。
外側はカリカリ、中はフワフワで薄く焼き上げられています。
実はマルタは水源が乏しく海水を淡水にチャージして使っているのですが、その水を使って作る際に絶妙に残る塩分がパンをとても美味しくしています。
そんなフティーラでたっぷりの魚介や野菜などの具材を包んだピザが味わえます。
ここレストランマルタ新橋ではたくさんの種類から選ぶことができ、それぞれセント・ジュリアン、スリーマ、バレッタ、マルサシュロック、イムディーナ、ゴゾとマルタの都市名にちなんで名づけられています。
例えばマルサシュロックは魚介がふんだんに使われていたり、ゴゾではゴゾチーズが使われていたり…マルタに行ったことある人にとってはイメージも湧きやすいし、それぞれの都市を思い出して話の話題にもなりとても面白いですよね。
ちなみに生地が緑色なのは蒸したほうれん草を練り込んでいるからなのですが、これはオーナーの趣味で、野菜を摂取するために考えられたオリジナルだそうです。
マルタコースではハーフ&ハーフで2種類の味を選ぶことができました。
今回はチーズ、生ハム、そら豆などが詰まったマルタの首都であるバレッタと、チーズやポーク、ポテトやトマトなどが詰まった一番人気のセント・ジュリアンを頼みました。
ピザナイフで半分に切ると中からチーズがドロリと溢れ出しました。
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及川さん
美味しい!具がゴロゴロたくさん入っていて普通のピザよりもずっしりしている。
このフティーラ、本当に中身が具だくさんでずっしりしていました。
しかし具は野菜がたくさんなので、お腹が膨れてきていても胃もたれすることなく美味しくペロッと完食することができました。
”Octopus Stew” タコの赤ワイン煮込み
タコの赤ワイン煮込みはマルタコースには含まれていないのですが、マルタでは定番の人気な料理なのでアラカルトで頼んでみました。
マルタで食べるタコ、日本で食べるタコとはまるで別物!全然違うんです。
日本で食べるタコはどちらかというと歯ごたえあるコリコリした食感がありますが、マルタを始めスペイン、ポルトガルなどではタコは箸でちぎれるほどまで柔らかく煮込むのが基本なんです。
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及川さん
驚きました!タコが溶けるみたい。やわらかすぎてタコじゃないみたい。
よく煮込まれているので、味もしみ込んでいてとても美味しいです。
”Tiramisu” バナナのティラミス
最後にデザートが運ばれてきました。
バナナが入ったティラミスで上にはイチゴが沢山盛られていました。
このティラミス、マルタ料理ではありません。
実はオーナーは吉祥寺に新しくフィリピン料理のお店を出すみたいで、その宣伝もかねてフィリピンで有名なバナナを使ったデザートを出してるそう。
フィリピン料理のお店も日本にはあまりなく珍しいですよね。
このバナナのティラミスとっても美味しかったのでフィリピン料理店もチェックです…!
マルタ料理を堪能!レストランマルタ新橋|店舗情報
マルタコースとってもボリュームたっぷりで満腹になりました。
どの料理も魚介と野菜がふんだんに使われているのでヘルシーに満腹になることができて、女性にはとっても嬉しいです。
及川さんが選ぶ今回のマルタ料理ベスト3。
第3位は…フティーラ!
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及川さん
マルタの一番の定番料理だけあってやっぱり外れなく美味しいです!
野菜がたっぷりなのに子供でも楽しめる親しみやすい味です。
第2位は…アリオッタスープ!
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及川さん
今回特に地中海の魚介を楽しみにしていたので、魚介の味が凝縮されていたアリオッタスープには大満足です!
そして気になる第1位は…タコの赤ワイン煮込み!
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及川さん
やはりタコの食感の日本との違いに驚きました。
美味しさと新鮮さで間違いなく1位です!
足を運んだ際にはぜひ試してみてください。
最後にオーナーにあいさつ。きさくでとっても優しい人でした。
レストランマルタ新橋、マルタに行ったことがある人はここで思い出話をするにはぴったりの場所です。
日本で唯一ここでしか味わえないマルタの料理やお酒を楽しむことで、またマルタへ来たような感覚になることができます。
普段はなかなか出会えないマルタ経験者とも出会えるでしょう。
また、マルタにいつか行きたいなと考えている人にもぜひオススメです。
他のお客さんもマルタ経験者が多いので情報収集することもできますし体験談を聞くこともできます。美味しいマルタ料理を食べたらさらにマルタに行きたい気持ちが強くなること間違いなしです!
ぜひ足を運んでみてください。
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及川さん
日本でマルタ料理が食べられるのは唯一ここだけ。混んでいるので予約するのをオススメします!
レストラン マルタ 新橋
【住所】
〒105-0004
東京都港区新橋2-9-17 2F
JR新橋駅 日比谷口 徒歩3分
【電話番号】
080-4378-9211
【営業時間】
ランチ:12:00~14:30 (L.O.15:00)
ディナー:17:30~23:00 (L.O.22:30)
【定休日】
日曜日、祝日
【公式HP】
https://maltarestaurant.jp/
country information マルタ留学について
地中海の真ん中に位置する美しい海に囲まれた島、抜群の治安と絶景の宝庫「マルタ島」
まだ知る人が少ないマルタ共和国は、シチリアの南、北アフリカのとの間に位置する「地中海のヘソ」ともいわれる小さな島国。その立地でありながら公用語の一つが英語であることは珍しく、英語留学の穴場スポット。イタリアの南に位置し、ヨーロッパ各地へのアクセスが良好なことも魅力の一つ。異文化交流、重層的な歴史、紺碧の地中海、年間通して温暖な気候、海の幸をふんだんに使った地中海料理、マリンリゾートののんびりとした時間、良好な治安など語りつくせないほどの魅力がつまったとっておきの島です。
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