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更新日2023.03.08
「夏休みに短期留学することって可能?」
「夏休み留学って意味があるの?」
「夏休み留学におすすめな国ってどこ?」
英語の習得がこれまで以上に重要視されるようになったことから、夏休みを利用した留学が大学生や社会人だけでなく、小学生から高校生にまで注目されるようになりました。
夏休み留学はきちんと目的を持ち準備を進めれば、非常に有益なものになります。
この記事では、夏休み留学のメリット、夏休み留学で体験できるプログラム、年齢別に夏休み留学におすすめの留学先などをご紹介します。
読み終わる頃には、夏休み留学についてより具体的にイメージできるようになっているでしょう。
CONTENTS
夏休み留学のメリットは下記の7つです。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
夏休みに留学に行くことで、学業や仕事に影響を与えなくて済みます。特に小中高生は部活動や習い事がないと、ダラダラと夏休みを過ごしてしまいがちですが、留学をすることで有意義で充実した夏休みにすることができるでしょう。
また、 高校生や大学生にとっては夏休みに留学することで、休学する必要がなく、同級生達と同じタイミングで卒業することができます。
そして、社会人にとっては、夏はお盆休みと有給を合わせて休暇を取りやすいのではないでしょうか?ぜひ夏休みの短期留学を検討してみてください。
長期の留学になってしまうと、学生ビザの申請や滞在先の確保、留学保険の加入などさまざまな事務処理があり、時間も労力も必要です。
しかし、夏休みのように短期の留学の場合はこれらの 事務作業が不要になってくるので、準備にかかる時間や労力が少なくて済みます。その分、英語の学習に充てることができます。
留学中は、起床や片付けといった身の回りのことを全て自分でやる必要があります。そのため、夏休み留学という短い期間ではあっても、 お子様は留学後に精神的にも人間的にも成長しているでしょう。
私は以前公立高校の英語の教員でした。生徒たちを夏休みの短期留学に引率したことがあります。3週間という短い期間でしたが、生徒たちの人間的な成長には目を見張るものがありました。最初は英語でコミュニケーションをとることに苦労したり、ホストファミリーと上手くいかずに泣いていた子たちが、3週間経つ頃には目覚ましいほどの人間的な成長を遂げていたのです!「可愛い子には旅をさせろ」とはよく言ったものだなと身をもって感じた瞬間でした。
下記の表は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピンに4週間の短期留学に行った際にかかる費用の目安です。夏休み留学は長期留学と比較すると、留学期間が短いため費用を抑えることができます。
アメリカ | カナダ | オーストラリア | フィリピン |
---|---|---|---|
50万円〜 | 48万円〜 | 47万円〜 | 28万円〜 |
多くの国で 3ヶ月以内の滞在の場合は観光ビザの取得で済みます。学生ビザと異なり、申請や準備に時間がかからないので、早く渡航することが可能になるでしょう。また、学生ビザが不要であることでビザ申請にかかるコストを抑えられるというメリットもあります。
夏休み留学を体験することで、 悔しさをバネに英語の勉強に対する意欲が上がる子もいます。
私が以前勤務していた学校で、夏休み明けに急に英語の授業に対してモチベーションが上がった子がいました。何があったのか本人に尋ねたところ、部活動で夏休みにアイルランドに遠征に行った時に自分の使った英語が全く伝わらず、むしろ相手に馬鹿にされたそうです。それがきっかけで、英語の勉強を頑張ろうと思ったと本人が言っていました。
留学を経験することで、楽しい思い出だけでなく辛くて悲しい思い出もできるかもしれません。しかし、それが成長のきっかけになることもあります。
これまで一度も留学はおろか、海外旅行にも行ったことがないという人こそ夏休み留学をするべきです。それは、 夏休み留学は短期間で費用があまりかからないため、ハードルが低く挑戦しやすいからです。
1~2週間の短期間であったとしても、日本ではできないような貴重な体験をしたり、視野が広がるきっかけになるでしょう。
「夏休み」と言っても年齢や立場によって期間が異なります。ここでは、夏休み留学の期間を下記の3つに分類して、それぞれの留学期間にできることを紹介します。
1~2週間の夏休み留学は社会人に多い留学タイプです。このタイプの留学では、語学学校に入学し、午前中は授業を受けて、午後は観光に充てる方が多いという特徴があります。
