ホームステイは、海外に滞在する方法として多くの留学生が利用しています。現地の家族と一緒に生活をすることで、学生寮やシェアハウスとはまた別の経験を得ることができます。
今回は、そんなホームステイで失敗をしないための注意点をご紹介します。
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ホームステイでは必ずしもいい環境が提供されるとは限りません。留学生によってステイ先でいい環境で生活できたという場合と、良くなかったという場合があります。ホームステイ先がはずれと感じるケースには以下のようなことがあります。
ホームステイ先では食事が適当というケースが多々あります。ホームステイ先では必ずおいしい食事が3食提供されるというわけではありません。ホストファミリーによっては3食提供されるが、ごはんが質素であったり、冷凍食品を自身で解凍して食べるといったケースもあります。
ほとんどのホストファミリーにはルールが存在します。しかし、家庭によってはシャワーの時間や学習時間など細かい部分までルールが決められているケースがあります。それらのルールになじめず、窮屈に感じてしまうこともあるかもしれません。
ホストファミリーが必ずしもネイティブスピーカーとは限りません。ホストファミリーの中には、その家族自身も海外から移住してきているという場合があります。ホストファミリーが英語を流ちょうに話せなかったり、アクセントが強く、何を話しているのかわからないというケースもあるでしょう。
ホームステイ先には子どもがいることもあり、子ども好きならメリットに感じるかもしれません。しかし、場合によっては平日休日を問わず子どもの面倒を見る、ベビーシッターのように使われてしまうケースもあります。子どもとは英語でコミュニケーションができるので会話の練習にはよいかもしれませんが、自身の学習時間が無くなるおそれもあります。
これらの状況に遭遇した場合は、ホームステイがはずれと感じてしまうこともあるでしょう。ホームステイをする前にホストファミリーの家庭情報を知ることができれば、このような状況を回避することができるかもしれません。そのため、事前の情報収集が必要になります。
ホームステイのはずれを回避する方法はいくつかありますが、一番の方法としては留学エージェントを利用することです。留学エージェントを利用することにより、自身の要望を親身に聞き入れて対応してくれるため、充実した留学生活を送ることができるでしょう。
もし留学エージェントを利用せず、語学学校が手配するホームステイや自身でステイ先を探す場合は、はずれの回避が難しいかもしれません。語学学校に日本人スタッフがいない場合は、すべてのやり取りが英語になります。これは自身でステイ先を手配する際も同じことがいえるでしょう。
こうなると英語に慣れていない場合は自身の希望をしっかり伝えられず、希望に沿ったステイ先に滞在することが難しくなるかもしれません。
留学エージェントを利用する場合は自身の希望をしっかりと伝え、ホームステイ先の情報を事前に確認しておきましょう。
留学エージェントによっては現地の学校を通してホストファミリーを募集していたりするため、現地情報に詳しいことがあります。また海外支部をもっているエージェントなどもあり、ホストファミリーとしっかりとやり取りをしていることで、ホストファミリーの詳しい情報を提供してくれる場合もあります。
このことから、留学エージェントがホストファミリーと独自のコネクションがあるかどうかのチェックはしっかりとしておきましょう。そうすることで希望に沿った留学ができる可能性があがります。
ホームステイ先がはずれの場合、せっかく留学にきたのに勉強もままならないようになってしまうかもしれません。もしはずれと感じて、どうしてもその環境に耐えられない場合は、すぐにホストファミリーにその有無を伝えましょう。
はっきりいっても何も変わらない場合は、滞在方法を変えるのがいいでしょう。お金を支払い、悪い環境で生活する必要はひとつもありません。
ホームステイのほかにも、アパートやシェアハウスなどさまざまな滞在方法があります。もし留学エージェントを経由している場合は相談しましょう。
エージェントは新たな滞在先の提案をしてくれたり、エージェント側でホストファミリーへの対応をしたりなどして、一緒に問題解決をしてくれることでしょう。また、今後どのような行動をとるべきかなどのアドバイスなども貰うことができるでしょう。
ホストファミリーの状態がよくない中生活をしてしまうと、体も心も疲弊することになります。このような状態から留学生活を充実したものにすることは簡単ではありません。そのためホームステイ先がはずれと感じた場合は速めの対策をすることをおすすめします。
ホームステイ先がはずれでトラブルにあってしまった場合、自身1人で解決することは簡単ではありません。そこで役に立つのが、留学保険になります。留学保険に加入することによって、ホームステイ中に起こったトラブルに対処することが可能になります。
保険には旅行保険もありますが、留学保険は旅行保険よりも長く保証期間が設定されている場合が多く、長期間の留学を考えている方にはおすすめとなっています。保証内容には以下があげられます。
ホームステイ先で持ち物が損傷した、盗まれたという場合には、留学保険が適用される場合があります。損害や盗難にあった場合はトラブルにあった携行品との状態により保証金が支払われます。しかしトラブルが起こらない方がいいので日々注意することが重要です。
ホームステイ先で他人に怪我をさせてしまったり、ステイ先の物を壊してしまったというトラブルが起こることもあるでしょう。その際にも留学保険は適用され、必要な金額を保証してくれるものとなっています。
海外で怪我や病気になった際は、現地の病院にいくことになるでしょう。しかし日本とはシステムが違うため、医療費は高額になります。留学保険に入っておくことで高額な費用にも対応することが可能となります。
これ以外にもさまざまな保険内容がありますが、プランなどは数多くあります。その場合には留学エージェントで相談するといいでしょう。留学エージェントでは必要な保険を的確に選択することが可能になります。自身ではどの保険プランを選んでいいかわからないという場合にも親身に相談しながら決めることができます。
ホームステイ先がはずれだと感じるケースは多くあり、理由はその家庭によってさまざまです。もしはずれを引いてしまった場合は、ホストファミリーに直接問題点を提示したり、滞在先を変更したりなどの対処法がありますが、一番の対処法は留学エージェントを利用することです。
エージェントは新たな滞在先の提案やホストファミリーへの連絡など、幅広く問題に対応することができ、トラブルの早期解決につなげることができます。
留学ではホストファミリーの環境によるものを含め、さまざまなトラブルが付いて回ります。もしもの際に備えて、留学の際には留学保険に加入しておくのをおすすめします。留学保険の選択には留学エージェントを利用することで自身のニーズに沿ったプランを選ぶことができるでしょう。