GOINGTOHIGHSCHOOL
高校留学
高校の正規留学ってどんなもの?
高校生の正規留学とは、海外の高校に通いながら、現地の学生と同じような生活を送ることができる留学プランです。留学の期間は3ヶ月~卒業するまで様々自分の希望で選ぶことが可能です。
ホームステイや寮での滞在スタイルが多く、ホストファミリーや友人と日常生活を共にしたり、季節ごとに様々なイベントに参加したりすることで海外での生活を経験することができます。高校生の3年間は、将来の仕事や夢に影響する大事な時間ですので、その期間に異文化の地で様々な価値観に触れることができるのは、一生のうちでもとても貴重な経験となります。
高校留学とは?
高校留学をする際は大きく2種類方法があります。自由に高校や地域や期間を選択することができる「私費留学」と文化交流をメインの目的とする「交換留学」です。交換留学は、古くから続いている留学プログラムで、一部日本での単位として海外で取得した単位を充てることも認められています。私費留学は、近年人気になってきている留学スタイルで、期間の決まりや一定の条件を満たさなくてはいけない交換留学と違い、柔軟に留学プランを決めることができることが人気の理由です。
私費留学と交換留学PRIVATEorEXCHANGE
私費留学
私費留学は自由に地域や高校、さらに期間が選択できる制度です。期間につきましては1年間留学も、卒業留学も選ぶことができます。
サポートにつきましては現地サポートが整備されている点が特徴です。近隣にICCアドバイザーが在住しサポートします。受入高校の決定までも時間は掛かりません。通常かかる時間は申請後2週間から4週間です。留学審査も本人の意思と基礎学力が見られることとなり、比較的ゆるやかです。
交換留学
交換留学は文化交流が主な目的とされています。留学生を日本から海外へ、海外から日本へ交換するプログラムとなっています。
試験結果により合否が判定され、受入先が少ないため留学審査は厳しいです。それなりの英語力が求められることになります。留学先の地域や機関などに縛りがあり、私費留学と比べると自由度は低いですが、費用を低めに抑えることができます。人物交流のみでなく積極的な文化交流が行われることになり、異文化の中での相互理解を深めることにつながります。
高校留学の種類TYPEOFPLAN
高校留学の種類は3つ。卒業留学・スタディアブロード・交換留学です。目的によってどの方法を選ぶのか決める必要があります。準備が必要であるものや入学時期や留学する期間も様々ですので、余裕をもって準備しておく必要があります。
卒業留学
卒業留学は、日本の高校に在籍せずに、留学先の高校で入学から卒業までを過ごし、卒業できることを目的にした留学のことです。
そのため、留学期間は2~3年が一般的です。中学卒業と同時に入学するか、日本の高校で在学中に留学するようになります。
早いうちから長期間海外で過ごし、英語漬けの生活をするため、その後の進路として海外の大学への進学や、日本の大学でも推薦入試で合格する可能性も高まるなど幅が広がります。
一人で異国の地で生活するため、自分の意思を強く持てるようになることやトラブルなどに対応する問題解決能力がつくなど自身の成長も飛躍的にあることを実感できるでしょう。
可能な国
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スイス
滞在方法
ホームステイ、学生寮
留学制度
私費
英語力
不要(あれば望ましい)
入学時期はいつ?
・北米(アメリカ・カナダ)の場合:9月、1月
(カナダの場合、4月から入学できる学校もある)
・オーストラリアの場合:1月、4月、7月、10月
・ニュージーランドの場合:2月、5月、7月
・イギリスの場合:9月、1月
スタディアブロード
スタディアブロードとは、日本で通っている高校に籍をおきながら海外の学校で過ごすことができる留学プログラムです。語学学校とは違い、実際の現地の学生と授業を受けることができるため、よりリアルな海外での学生生活を味わうことができます。
また、その国の良さや日本との違い、文化などを交流を通して理解を深めることができます。費用は、正規留学よりも短期間のため安く抑えられることが多いです。
限られた国で受け入れを実施しており、現在はオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ニュージーランド・アメリカが対象の国です。
可能な国
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
留学期間
1学期〜1年
滞在方法
ホームステイ、学生寮
留学制度
私費
英語力
不要(あれば望ましい)
入学時期はいつ?