小中高生の夏休み留学におすすめなのが3週間から1ヶ月ほどの夏休み留学です。学校の休業期間を最大限に活用して有意義な時間を過ごしましょう。
3週間から1ヶ月ほどの時間があると観光だけでなく、現地でのボランティアやマリンアクティビティといったさまざまな活動を楽しむこともできます。
1~2ヶ月の留学は、長期間夏休みを取ることができる大学生におすすめです。1~2ヶ月もあると、現地生活に慣れるだけでなく、英語力も少しずつ磨くことができるでしょう。
夏休み留学でできることは下記の5つです。
それぞれについて詳しく説明します。
短期の語学留学を通じて英語力のブラッシュアップをすることが可能です。 日本でも英語の勉強をすることができますが、海外に留学することで学校外だけでなく日常生活でも英語を使う必要性が出てきます。より必然性が高まり英語の勉強に対するモチベーションが上がるでしょう。
語学留学をする場合は、現地の語学学校に通ってご自身の目標やゴールに合わせたコースやプログラムを選択することになります。
サマースクールとは 海外の語学学校や教育機関が開催するプログラムで、英語の学習や異文化交流をすることができます。サマースクールには世界中のさまざまな国から英語を学ぼうと高い意欲を持った留学生たちが集まってくるので、よい刺激になるでしょう。
夏休み留学におすすめなのがホームステイです。現地の家族と一緒に生活をすることで 英語力を身につけるだけでなく、海外の文化や慣習について学ぶことができます。
夏休み留学を終えてもホストファミリーと連絡を取り合っている方もいるほど、一緒に生活することでより交流を深めることができます。
海外でサッカーやテニスなどのスポーツやシュノーケリングやサーフィンといったマリンアクティビティを楽しむことができるスポーツ留学をすることもおすすめです。 スポーツ留学を検討している場合は、そのスポーツの本場に留学すると良いでしょう。元プロのコーチに教わることができるかもしれません!
夏休み留学を通じて海外ボランティアに参加してみてはいかがですか?海外ボランティアの内容は国によって異なりますが、下記のような活動に取り組むことができます。
海外の多くの国々では日本よりもボランティア活動が進んでいます。実際にボランティアの活動現場に行き共に活動することで、 課題や問題について深く理解し、それらに対する解決方法や取り組み方について学ぶことができるでしょう。
続いて、夏休み留学におすすめの留学先を下記の年齢ごとに分けてご紹介します。
小〜高校生におすすめの留学先はフィリピン、マルタ、そしてカナダです。
近年、人気が高まっているフィリピンでは マンツーマンレッスンが基本のため、一人一人の英語力に合わせたレッスンを受けられます。そのため、短期間で効率よく英語を学べます。日本から地理的に近いことから時差も少なく、フライト時間も短いため、ストレスなく行き来できることも魅力のひとつです。
またフィリピンには貧困地域が多く、炊き出しや復興支援などのボランティア活動も数多く行われています。語学留学をしながら、こうしたボランティア活動に参加することも可能です。英語力を伸ばすとともに、学生のうちから世界に横たわる貧困問題を肌で感じることにより、視野を広げられることでしょう。
日本に比べると温暖で過ごしやすいマルタですが、なんといってもベストシーズンは夏です。楽園のような美しい島々や神秘的な洞窟を巡るクルーズをはじめ、各種のマリンスポーツなどを思いっきり楽しめます。 フレンドリーで温かな国民性をもつマルタの人々に囲まれたなかでの留学は、とても居心地がよいと評判です。治安もよいため、初めての留学でも安心です。
さらにマルタには世界中からたくさんの人々が訪れるため、国際交流が盛んに行われています。留学期間は短くても、生涯にわたって親しく交流できる友人を多数作ることもできるでしょう。
カナダは 訛りの少ない綺麗な英語を学べる国として人気の留学先です。留学生の受け入れに積極的で、語学学校の数も多く、サマースクールも数多く開催されているのであなたのお子様に合ったプログラムを見つけることができるでしょう。
また、カナダの夏は日本のように高温多湿ではなく、気温も湿度も低いため、過ごしやすいです。
次に、大学生におすすめの留学先は、マルタ、ドバイ、アメリカ、オーストラリア、そしてフィリピンです。
イタリア・シチリア島の近くに位置するマルタは 他のヨーロッパ諸国と比べて物価が安いため、留学にかかる費用を安く抑えることができます。治安が良いことにも定評があり、安心して留学できます。
夏はマルタのベストシーズンです。世界中から留学生(特に大学生)が多く集まるため、活発な交流を期待できます。