・北米(アメリカ・カナダ)の場合:9月、1月
(カナダの場合、4月から入学できる学校もある)
・オーストラリアの場合:1月、4月、7月、10月
(12年生の4学期目の入学は不可)
・ニュージーランドの場合:2月、5月、7月、10月
(12年生の4学期目の入学は不可)
・イギリスの場合:9月、1月
交換留学
異文化交流を第一の目的とするプログラムで、アメリカの公立校に通い、ボランティアのホームステイ先に滞在する交換留学。
アメリカの文化、ホストファミリーやコミュニティー(地域)を尊重し、学ぶ姿勢が大切になると同時に、日本代表の一人として日本文化の素晴らしさをアメリカの人々へ伝えるという役割も担います。いわば日本の大使として渡航することになります。
英語力が必要だったり、留学先が選べないなどのハードルもありますが、費用を抑えて真の実力がつく交換留学はホンモノの留学といえるでしょう。
可能な国
アメリカ
留学期間
10ヶ月
滞在方法
ホームステイ
留学制度
交換留学
英語力
必要
入学時期はいつ?
9月
各国の高校留学EACHCOUNTRY
高校留学のよくある質問QUESTION&ANSWER
現地の高校に留学する場合はIELTSやTOEFLと言った現地の学生と同じレベルで学べるという語学力の証明が必要になる場合が多いです。現地での語学コースとの並行で一定の基準に満たないスコアでも留学を認める学校もあります。各学校やプログラムによって必要なスコアも異なるのでご確認ください。
手続き以外の荷造りなどは1ヶ月程で準備ができます。手続きは国や学校によって異なりますが遅れが出るといけないので早めに終わらせなくてはいけません。一般的に1年以上前から正規留学は申請が始まり英語の試験受験なども始まります。志望動機やエッセイ、成績の英語翻訳などを求める学校もありますので現在の高校の英語科担当に相談するなどの準備を済ませましょう。
現地の高校に留学する場合は現地の学生と同じレベルで学べる語学力が必要になる場合が多いです。現地学生に混じって授業を受けることが一般的になるので、授業を受け理解することに問題ない程度には英語力が必要になります。
はい、受験することができます。帰国生枠や日本の高校生とほぼ同じ受験の選択肢があります。日本の大学ではグローバル化が進んでいる最中なので英語力と海外経験がある生徒や、留学生の入学を率先して受け入れている現状があります。ただし海外とは異なり9月入学を受け入れていない学校もあるので受験をするタイミングや入学の時期についても各大学にお問い合わせください。
積極的なコミュニケーションを心がけることをおすすめします。学校の先生やカウンセラーに定期的に相談するといいアドバイスをもらえるかもしれません。同じ学年であっても国が違えば興味も大きく異なるかもしれません。できれば学校で流行っていることを積極的に教えてもらう、一緒に何かに参加するなど溶け込む努力が見えるようにすると好印象です。
情報収集を1年半〜1年前までにしておくといいでしょう。その後留学の申請をします。パスポートやビザもこの時期に取得します。フライト取得は早ければ早いほどお得なので留学期間が決まったらすぐに予約するようにしましょう。海外保険にも入っておくと病気やトラブルで困った時に全額もしくは一部負担してもらえるので安心です。ビザ、パスポート、フライト取得、海外保険が整ったら現地での生活に必要なものを揃えるようにしましょう。
お煎餅などのスナック菓子や日本のお菓子が海外では人気です。ただホストファミリーに食べ物を渡す際はアレルギーなどを事前に聞いておくと良いでしょう。食べ物ではなく何か形に残るものを渡したい時は日本文化が伝わるものにすると喜ばれます。招き猫や風呂敷、扇子などは簡単に手に入るのでおすすめです。
高校入学前に取得した学生ビザの期限を確認する必要があります。期限が切れている場合再取得する必要があります。もし期限が切れていなくて、I-20(申請者が就学することを受け入れるという証明)を今後入学する学校に出してもらえればビザを再取得する必要はありません。ビザ申請をした場所に確認をこまめにとるようにしましょう。
目的で選ぶ
属性などによっても留学に行く目的はそれぞれ違うかと思います。今興味のある目的、留学プランを選んでください。
年代で選ぶ
オーストラリアの教育システム
オーストラリアでは中等教育前期(Year10)までが義務教育で、後期(Year11)になると、大学や専門学校などへの進路を考えはじめます。将来の目標を決め、その目標達成に必要な科目を選択し、Year11とYear12で州の統一試験を受けます。学校は1月末から始まり、12月中旬に終了する4学期制です。
異文化体験が目的(1年)の場合、1月・4月・7月・10月のどの学期からでも入学可能ですが、卒業目的の場合は、基本的に新学期(1月)からの入学となります。また、日本で中学校を卒業したばかりの場合は、オーストラリアではYear10からスタートします。
授業科目は、英語、数学、地理、歴史、科学、体育、音楽など、日本と同様の科目のほか、日本の農業・商業・工業高校などにある専門的な科目等も含まれており、各自の進路に合わせて選択します。外国語の選択授業も豊富で、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語などがあります。
日本語を話せるスタッフが比較的多いことからも、オーストラリアが日本や日本の文化に興味をもつ親日的な国であることがわかります。
入学時期 | 1月末(異文化体験目的の場合、4月または7月、10月も学年によって入学可) |
---|---|
学期制 | 4学期制 |
準備コース | 高校準備コースに通う必要あり |
教育制度(南オーストラリア州の場合)
年齢 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学年(year) | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
オーストラリア | 小学校 | 中等教育(前期) | 中等教育(後期) | 高等教育 | |||||
日本 | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 |
※英語力・成績によっては受け入れの学年が異なる場合があります
カナダの教育システム
カナダは国民一人当たりの教育費にかける割合が世界でも常に上位を保つほど教育に熱心な国です。教育の質も高く、その成果は数学、科学、読解、応用問題の国際テストで常に世界ランキング上位に入ることに表れています。
カナダには日本の文部科学省のような教育を一元管理・運営する機関はなく、州によって教育システムが異なります。義務教育の期間も州ごとに異なり、たいていは6~7歳から16歳までとなります。ほとんどの州ではYear12までが中等教育で、日本の高校2年生にあたるYear11から進学コースと就職コースとに分かれます。ブリティッシュ・コロンビア州の場合、英語のグレード11、そしてコミュニケーションのグレード11および12に合格することで卒業資格を得ることができます。また、大学やカレッジへの進学資格を得るためには、英語のグレード11および12、コミュニケーションのグレード11および12、さらに州の統一試験に合格する必要があります。 新学期は9月から始まりますが、留学生は授業についていける英語力と自立心を養うために、4月から高校準備コースを受講し、9月から始まる現地の高校での授業に備えます。卒業目的の留学の場合、他の国と比べて早い時期に現地の高校へ進むことができるという特徴があります。
9月の通常の授業に入ると、英語、数学、社会、科学などの教科や芸術系、技術系などの分野から好きな科目を選択して勉強します。
入学時期 | 9月 |
---|---|
学期制 | 2学期制 |
準備コース | 高校準備コースに通う必要あり |
教育制度(ブリティッシュ・コロンビア州の場合)
年齢 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学年(year) | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
カナダ | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 | |||||
日本 | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 |
※英語力・成績によっては受け入れの学年が異なる場合があります。
ニュージーランドの教育システム
ニュージーランドの義務教育はYear11までで、Year11になると、大学や専門学校などの進路を考え始めます。Year11修了時に全国共通学力試験"NCEA(National Certificate of Educational Achievement)"のレベル1の試験を受け、義務教育が終了した時点の基礎学力を測ります(その結果が、その後の進学を左右します)。Year12とYear13では、将来大学で専攻する分野の基礎を学び、特にYear13で大学入学にむけた準備を行います。なお、それぞれの学年修了後に、NCEAのレベル2とレベル3の試験を受けます。
学校は4学期制で、1月末から始まり、12月中旬に終了します。日本で中学校を卒業したばかりの場合、ニュージーランドではYear11から始めます。留学生の場合は通常、語学学校からスタートします。
ニュージーランドの教育は、学生が何を学び、何ができるのかを把握できるシステムで、学校には豊富な授業科目が揃っています。自分の得意分野に力を入れることで単位を取得しやすくなり、留学生でもよい成績をとるチャンスが増えることになります。
入学時期 | 1月末 |
---|---|
学期制 | 4学期制 |
準備コース | 語学学校に通う必要あり |
教育制度
年齢 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学年(year) | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
ニュージーランド | 小学校 | 中等教育 | 大学 | ||||||
日本 | 小学校 | 中学校 | 高校 | 大学 |
※英語力・成績によっては受け入れの学年が異なる場合があります。
スマ留のお申し込みはこちらから