世界中からセレブが集うゴージャスなイメージのあるドバイですが、 夏季はオフシーズンにあたるため観光客も少なく、さまざまな物価が年間を通して最も安くなります。その分、留学費用を安く抑えられます。
世界中からさまざまな国籍の人々が集うドバイは、国際色豊かです。街中ではスリなどに気をつける必要がありますが、比較的治安は良く、海外生活に慣れていない方でも安心して留学できます。
ドバイではウォーターテーマパークが大人気です。ぜひ自分の目で、その壮麗なさまを楽しんでみてください。
アメリカは世界中から多くの留学生が集まっている国です。 留学生たちの多様なニーズを満たすために、多くの学校でユニークな留学プログラムを展開しています。例えば、語学の学習だけでなく、映画制作やヨガについて学ぶことも可能です。
ご自身の興味や関心に合ったプログラムを見つけてください。
オーストラリアは 治安に優れているため、安心して過ごせます。もともと多国籍の人々が集まって建国されたため、留学生を受け入れやすい環境にあります。大自然のアクティビティが豊富に揃っていることもオーストラリアの魅力です。週末を利用して観光を楽しむことも手軽にできます。
フィリピンには多くの日本人が住んでおり、 語学学校も日本資本の学校が多いため、初めての留学でも安心でしょう。
そして、フィリピンの語学学校の特徴は、英語圏の学校と比べると格安の授業料であるにもかかわらず、マンツーマンでみっちりと丁寧な英語の指導を受けられることができることです。フィリピンに留学すれば、英語力を磨き上げて、充実した夏休みにできるでしょう。
社会人におすすめの留学先はマルタ、フィリピン、アメリカです。
マルタは 物価が安く、留学費用を抑えることができるため、社会人にもおすすめです。治安が良いため、落ち着いた環境のなかで勉強に集中したい方には、特に適した留学先です。
夏のマルタはアクティビティも充実しています。勉強だけではなく、観光を楽しむこともできます。
フィリピンは社会人留学先として人気です。 日本から4-5時間ほどで渡航することができ、日本との時差も1時間なので、仕事のことが気になってもすぐに連絡が取れる点が安心ですね。
フィリピン留学の醍醐味は格安の留学費用でマンツーマンの密度の濃い英語の授業を受けられることです。忙しくて長期留学ができない社会人の方こそフィリピンに留学するべきであると言えます。
また、フィリピンは語学留学だけでなく IT留学として、英語とプログラミングを学ための留学先としても人気なので、スキルアップやキャリアチェンジを考えたい社会人の方におすすめです。
アメリカ留学では 「エクステンション」という社会人留学生向けのプログラムに参加することをおすすめします。エクステンションでは、ビジネスやマーケティングといった働く上で必要になってくる知識やスキルを身につけることが可能です。
もちろん、通常の語学留学として参加して英語の習得をすることもできるので、ご自身のニーズに合った留学プログラムを検討してみてください。
「親子留学」とはお子様と一緒に海外へ留学に行き、語学学校のプログラムに参加したり、ホームステイをして国際理解を深めていくための留学を指します。保護者の方が語学学校に通っている間に、お子様は現地の幼稚園や小学校に通うといったケースが多いです。
親子留学におすすめの留学先は、ハワイ、フィリピン、オーストラリアです。
ハワイは温暖な気候に恵まれているため、親子で快適に過ごすことができます。 リゾートやさまざまな遊び場が豊富に用意されているだけに、お子さまが飽きる心配はまずありません。海や山に出かけたり、フラダンスなどのハワイらしいアクティビティを、親子で体験できます。
ハワイに住む現地の人々は海外から来る人を受け入れる心が広く、あたかも旧知の間柄のようにすぐに打ち解けることができます。また、海外とはいえ日本語が通じることが多いため、初めて留学に臨む方にも安心です。
フィリピン留学の最も魅力的なポイントは、マンツーマンレッスンにより一人一人のお子様に合わせたレッスンを受けられることです。フライト時間も短く、日本との時差は1時間に過ぎないため、日本にいるときとさほど変わらない環境で過ごせます。
食事や病院、託児のサポートも数多く提供されるなど、親子留学に優しいサービスが整っています。初めての海外でも安心して過ごせます。
オーストラリアと日本の時差は少なく、移動の際の負担は少なくて済みます。日本からの留学生や移住者が多いことから和食のお店も多く、食事について心配する必要はありません。
大自然をはじめ観光スポットも豊富に揃っています。 親子留学で学びながら遊びも思いっきり楽しめるのが、オーストラリアの魅力です。
夏休み留学を成功させるためにやるべきことは下記の4つです。
それぞれの項目について詳しく説明します。
あなたやお子様の海外留学の目的はなんですか?
「英語力を上げたい」
「海外生活を体験してみたい」
「外国人の友達を作りたい」
「TOEICのスコアを上げたい」
人それぞれ目標や目的があると思います。ただ漠然と夏休み留学に参加するのだけはやめましょう。留学に行く前に 目的や目標をしっかりと定めておくことで、留学した際もそのゴールに合わせた行動ができ、留学を有益なものにすることができるはずです。
夏休み留学は英語が得意でなくても参加することができます。しかし、出発前に英語を勉強しておくほど有意義な留学にすることが可能です。
なぜなら 英語を使いこなせるほど、留学先でいろいろな人とコミュニケーションを取ることができるからです。逆に英語が全くできないと、日本人としか会話ができなくなってしまい夏休み留学が失敗に終わってしまう可能性があります。
そのようなことを防ぐためにも、留学前に英語の勉強をしておきましょう。
留学に行くと留学先で必ず聞かれる質問が「どこの国から来たの?」です。
近年、日本は観光に力を入れてきたため、世界中から多くの観光客を受け入れてきました。そのため、日本について知っていたり興味がある外国人はたくさんいます。日本のことについていろいろな質問をされるでしょう。
そして日本に関する質問がきっかけで相手と友達になれるかもしれません。 会話のネタにもなるので、留学前に日本文化について理解を深め、可能であれば英語で説明できるようにしておくことがおすすめです。
「初めて海外に行く」「初めて留学をする」勇気ある決断をしたあなたは素晴らしいです!!!そして、その勇気ある決断を後悔しないようにするためには「留学に行く」ことが目的にならないようにしましょう。
つまり、 留学先でも新しいことに積極的にチャレンジしましょうということです。海外とはいえ、日本食を食べたり、日本人留学生と過ごしたり、ユニクロやダイソーなど日本のお店で買い物をしたり、日本と同じように生活することはできます。
しかし、それで良いのでしょうか?現地の人と積極的にコミュニケーションをとって一緒に遊びに行ったり、現地でしかできないようなアクティビティをやってみたり…やれることはいっぱいあるはずです。留学中は日本ではできないような新しいことにどんどんチャレンジしてください。
最後に夏休み留学に関するよくある質問とその回答をご紹介します。
多くの国の語学学校や教育関係機関で開催する 「サマースクール」や「ジュニアキャンプ」への参加をおすすめします。
これらのプログラムでは世界中から来た同年代の人たちと共同生活をしながら、英語の学習や、異文化体験や国際感覚を身につけるためのアクティビティを行います。学びの多い意味のある留学体験になることは間違いないでしょう。また、大人のスタッフもついているので、何かトラブルや困ったことがあっても安心です。
夏休み留学にかかる費用の概算については下記の表をご覧ください。(往復の航空券+学費+保険料+観光ビザ申請費用+滞在費+食費)
国 | 1週間 | 4週間 |
---|---|---|
アメリカ | 28万円〜 | 50万円〜 |
カナダ | 30万円〜 | 48万円〜 |
イギリス | 27万円〜 | 46万円〜 |
オーストラリア | 24万円〜 | 47万円〜 |
ニュージーランド | 23万円〜 | 41万円〜 |
マルタ | 23万円〜 | 37万円〜 |
フィリピン | 15万円〜 | 28万円〜 |
1週間ほどの留学であれば各国で大きな差はありませんが、4週間になるとかなり差が出てきます。留学先の国を選ぶ際には、予算のことも考慮に入れる必要があるでしょう。
夏休み留学で高い英語力は必要ないので安心してください。
しかし、有意義で充実した留学にしようと考えているのであれば、出発前に英語力を少しでも高めておくことで現地の人とコミュニケーションを取ることができるのでおすすめです。
ホームステイと寮ではそれぞれメリットとデメリットがあります。
ホームステイの場合は、外国の文化や慣習について学べる他、英語でのコミュニケーションも取りやすい環境であるため英語学習には最適です。しかし、学校へは自分で通学したり、場合によっては公共の交通手段を利用することもあるでしょう。
寮であれば、スーパー、カフェ、レストラン、学校など生活に必要な施設はすべて徒歩圏内にあるため安心です。
小学生の留学であっても保護者の同伴は必要ありません。留学エージェントや現地のスタッフが責任を持って面倒を見てくれるからです。
お子様が1人で学校に通ったり、外出することもないのでご安心ください。どうしても心配な場合は「親子留学」として、親子で一緒に留学プログラムに参加することも可能なので検討してみることをおすすめします。
夏休み留学について理解できましたか?
夏休み留学を通して、グローバル体験をして視野を広げてみませんか?そして海外生活を体験することで人間的にも成長してみませんか?
夏休み留学に関して何かお悩みやご相談がある方はスマ留までお問合わせください。
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